つくば実験植物園の林の中に「熊谷草(クマガイソウ)」の群生地があり、ほぼ満開でした。平家物語に出てくる熊谷直実に因んだ花と言われます。ラン科の植物で、野生で咲く花としては、一番大きいとも言われます。独特の形をした袋状の部分は、戦で弓矢をよけるために付けた「母衣(ほろ)」に似ていると言われ和名の由来になっています。これに似た花で、敦盛草がありますが、同じ仲間のはなで、「一の谷の合戦」で敗れた平敦盛に因んだ花です。写真は4月24日に撮影しました。
つくば実験植物園の小川の畔で咲いていました。薄赤紫色の花がとても綺麗です。和名は、川の岸の岩場に自生することが多いのに由来しています。別名は「エンコウツツジ」とも呼ばれます。萼に蜜腺があるため粘りがあって、蝶などは寄ってきます。雄蕊は10本あります。写真は4月24日に撮影しました。
つくば実験植物園でほぼ満開になっていました。写真のように薄い桜色がとても美しい小輪(直径約1.5㎝程度)のつつじです。枝いっぱいに咲くので、花は小さいですが、豪華に見えます。写真は4月24日に撮影しました。