鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

百八回目の煩悩

2007-12-31 18:47:42 | Weblog
先日、祝!100回・・・なんて、ブログを書いたけれども、大晦日に、奇しくも108回目のブログだもんなぁ・・・。
特に意識していた訳ではなくて、まあ・・・いつでも、『煩悩』のカタマリのワタクシなのです。

108つくらいじゃすみませんからね・・・。

ワタクシの居住地は、県境に近くて、お隣のY市内は寺町で、お寺が多い関係上、窓を開け放てば、
除夜の鐘も聞こえてきます。
冷たい空気の中、窓を開けて、今日は、晴れているから、オリオン座もくっきり見えて、星がとても綺麗です。

来年ももう其処まで、来てるようで、できれば、もう少し、2007年の名残を惜しんでいたいけど、
時間は、待ってくれません・・・。
あのとき、ああすれば、よかった・・・こう言えばよかった・・・そんな思いが一杯ですが、それは、また来年に持ち越して、やっぱり『煩悩』を纏って生きて行くんだろうなぁ・・・。

来年も素敵な音楽や舞台や本や、そして『ヒト』にめぐり逢えるといいな・・・。

今年は、素敵なアーティストに一杯出会えたよ・・・。

それでは・・・。
どちら様もよいお年をお迎え下さい。

来年もお時間があれば、また遊びにいらして下さいませ。


三毛猫堂

敗北宣言 『フラジャイル:松岡正剛(著)』

2007-12-30 18:10:03 | Weblog
昨日出社したせいか、なんとなく土曜日だと思っていたのだけれども、今日は、今年最後の日曜日とうことになりますか。

お昼少し前、突然、大粒の雨が降り出して、雷そして、雹まで降ってきました。
空は、真っ黒な雲・・・。
12月の雹って珍しいなぁ・・・。

バチンバチンと音を立てて降る氷の塊。
空気も湿って、冬という感じがしないプレ大晦日。

一応、今年も終わりがせまってきましたね。
あまり、終わるような気がしないのですが、終わりは、終わりってことで・・・と相変わらず意味不明・・・。

さて、今日は、今年の終わりに向って、敗北宣言をひとつ。
松岡正剛さんの『フラジャイル』という著書について・・・。
サブタイトルには、『弱さからの出発』とあるのですが、このフラジャイル・・・弱い、脆弱な・・・
壊れやすい・・・などという意味があるようです。
仕事上、海外に精密部品を送ったりする部署の隣にいるので、このフラジャイルというステッカーの貼られた荷物をみる機会も多いのです。

この『フラジャイル』の何に敗北したかと申しますと、この本に、取り上げられた本の数の多さにまず、驚きました。
古今東西、漫画も含み、その俎上に乗った作品の多いこと、多いこと・・・。

さすがに読書のナビゲーション・サイト『千夜千冊』の主宰です。
セイゴーさんの頭の中には、一体どれくらいの本が収納されているのだろう・・・。
この『フラジャイル』に、取り上げられた本のタイトルさえ、知らないものがほとんどで、一応、読書と銘打った自分のブログなんて書いてしまっていいもんだろうか・・・と思ってしまう程。

・・・3回程、読み直したのだけれど、その度に、いつも爽やかな敗北感に襲われます。

『なぜ、弱さは強さよりも深いのか?なぜ、われわれは脆くはかないものにこそ惹かれるのか?「弱さ」は「強さ」の欠如ではない。「弱さ」というそれ自体の特徴をもった劇的でピアニッシモな現象なのである。』

記述は、けして難しくなくて、むしろ優しい視点で、フラジャイルな事象を扱っている一冊です。


12月の土曜日は、時雨

2007-12-29 18:27:31 | Weblog
今年の12月の土曜日の夕方は、時雨ばかりだ。
今日も、夕方からかなりな雨が降ってきた。

日付が変る頃から、かなり激しい雨が降り出した。
今日は、会社は、お休みなのだけれど、収拾のつかなくなった事態をナントカするべく、普通どおり出社した。
何から、手をつけていいのか、デスクに座って、珈琲なんぞ飲みながら、優先順位を考える。
ちょっとしたぼんやり状態だ。
これでは、ますます収拾がつかないんでないかい・・・なんて思いながら・・・。
やはり、提出の早いものから片付けちまったほうが、良いだろうな・・・。

