つくば実験植物園ではツバキの多様性も展示されており、各種のツバキの原種などを観察できます。写真は「一筋」の一重咲き(実は一重のように見えるが、何層にも重ねて咲いていた)です。同じ樹に一重と八重が咲いており、写真でお解りのように赤い花弁に明瞭に一本の筋模様があるのが特徴です。写真は4月9日に撮影しました。
つくば実験植物園には各種の果樹も植栽されています。熱帯雨林温室の南側の道路沿いに「セイヨウナシ'ラ・フランス'」が数本あります。4月に入って花が咲き始めています。写真は4月9日の状態で、ほぼ満開を過ぎています。花は高い枝の先端部分に咲いていますので、望遠での撮影です。
つくば実験植物園で満開を過ぎていましたが、まだ花があったので、撮影してみました。説明によれば、西南アジア・コーカサス地方に分布するバラ科の落葉小高木で、西洋スモモの交配親の一つだそうです。花後に小さな実がつきます。写真は4月9日に撮影しました。
つくば実験植物園の熱帯雨林温室の廊下でマジかに観察できます。初めて見た時は、その宝石のように輝く翡翠色の花の美しさに感激したものです。何故このような美しいヒスイのような色ができるのか・・つくば実験植物園の研究で解明された植物です。原産はフィリピンで、受粉はオオコウモリが行うと説明されています。写真は4月9日に撮影しました。
つくば実験植物園では4月に入って「ムラサキハシドイ」が咲き始めました。別名は「ライラック」とか「リラ」と呼んで街路樹として植栽されているところも多いですね。札幌に住んでいた頃は、この花を観ると春本番を感じたものでした。香がとても良くて香水の原料にもされています。写真は4月6日に撮影しました。
つくば実験植物園で3月末ごろから咲き始めています。写真のように純白の花弁がとても美しいバラ科の落葉低木です。花は4月中旬ころまで次々と咲きます。梅の花に似ており、茶花として使用されることからの和名のようですが、日本に入ってきたのは、明治末期と言われています。写真は4月9日に撮影しました。
つくば実験植物園では、今年からチューリップの多様性を展示しています。4月9日に訪れるとこの品種が花を咲かせていました。他にもいろいろあるので、逐次紹介します。朱紅色で花弁を横から見ると王冠の形に見えます。