茨城大学農学部構内でオオシマザクラが咲き始めました。この桜は、開花とほぼ同時に黄緑の柔らかい葉が出てきます。花と葉を同時に楽しみ更に甘い香りがしますので、見ごたえのある桜です。各種里桜の交配親としても知られています。また、この美しい大き目の葉は、塩漬けにして桜餅の原料にもなります。写真は3月31日に撮影しました。
つくば実験植物園の絶滅危惧植物展示区画で見かけました。写真でお解りでしょうが、花は枝のところどころに数輪が咲く程度で、華やかな感じはありません。日本原産で、中国地方の石灰岩地に分布していると言われますが、個体数が減少しており、準絶滅危惧(NT)に指定して保護されています。ヤマトレンギョウは、他のレンギョウに比較して開花がやや遅い特徴もあります。写真は3月31日に撮影しました。
つくば実験植物園には3種類のレンギョウが比較できるように展示されています。一つ目は、観賞用として広く植えられているチョウセンレンギョウです。枝が湾曲して垂れるように横に広がるので、派手に見えます。写真は3月31日に撮影しました。
つくば実験植物園のサバンナ温室の近くの路地に植栽されています。ヒイラギナンテンの仲間で、東アジアに分布するメギ属の常緑低木と説明されていました。写真のように枝先に穂状の花序を作り、黄色の花を咲かせます。写真は3月31日に撮影しました。
つくば実験植物園の林床部で咲いていました。緑の葉に純白の花が二輪咲く姿は、何ともほほえましい感じがします。写真のように1本の茎に二輪の大小の花が咲きます。3月31日ごろから咲き始めた花が4月10日頃にはこのようにほぼ満開になりました。
つくば実験植物園で毎年白い一重の美しい花を見せてくれます。枝にまばらに咲く感じの花(直径2㎝程)で、華やかさは少ないですが、清楚な女性の美しさを持っているようにも見えます。写真は3月31日に撮影しました。
つくば実験植物園で3月中旬ころから咲きます。写真のように黄色がとても美しい小さな(直径2㎝程度)花です。春を迎える花(迎春花)とも言われています。和名に梅の文字がつきますが、梅の仲間ではなく、モクセイ科で、ジャスミンの仲間だそうです。写真は花が終わる頃の3月31日に撮影しました。
つくば実験植物園でソメイヨシノ等の交配親であるエドヒガンが満開を迎えていました。満開の頃樹形がはっきりわかります。ソメイヨシノはもう一方の交配親であるオオシマザクラの枝振りに似たのか、横に広がる感じですが、このエドヒガンは、上の方に伸びている感じですね。桜も品種が多くて識別できないことも多いですが、樹形から観察するのも興味深いです。写真は3月31日に撮影しました。