茨城県フラワーパークで撮影したバラに戻ります。2001年にフランスで作出されたフロリバンダ系(FL)の中輪バラです。淡い黄色の柔らかい感じがとても見る人を癒します。四季咲で香りがよいのも楽しみです。開花したころは半剣弁高芯先に見えますが、開花が進むと花弁が重なって横に広がるロゼット咲きになります。
テングダケの仲間で毒性があり、食べると危険です。椎や樫の木などの樹林の林床で見ることができるそうです。一見白くて食べられるように思うきのこも毒性があるものがあるので、知らないきのこは触らないのが安全ですね。
夏から秋にかけていろいろな林の林床で見ることができるそうです。このキノコは食べることができるそうですが、カラカサタケの仲間は毒性のあるものもあるようで、知らないで食べることは危険だと説明されていました。つくば実験植物園では、キノコについて学術的な説明もされていました。きのこは、カビの仲間で菌類と呼ばれ、菌糸が集まって、きのこの形になったものだそうです。菌糸がバラバラな状態のものがカビだと説明されていました。よく知られているカビに麹など酵母でできているものもあります。カビにも有害なものもありますが、人間が生きていくうえで欠かせないものも多いことがわかります。
あまり聞いたこともないグロテスクなキノコです。人の頭くらいの大きさになるものもあるようです。このキノコは、もともと薬用になるとされ、夏から秋にかけて竹やぶや広葉樹林の林床などに生育しているようです。表皮を剥いて調理され、食用にできるそうです。薬・・と言われれば、無理してたべるかもしれませんが・・。食欲はすすまないですね。写真の「オニフスベ」は、皇居で採取されたものを国立科学博物館つくば実験植物園で展示していました。初めて見ました。
つくば実験植物園の「きのこ展」で詳細な説明が記されていました。それによれば、マッシュルームを栽培量の多い県は、岡山(1位)、千葉(2位)、茨城(3位)で、茨城県での生産が多い理由の一つは、美浦村にある競走馬のトレーニングセンターの存在だとか。なぜか・・?マッシュルームの栽培には、競走馬の寝わらを利用するからだとか。展示されているのは屋外で陽があたる場所でしたので、大きくなりすぎて色も少し黒ずんで見えます。大きくなったものは商品価値がないと言って処分されるようですが、実は大きくなっても味は変わらないし、むしろ大きいものを好む人もいると説明されていました。
味がよいことで知られる「ホンシメジ」です。一般に販売されているものと異なると思いますが、これが本物です。市販されているものは、「ヒラタケの一種」や「ブナシメジ」等だそうです。これを「ほんしめじ」として販売されていると・・ぼやく専門家もいました。素人にはよくわからないですが、写真を見るだけで市販されているものとの違いは分かるような気がします。
つくば実験植物園で10月の下旬に「きのこ展」が行われていました。毎年恒例ですが、美味しく食べれるキノコがある一方、毒を持つキノコを食べて命をなくす例も後を絶ちません。そのような意味で、山野からあらゆるキノコを持ち寄り、専門家による同定などが試みられています。食べられるもの、食べられないもの、まだ明らかになっていないものなどに分類して説明されていました。写真のマイタケは、食卓を飾る美味しいキノコで知られています。晩秋に採取できる黒っぽい色をしたマイタケが一番おいしいと言われます。香り・味・歯ごたえともに優れており、舞い上がるほどに美味しいことから「舞茸」と言われたと聞いたことがあります。徐々に寒さが増して鍋の時期になります。美味しいキノコを食べてみましょう。
1994年にフランスで作出された大輪の薄いピンク色のフロリバンダ系(FL)のバラです。四季咲でほんのり香りがします。「美しく青きドナウ」や「皇帝円舞曲」で有名なワルツ王ヨハンシュトラウスに因んだ名前です。花は咲き始めのころは高芯咲きのようですが、徐々に横に広がって写真のようになります。
1994年にフランスで作出されたハイブリッドティーローズ(HT)です。半剣弁高芯咲きの花弁の外側がやや濃い紅色をし中央部は薄いピンクの覆輪でとても上品に見えます。四季咲きの大輪で、ほんのりした香りが楽しめます。19世紀のフランスの文豪バルザックを称える名前が付けられています。写真は、10月12日に撮影しましたが、花が咲き始めたばかりでまだ十分に開花していないのが残念でした。
2003年に日本で作出された色がとても変化に富んだフロリバンダ系(FL)のバラです。半八重咲の四季咲きバラで、花の大きさは中輪ですが、とても存在感があります。一見ツバキの花にも似ているように見えます。
1994年にフランスで作出された黄金色にも見える美しい色をしたハイブリッドティーローズ(HT)です。大輪のロゼット咲きで、ほんのり香りがします。春や秋にも花を楽しめます。名前の由来はフランスの作家の名前に因んでいるようです。
2003年にフランうsで作出されたクリーム色の柔らかい感じのハイブリッドティーローズ(HT)です。四季咲きでほんのり香りがします。半剣弁のロゼット咲きで開花とともに花弁が増えて横に広がる感じです。「白鳥の湖」「1812年」等で有名な作曲家チャイコフスキーの名前を戴いた美しいバラです。写真は咲き始めの頃ですが、この頃は高芯咲の形がよいバラのように見えます。
1997年にフランスで作出された淡黄色の美しいハイブリッドティーローズ(HT)です。四季咲きの甘い香りがするバラで、愛好家も多いようです。ルネッサンスの巨匠ミケランジェロの名前を冠したバラです。このバラは、花弁の枚数が多く、この咲き方を芍薬咲きというようです。
1965年にフランスで作出されたローズピンクの大輪のハイブリッドティーローズ(HT)です。名前の通り、歌姫「マリア・カラス」に捧げて名づけられたバラです。半剣弁高芯咲きでとても量感のある情熱的な感じがするバラです。劇場で赤いバラをつけて歌う「マリア・カラス」の姿を想像します。
2004年に米国で作出された大輪の赤色のハイブリッドティーローズ(HT)です。ロナルド・レーガン第40代米国大統領に捧げられたバラです。蕾の頃は花弁の裏側に白い部分があり、特徴があります。春や秋に美しい花を見せてくれますので、愛好される方も多いと言われています。