鬼怒川沿いの果樹農家で咲いていました。ピンク色の量感のある花弁が特徴です。手入れがされているためか、2ｍくらいの枝にいっぱい花が咲いていました。写真は4月13日に撮影しました。
つくば植物園で美しい緑の葉にポツンと純白の花が咲いていました。花も葉も美しいことから庭木として植栽する愛好家も多いようです。関東以西の海岸付近の里山などに自生するキイチゴの仲間で、6月頃黄金色をした実をつけ、食べられますが、早起きの小鳥の餌になっているようです。写真は4月10日に撮影しました。
つくば植物園で見かけました。関東地方に多くみられる在来種のニホンタンポポの一種で、西洋タンポポが帰化してからは少なくなったと言われています。花弁がやや細くまばらに見え、総苞外片が反り返らないのが特徴で、反り返る西洋タンポポと見分けがつきやすいと言われています。カントウタンポポなどの在来種は、春に短い期間に咲き、夏場が咲いていませんので、夏場に咲いているものはほとんどが西洋タンポポと言えるようです。貴重な種である在来種のタンポポも大切にしたいものです。写真は4月10日に撮影しました。
近くの大学の構内で咲いていました。薄紅色の花で枝は比較的まっすぐに上に伸びて、箒状に見えます。京都の大沢池周辺から見つけた佐野藤右衛門氏の功績をたたえて和名とされた桜のようですが、細部は分かりません。写真でお分かりのように、花弁の枚数や形は色々あるのが特徴だそうで、「Cerasus jamasakura 'Sano-zakura'」、バラ科です。写真は4月10日に撮影しました。
近くの大学の構内で、春4月頃と10月頃から年末にも咲く珍しい桜の一つです。晩秋から年末にかけて咲く花は小さくて色も白いですが、春に咲くこの桜は写真のようにほんのり紅色が強くなるように感じます。ヤマザクラとマメザクラの交雑によって生まれた雑種であろうと推定されていますが、細部はわかりません。写真は4月10日に撮影しました。
近くの大学の構内で毎年美しい花を見せてくれます。この桜の名前は、絶世の美女伝説にある「衣通姫」に由来すると思われます。花弁は白色をベースに縁がほんのり薄いピンク色が重なって見え、まさに絹衣を纏う美女を観る雅なイメージが伝わってきます。命名した方に拍手を送りたい桜です。説明によれば、オオシマザクラとソメイヨシノの交雑でできた園芸品種で、「Prunus×yedoensis Matsum.cv.Sotorihime」、バラ科です。満開の頃花がボンボリのように丸く集まって見えるのがとても美しい桜です。写真は4月10日に撮影しました。
近くの大学の構内で咲いていました。名前の通り白い美しい花を咲かせる桜です。説明板によれば、荒川堤で発見された一重咲きの白い花の桜で、果実が甘く、「Prunus lannesiana Wils. cv. Sorayuki」バラ科であると記されていました。写真は4月10日に撮影しました。
つくば植物園で見つけました。低い樹高で、枝にまばらに咲くような感じで、中輪の白い花が垂れ下がるように咲いています。わが国の本州中西部以西の山に自生する野生種だそうで、「Prunus incisa var. kinkiensis」バラ科と記されていました。純白の一重の花がとても印象深い桜でした。写真は4月10日に撮影しました。
つくば植物園で見かけました。アオキに比べて葉が細長くて小さく光沢があり、枝は緑色をしているのが特徴です。説明板によれば、日本の固有種で、北海道南部～本州の日本海側に多く分布し、「Aucuba japonica var.borealis」、ミズキ科の常緑の灌木です。雌雄異株で、写真の花は、雄花で、紫色をしていて、白い点のように見える4本の雄しべが特徴です。雌花は赤紫色で中央に粘液が追徴に見える雌しべが見えます。写真は4月10日に撮影しました。
近くの大学でk都市も美しい花を見せてくれました。サトザクラの園芸品種で、「御車返し」とも呼ばれ、花弁が枚のものと7枚のものが混じって咲くのが特徴だそうです。桜は、八重咲きのものは、雄しべが変化して旗弁になったものが多いそうです。写真は4月10日に撮影しました。
近くの大学の構内でほぼ満開でした。花弁は白ですが、中心部には紅色があり、花の裏側もややピンク色をしています。写真は4月10日に撮影しました。
近くの大学の構内で今年も大輪の白い花が咲いていました。伊豆地方特産の桜です。葉と花がほぼ同時に観賞でき、とても美しい花です。この桜の葉は塩漬けにして桜餅に使われることでも知っれています。大変丈夫な樹で、他の桜の台木に使われると説明されていました。写真は4月10日に撮影しました。
近くの大学の構内で、白い花が咲き始めていました。東京の荒川堤で発見された桜の品種です。ヤマザクラとオオシマザクラの影響がみられるサトザクラであると記されていました。写真は4月10日に撮影しました。
つくば植物園の中に各種の柳を集めた場所で見かけました。この柳も名前が興味深いので、紹介しておきます。説明板によれば、バッコヤナギとシライヤナギの交配種だそうで、「Salix × eriocataphylloides」、ヤナギ科と記されていました。雌雄異株で写真は雌株の花です。那須に関係があるのか調べてみましたが、分かりませんでした。写真は4月10日に撮影しました。
つくば植物園で見かけた興味ある名前の柳です。説明板によれば、バッコヤナギとネコヤナギの交配によってできた種で、「Salix × leucopithecia」、ヤナギ科と記されていました。雌雄異株ですが、写真は雌株の花です。和名の所以は、良くわかりませんが、恐らく青葉が茂る頃に見事に垂れ下がる様子を「振袖姿」に見立てて命名されたのかもしれません。風情のある和名だと思います。4月10日に撮影しました。
