鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

今年も半分過ぎました・・・。

2009-06-30 20:55:12 | Weblog
朝方の雨も日中には、あがって、曇り空。

今回の帰休(臨時休業)は、土日を含めて6日間。
だけど、私は、昨日から出勤です。
会計処理が間に合わないようなら、出勤してもいいと言われたので。
今日まで、お休みしていても、気が気でないし、バタバタするのもイヤなので、出勤しました。

女性は、誰も出社していなくて、一般スタッフもまばら・・・。人口密度もかなり低くて、電話も通常程は、鳴らないし、これは、楽勝・・・!と思っていたのですが・・・。
やっぱり、いろいろ雑用も飛び込んできて、会計処理に専念できた昔が懐かしく、在り難い・・・。

またひとり、期間社員の契約更新が、打ち切られて、今年の冬の緊張が戻ってきたカンジ。

私は、9月迄は、なんとか繋いだけれど、その先は、相変わらずの闇の中。

本当に、今年は、落ち着かない。安心できない。不安だらけ・・・。

今年もようやく・・・というより、もう半分おしまいか・・・と思います。

どうなんだろう・・・。
ほんとうにいろいろあって、いろいろありすぎて、毎日毎日、雑用に追われて、まだまだ続くのかな・・・。

なんて思いながら、寝転んでいる部屋には、冬のコートが、ハンガーに未だに吊るしてあって、クリーニング屋さんにもっていかなきゃな・・・。

歯科医の半年検診の予約もしなくっちゃ。
車のメンテナンスのハガキもきてたし。

臨時休業で、お休みがたくさんあるんだから、ちゃんとやっておけばいいのに、ついダラダラしてしまうのは、先の見えない不安だから・・・それだけでもないか・・・。言い訳にしかならないけれど。

残り半分。
いろいろ計画したけれど、まだ、何も達成していないや・・・。

ほんとに、どうなんだろう・・・。

この先の展望は、まるで見えないや・・・。




A spectator(観客)

2009-06-29 20:56:54 | Weblog
曇り時々晴れ。晴れると痛いような日差し。

以前のブログにも書いたかもしれないけれど・・・。

最近の劇場のお客さんの中で、目に付くのが、男性の二人連れ様。
劇場なんかは、特に、女性客層が多いから、男性同士というのは、ちょっと目に付く。
とても仲よさそうで、友達なのかなとも思うのだけれど。
以前は、あまりお見かけしなかたんだよね。

ワタシは、いかないのですが、映画館でも男性の二人連れ様って多いと聞きましたが・・・。

もしかすっと・・・所謂、同性愛者さんかな・・・と。
いや・・・差別では、ありません。
いいんですよ。仲良きことは、美しきこと・・・ですから・・・。

世の中が平和になってくると、ホモセクシャルが増えるそうです。
同性愛者は、人口のあるパーセンテージを占めるようになるそうです。
ゲイ産業は、低迷してる日本経済にあって、珍しく成長分野だそうです。
(以上、鹿島茂先生の『悪女入門』より)

・・・そうなのか・・・。
だから、劇場に、男性の二人連れが増えたのね(・・・って違うかもしれないっつーのに・・・)。

女の子にいちいち気を使って、神経すり減らすよりは、同性同士ってのは、気楽かもしれない。
女の子同士が、楽しそうにしているのと同じように・・・。

ワタシは、そう言った同好の志ってのが、いないから、いつもお一人様なんですけど。

渋谷を早足・・・。

2009-06-28 21:01:23 | Weblog
くもりがち。夕方から雨。

今月は、観劇2回、Live1回、場所が全て渋谷・・・でした。

時間にもよりますが、あの雑踏・・・何処から、こんなにヒトが沸いて来るのかなぁ・・・と田舎者のワタクシは、いつもぼ~然としてしまいます。
しかも、この雑踏、自分のペースで歩けないので、短気なワタシは、イライラ・・・イライラ・・・。
カップルさんの牛歩戦術には、恐れ入る・・・。もっと早く歩け!と心の中で叫びつつ。

どこにでもいますね。
UVおばさん。地元でも毎朝遭遇しますが、過剰なくらいの紫外線対策をしたおばさん・・・。
日光過敏症なのかもしれませんが、夕方、しかも6時で、紫外線なんてもう降り注いではいないんじゃないかな・・・と思えるのに、あの人ごみで、日傘さしている・・・やめてくれ!危ないから!
それでも平然と歩いていらっしゃる・・・モラルとかマナーとかお構いなし・・・。雨降っている訳じゃないんですよ。
そして、必ず、ワタシに、傘の端っこが当たるんだな・・・全く・・・。
あの世代が、日本をダメにしたんだ・・・と内心毒づく・・・。

