鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

岡崎司 Works Live Vol.4~こいつは、春から縁起がいいや~

2011-01-10 21:04:47 | Weblog
昨日は、ちょっと春を思わせるような暖かさの中、池袋トヨタアムラックスホールへ岡崎司さんのLiveへ行ってまいりました。
サンシャイン60のお隣のトヨタ自動車のショールームの5階にあるホールだということは、本日、初めて知りました。

今年、電車利用の初外出。

一昨年のWorks Live Vol.3の頃(2009年5月22日)は、リーマン・ショックの真っ只中で、運よく?会社が臨時休業になっていたのでした。
そんな感慨にふけりながら、最前列・・・しかも岡崎司さんのほぼ真正面という超プラチナ・シートで、今年は、お正月から、なんかイイ感じです。新春から縁起がよい・・・です。

劇団☆新感線の劇中に使われる印象的な音楽を担当されている岡崎司さんですが、本日は、黒のベルベットのロング・ジャケット。
ゴシック・ロックぽくって、しかも劇にも素敵な役ででられそうです。

こんな至近距離の至福の座席で、拝見できて、とてもよいライヴでした。

私が、新感線と出会ったのが、現職についた頃で、あれから10年・・・です。
そして、この劇中の音楽の作り手である岡崎さんとの出会いも10年前ということになりますか。

10年前は、今の自分が、今の職業についているなんて思わなかったし、そして、その雇用先がなくなって、親会社に吸収されて、更に、雇用が不安定になっているなんて、想像もしなかったんですけどね。

今回のLiveは、やはり新感線の舞台から外すことのできない、そして岡崎さんの思いいれの深いいつもの曲、そして、最近の舞台の曲もご披露。
何度でも聴きたい曲をLiveで聴けて、舞台シーンも思い出されて、感慨もひとしお。

舞台音楽は、舞台の邪魔になってはいけないという一種の『縛り』があるのだろうし、それでいて、舞台の効果を最大に上げるといった矛盾したカテゴリーの音楽だと思うのですが、こうして、音楽のみ単独で、Liveができるのも、岡崎さんと新感線の相性のよさ、キャリア、才能あってのことだと思うし、今後もこういったLiveで、舞台音楽という枠に捉われず、自由な表現として発信していってほしいと思います。

さて、今日のLiveで、ひときわ印象に残ったのが、オペラのソプラノ歌手・半田美和子さんでした。
ヘンな表現ですが、地響きがするようなソプラノ・・・というか、以前にも描きましたが、天空へ舞い上がっていくようなのですが、地鳴りもするっていうか・・・(相変らず、意味不明ですが・・・)。
ゾクゾクするようなソプラノなんですよね。
まるで、龍のような・・・(ますます意味わかんね・・・???)
一度この方の『魔笛』をきいてみたいなぁ・・・なんて思った次第で。

お正月気分が抜けないうちから、楽しませていただきました。