つくば実験植物園の池の畔に大きな木の「落羽松」が数本あります。名前の通り秋には黄葉し葉が落ちます。この樹の特徴は、大木の幹の地面周辺に多くの「呼吸根」を持つことです。写真はその「呼吸根」を撮影したものです。水辺にある樹の呼吸根は水の中からも伸びています。メタセコイアに樹形は似ていますが、呼吸根があるのが違いの一つです。写真は8月25日に撮影しました。
つくば実験植物園で山萩(ヤマハギ)が咲いていました。花丸みを帯びており、花は写真のように薄紅色で綺麗です。日本各地の山に自生しています。秋の七草の「萩の花」はこの山萩だと言われ、奈良時代から平安時代に編纂された「万葉集」にも多くの歌に詠まれています。写真は8月25日に撮影しました。