夜も更けてくると、今度は、金髪に染めて、毒々しくケバいメイクのまだ十代か二十代の初めと思われるような女の子達が、地べたに、ぺったりと直に座り込んでいる。

おいおい・・・コンクリートは、夜は冷えてるぜ、女の子は、オシリ冷やしちゃいけないと、お母さんから教わらなかったのか・・・。

みんな同じようなメイクで、同じような金髪で、同じような服装で、クローンがたくさん湧いて出たようで、不気味な風景だ。

気色が悪い・・・。
フランス文学者・鹿島茂先生曰く、
『幼稚で、頭わるそーな、ようするに、くちポカンのウォーキング・ダッチワイフのような女(ここに、任意のテレビタレントの名前を入れてください):悪女入門より』ばかり・・・で本当にイヤだ。

出来れば、避けて通りたいのだけれど、ここを通らねば、駅に辿りつけない・・・。

ホントに、渋谷・新宿は、ワタシにとっては、苦手な場所だ・・・。

もっと静かで、落ち着いたところに、劇場とかあるとよいのだけれど。

face to ace ~Montlhy Collabo-Special~ 真っ向勝負!

2009-06-27 21:02:57 | Weblog
もう夏・・・ですかね?

昨日は、渋谷のDou music exchange へface to ace のLiveにいってきました。

face to aceのLiveは、今年2月のあの・・・目黒雅徐苑でのLive以来だから、4ヶ月ぶり。

会場のDou music exchange は、E-westの1階で、嬉しいことに椅子席でした・・・スタンディングだったらど~しよ・・・と心配でしたが、チケットには、スタンディングって書いて無かったし・・・。

今回は、あの割と急な上りの道玄坂を避けて、東急本店の経由ルートで向いました。

この界隈を訪れるのは、3年ぶりくらいかな・・・E-westの前のO-westにSKONB(新感線・冠・岡崎メタルバッテリー)のLive以後はにいって以来のご無沙汰。
・・・ラブホ街の中にあるLive house です・・・(通りが、なんだか、ピンク色の照明っつぽいのは何故?)

開場が午後7時でしたが、流石に夏至を迎えたばかり。まだまだ明るい。

今回は、端っこだけど、前から二番目。
本田海月さんを至近距離で。この方は、笑うととても可愛い。
Ace清水さんは、黒いスーツ姿で、大人モード全開。
やはり、いい男だなぁ~~~と、ぼっ~っとして見てしまいました。

ゲストは、成田昭次さん。
お初におめにかかりますが、控えめで、シャイで、細身で、繊細そうなのに、骨のある声と歌詞。

ステージに、近い座席位置だったので、ACEさんが、海月さんと曲のタイミングを計るときに行うアイコンタクトが凄かった。
あの優しいACEさんの目が、何か獲物を狙う野生のハンターのよう。
それに答える本田さんも真剣・・・。

お仕事上のベスト・パートナーなんですね。お二人は。

本田さんのサポートで、aceさんは、その歌の力を充分、発揮できるんだな・・・と思いました。
本田さんのギターを弾きながら、キーボードも演奏するという離れ技も・・・。
お二人だけのLIVEでは、あまり見られないのですが・・・。

久々に楽しかったな。

またいこう・・・。

『桜姫』⑤~宮藤官九郎さん・・・脚本かきませんか・・・?

2009-06-25 21:04:33 | Weblog
晴れて、でも比較的凌ぎ易い一日。

今週も臨時休業で、今日からお休み。


・・・ずっと続いております『桜姫』。

・・・どうして、チケット買っちゃったのかな・・・と今になって思います。

いえ・・・いいんですよ。
3時間の長い上演時間でしたが、現実を忘れることが出来たし・・・。

でも、よく考えてみると、好きな俳優さんがひとりもいない・・・。

いつも、不思議に思っていて、どうしてこの女優さんは、男性の演出家さんがこぞって使いたがるんだろうと思う、大竹しのぶさんだし・・・。
17歳のマリアを演じている時のあの身の毛もよだつぶりっ子の演技・・・これが魔性のおんなと言われる由縁だろうか・・・ワタシには、おぞましさしか感じないし、ただ、怒鳴っているだけ・・・のような気もしますけどね・・・というより、ワタシに芝居を観る目がないだけなのかもしれませんが・・・。

