つくば実験植物園で観察路脇の地面から15㎝位のところで咲いています。橙赤(朱色に近い)色で緑の葉に映えてとても美しい花です。和名に「草」とつくから多年草科と思いがちですが、落葉低木で、東北地方以南の本州や四国・九州などの山野に自生します。ボケ(木瓜)が樹高1.5m程度であるのに対して、クサボケは数十センチ~1メートル程度の草の丈程度にしかならないので名付けられたのかもしれません。秋には黄色のリンゴに似た果実がなります。写真は4月9日に撮影しました。
つくば実験植物園の森の中で小ぶりの薄紫色の花を咲かせています。落葉樹の葉が出ない森の中で枝一杯に薄紫色の花が咲くので、とても華やかです。名前は葉が出て来た時に改めて観ると納得します。写真は4月9日に撮影しました。
つくば実験植物園では、各種野生のツツジを森の中で観察できます。トウゴクミツバツツジもその一つで、関東地方の山地に多く見られることからの和名のようです。4月初旬に咲き始め、中旬~下旬頃満開を迎えます。写真は4月9日に撮影しました。