そして、魔性のおんなの相手役・・・数十年前に、Loveの噂のあった中村勘三郎さんだしな・・・。
どうなんだろう?昔、破局した恋人と、再び、恋人同士の役を、舞台の上でってのは・・・。
かなり、性愛シーンの強い場面もあって、ちと困ったのだけれど。
セリフも、かなり・・・だし。

まあ、そんな感じですが、所謂『魔が差した・・・』ってとこでしょうかね・・・。

・・・そろそろ、結論だしましょうかね・・・。

本日のタイトルどおり、この芝居、改めて、宮藤官九郎さんのオリジナル脚本で、見てみたい。

5日間連続で書いてきて、結論ってこれだけかい・・・!と思われるかもしれませんが、はい・・・これだけです。

『桜姫』④~やっぱり、パラレル・ワールドなんでしょうか?

2009-06-24 21:04:06 | Weblog
通勤中に激しい雨。空気ひんやり・・・。昨日の暑さが嘘のよう・・・。

なんだか、書けども、書けども、結論が見えてこないお芝居です。

本日4夜目・・・これで終わってくれれば、いいのだけれど、多分、5夜目もあると思います。
・・・もういい加減しろ・・・と言われそうですが、ここまで、翻弄されたからには、最終局面の結論まで、たどり着くまで書くよ・・・わたしゃ・・・と・・・別にムキにならなくてもいいんですけどね。

さて、昨日、ちょこっと書きましたが、この物語、実は、パラレル・ワールドの展開なのか・・・と。
パラレルがお好きなのは、野田秀樹さん、鴻上尚史さんといった演出家さんがおられますが、脚本を書かれた長塚圭史さんもその系譜なのかどうか・・・。
ワタシは、長塚作品は、この『桜姫』を含み2本しか拝見してないので、その傾向が良くわからないのですが・・・。

この世の中には、もう一人の自分がいて、今の自分が幸福であれば、もうひとりの自分は、不幸に陥っている・・・。だから、幸福であっても手離しで喜んではいけない・・・。

この世を文字とおり、この世と解釈するのか、或いは、次元の違うもう一つの世界を意味するのかは、わかりませんが・・・。

だから、この舞台、矛盾だらけでもいい・・・っていう理由には、ならないと思うのですが・・・。
或る意味、パラレル・ワールドは、ご都合主義的でもありますね。

でもさ、世の中、わからないことだらけ・・・だからいいのか・・・。

この不条理さに、ひたすら翻弄されるのが、セルゲイ(清玄)役の白井晃さん。
テレビでは、よく拝見するものの、舞台では、初めてかも・・・しれないし、以前、なにかの舞台で観たことがあるかも・・・。
今回は、イエス・キリストっぽい、ストイックな殉教者的雰囲気で、九尺十字架を背負っての登場。
汚辱にまみれたこの舞台で、ひときわ清潔感がめだっていたのですが、同性愛者の役だもんね。
心中に失敗して、罪の意識を背負ったまま、死に切れず、死に場所を求めているようなのですが、やはり、生物の業といいましょうか・・・
『生きていたい!』
という結論に達してしまうわけです。

ドロドロと愛憎渦巻くストーリーの中の一服の清涼剤的な役でした。


すみません。明日も続きます。

『桜姫』③~結局は、翌月のコクーン歌舞伎を観て下さいってことなのか・・・。

2009-06-23 20:58:48 | Weblog
ムシ~~っと暑い一日。

一昨日からの続きです。

このブログでの劇評(・・・というよりは、単なる感想)を書く上で、この『桜姫』は、多分、一回分しか書けないだろうな・・・と思いながら、帰宅しました・・・。
ところが、これで、もう3回目・・・。
それだけ、ツッコミどころがある骨のある芝居ってことなんでしょう・・・たぶん。

まず、わからないのが、冒頭で、心中した二人の遺体を焼くシーンからはじまるのですが、大竹しのぶさん、笹野高史さんのお二人の役柄の説明がなにもない・・・地獄の番人?或いは、ひとの運命を左右する超自然的存在・・・???
物語の進行を担うような役割ですが、イマイチ、はっきりしない。
観客が勝手に想像していい役柄なのでしょうか。明確にしてもらいたかったです。自己紹介くらいして欲しいところです、それでなくても、よくわかんない芝居なんだからさ。
これを書いていて、ふと思ったんですが、この冒頭の二人・・・特に、大竹しのぶさんの演じわけるマリアは、櫻姫東文章の『櫻姫』であり、『白菊丸』であり、『マリア』であり、『ジョゼ』であり、そして、それら全ては、モトは同一の異界???のモノであり、登場人物と観客をパラレルな量子物理学的世界へ誘う・・・そういった存在ってことでいいのでしょうかね?ますます訳わかんね~~~。

マリア(桜姫)の産んだ赤子の存在。
気持ちの悪い木偶人形になってみたり、可愛らしい生身の赤子にすり替わったりと、これも凄くヘンだ。不条理劇・・・なんだろうか?

16年前心中に失敗したセルゲイと死んでしまったジョゼが、マリアに転生するといった設定だけれども、これもどことなく不自然きわまりない。

そして、生まれた時から、五指が開かないとか、1年前に出産しているという事実?というか、現実を
『全く、覚えていない』
といいはる令嬢マリア(桜姫)の侍女(秋山菜津子さん)のセリフにも相当、疑問が残る。
今以外のことは、一切ない・・・と『刹那の永遠』を、ココ(古田新太さん)に言わせて、煙に捲くあたり、それで観客は、納得しているのだろうか・・・納得していないのは、ワタシだけか・・・と思わせるので、かなり居心地の悪さが残る・・・。

・・・この手法(・・・という表現でいいのだろうか・・・???)は、映画『去年、マリエンバードで』みたいなイライラする展開によく似ているような・・・。

じゃあ・・・やっぱり、不条理劇って認識でいいんですかね?

詳細を知りたくば、次月に同劇場で、上演される歌舞伎ヴァージョンの『桜姫』を観よ・・・ってことですかね・・・たぶん。

明日に続きます。

『桜姫』②~この舞台構造は・・・。

2009-06-22 21:02:53 | Weblog
時々、シャワーのように降る驟雨。

昨日の続きです。

さて、この桜姫。
普段の座席の前半分くらいを潰しての舞台構造。
可動式の客席・・・。張り出した舞台の下から、人が出たり、入ったり・・・。この構造って、見た事あるな・・・。
確か・・・同じ劇場だったと思いますが、2年か3年前の野田秀樹さんの演出された『ロープ』の舞台構造っぽいですね・・・(使い廻し・・・???)。
たしか、舞台の下(家屋の構造なら縁の下・・・?みたいな)から、いろいろ出てくるし、引っ込むし、ダイブ(飛び降りる?)するし・・・。
一度、同じような構造をみてしまうと、目新しさは、感じないものですね。


この歌舞伎でもかなり有名な作品を現代版に置き換えての上演ですが、オリジナルの歌舞伎より、難解にしてしまっているのは、どんなもんでしょう・・・。
難解というより、わかりづらい・・・。昨日も書きましたが、大筋を知らないと、ついていけないところがあります。
脚本は、長塚圭史さん。このひとは、お父さんも俳優さんの長塚京三さんだとうかがっております。
以前、泉鏡花の『夜叉ケ池』を演出されたときも、そうでしたが、何故、白雪姫(松雪泰子さん)に、あの穢いセリフを言わせるのかと聞いていて嫌悪感に陥ったことがあります。
美しい女優さんと品のないセリフのギャップで、笑いをとる・・・ということを試みたのでしょうが、幻滅しかありませでした。
美しいものは、美しく・・・セオリー通りに演出された方がよかったのでは・・・。特に、古典は・・・。
この桜姫とは、関係ありませんが、未だに納得できずにいるのが、百合役がなぜ、田畑智子さんだったのか・・・。ヴィジュアル的に失敗だったような気もしていますが・・・。演技力のある女優さんなのに、あえて『美』の松雪さんと勝負させるのは、見ている方が、つらくなる・・・。

この『桜姫』に至っては、もう醜悪さ、穢さしか感じられない舞台でした。
美の対極として、醜を持ってくるという手法ではなくて、最初から、醜ばかり。
舞台が中南米ってことらしいので、最初から、それらしい(上手くかけないのですが、混沌、灼熱?暑くて気だるい空気感)を表現することが目的ならそれなりの効果は、あったようですが・・・。

終盤、ゴンザレス(中村勘三郎さん)が、権助に代わり、セルゲイ(白井晃さん)が、清玄に代わって、『生きたい!』と連呼するのですが、結局、これが、テーマだったんでしょうか。
たぶん、そうでしょうね。

・・・だったら、何も、桜姫でなくても・・・と思ってしまったのですが・・・。

明日に続きます。

『桜姫』~ぶっ飛んでましたかね?

2009-06-21 21:00:57 | Weblog
夜半から、すごい雨。日中も曇りベース。肌寒いような蒸し暑いような・・・。

昨日は、渋谷のシアター・コクーンへ『桜姫』を観劇に。

今日の画像。
桜姫の舞台を2階席から。
このブログ内でも何度も書いておりますが、あの忌々しい舞台を二分割する手摺もちゃんと(?・・・いえ偶然です)構図に入れてみました。

少し変わった舞台構成ですが、一番奥の左右の座席ですが、上演中は、正面を向きます。つまり、90度動く仕組みになっております。
舞台の後側からの観劇ってことになるのですが、上演中も何度か動いて、あの座席のお客さん、ちょっとスリリングな体験をされたのでは、ないでしょうか・・・。
ワタシは、いつもの劇場枠チケットで、今回も2階席っていう在り難くない配席です。

・・・で、この『櫻姫』。
歌舞伎の櫻姫東文章を下敷きに、たぶん・・・中南米・・・20世紀初頭くらいの設定なんだろうと思います。
マリア/ジョゼ(桜姫/白菊丸)、セルゲイ?でしたか役名忘れました(清玄)、ゴンザレス(権助)に置き換えているのですが・・・。

はっきり言いましょう。
櫻姫東文章の大筋がわからないと、意味不明です。
ワタシは、歌舞伎では、みていませんが、漫画(木原敏江さん『花の名の姫』)で読んだので、ナントカ、ストーリーを追う事が出来ましたが、予備知識がないと、相当、難解だと思います。

・・・はっきり言いましょう。
このお芝居を、この価格でみるのなら、歌舞伎座で、本家本元の櫻姫東文章を一等席で見たほうがよかったと思いました。

換骨奪胎が、上手く行っていないうえに、曖昧で、ツジツマがまるで合わないところがあるし、それを、笑いをとってすり替えてしまう・・・といった展開も多いんですわ。
なんだか、スピリチュアル系の本に出てくるような、自己啓発的なセリフも多いし、どうして・・・???と思うような展開も・・・。

歌舞伎の櫻姫東文章も、かなり難解だと思いますが・・・(大体、この桜姫が、今の感覚でいくとすごくオカシイ・・・イカレてんじゃないの・・・とワタシは、思います。逃走中の見知らぬ男に、身を任せて、その男の子供を出産して、この男に恋焦がれるものの、お家お取潰しの原因となった張本人だと知ると、その男と自分の産んだ子を殺して目出度し、目出度しなんですから・・・もうブッ飛びだけど、歌舞伎なら、あの豪華絢爛な衣装や、格調の高さで、物語は、ナントカ許せる・・・ような気もする・・・んですがね)。

明日に続きます。

夢の中で、眠る夢を見る。

2009-06-19 21:04:15 | Weblog
くもりがち。時々、強い夏の光が、差してくる。
本日も臨時休業でお休み・・・。

昨日、一日中、眠っていたため、今日は、眠りについたのが、明け方近くになってから。
あたりが明るくなってようやく、眠くなってきた訳です。

睡眠のリズムが乱れまくり・・・。

お昼近くに目を覚まして、それでまた、昼寝に突入という、もう何がナンだかわからない状態。

それでも、ヘンな眠気は、消えず・・・。
このままだと、頭痛が起こるかもれません。
眠りすぎて。

さて、こんな不規則な睡眠状態で、見る夢というのも、やはり、ヘンな夢が多くて、今日は、夢の中でも、やたら、眠い・・・そして、寝てしまう・・・という夢を見ました。

夢の中で、更に眠るのは、なんだかとても気持ちがいいのです。

夢占いで、調べてみたところ・・・
心身の疲労。
逃れたい現実・忘れたい事があるときに見られる。
・・・とのことでした。

たしかに・・・年が明けてから、心の休まる日がなくて、原因は、主に、雇用不安なんですが、最近は、更にソレに拍車が掛かってきて、まぁ、相当、不安なわけです。

どうでもいいような夢ですが、占うまでもなく、多分、心が疲れ果てているのでしょう。

臨時休業で、身体の方は、まあ、充分休まっているのでしょうが・・・。

この閉塞状態は、一体いつまで、続くのでしょうか?

権利ばかり、主張する無能社員に、押し付けられた仕事は、雑用ばかりで、疲労して、矛盾に満ち溢れたワタシの仕事って一体なんだったのでしょうか?

・・・暇だとロクな事、考えませんね。

ここは、ひとつ、じっくり考えて、自分なりの結論を出す時期なのかもしれません。
自分を騙してばかりでは、どうしても、先へは、進めないようなので。