電話もかかってこないし、ルーティンワークからも、周囲の雑音からも解放されて、静かに、かつ粛々と仕事をする・・・。
な~んかテンションが、あがんないけど、年明けにバタバタするよりは、マシってもんです。
15:00には、退社して下さいって言われてるんで、いつもより、2時間くらい早く、帰って、
メガネのフレームを直しに行ったりした。
視界は、戻ったぜ!
度の合わないメガネかけて車を運転していたので、すこし頭が痛いような気もする。
時雨が来たってことは、気圧も下がっているんだろうな。
頭痛の原因の一因だろう・・・。

明日か、明後日は、まだ聞いていないCDの封を切ろう・・・。

まだ、音楽を聴く媒体にCDというのが、存在しなかった時代のお話だが、年末になるとLPレコードを買っていた。ジャケットは、30cm四方くらいあって、結構、デカイ。

大晦日の夜など、買ったばかりのLPを聞く時間が楽しかった。
LPレコードは、扱いが少し面倒だ。
同じ曲数なら、やはり、コンパクトディスクの方が扱い易い。
レコード用のスプレーのクリーナーの匂いがとても好きだった。

今は、古いレコードを聴けるプレイヤーもないし、CDプレイヤーもイカレテしまったようなので、
パソコンにコンパクト・スピーカー(SONY アクティヴ・スピーカー・システム SRS-Z30という名称らしい・・・値段が手頃だったので、購入してみた。三千円のCDプレイヤーよりは、ちょこっと高額だが、見てくれは、玩具っぽくて結構、可愛い)を接続して聞いている。
本当は、BOSE とか(このメーカーしか思い浮かばないが・・・)、そんな高品質のスピーカーで聞いてみたい。
その前に、まず、デッキか・・・。
ボーナスは、車検とか保険とかですっとんでしまった(それくらい低額だったんです。今期・・・っていうか、いつもだけど・・・)

時雨の年末・・・。ゆっくり、音楽を聴こう。




見放された1日

2007-12-26 21:30:55 | Weblog
わりと早朝に目が覚めて、外を見たら、真っ白だった・・・。
雪ではなくて、霜・霜・霜・霜・霜・・・。
まだ、少し早いな・・・どうせ、寒いし、少し部屋を暖めてから起きる事にしよう・・・としていたら、二度寝してしまった。
再び目覚めたら、なんと7時半を過ぎている・・・。

省けるものは、全て省き(食事とかアイロンかけとか・・・)、車も暖気しとかないと・・・、ギリギリ、セーフの状態・・・。
今日のお支度には、25分弱しかかかっていません・・・。

デスクのパソコンを立ち上げると・・・なにやら、イヤな予感・・・。

・・・コーヒーなんか飲んで、さて、今日のお仕事だ!
今日中にやっとかないと、月次決算だもんね。もうすぐ・・・。

今日は、労働基準監督署の査察がはいる日だったんだけど、事務系は、とくに何もない・・・と聞いていたのに、蓋をあけてみたら、派遣者関係の勤務表3ヶ月分用意してだとか・・・そんなこんなで、次から次へ、アレコレ準備するはめになってしまっていた・・・。

・・・今日終わらせる筈の仕事は、明日以降にずれ込み、おまけに残業だし・・・。
メガネをかけようとしたら、フレームの螺子が取れてしまい、修理に出す時間もない・・・(今年のゴールデン・ウィークに買ったばっかなのに・・・)。
明日は、度のあわん昔のメガネをかけねばなるまい・・・。

ディーラーに預けてある車検証も取りに行かねばならないし、帰宅すると宅配便の不在表まで入っている。明日も夜は、予定があるし、明後日は、御用納めだけれど、決算準備で、残業は、間違いない。再配達してもらうにも、一日中不在だしな・・・。

・・・一つ出遅れたのが、原因とも思えないのだけれども、今日は、何かに見放されたような切ない一日だった。
奇しくも、今日は、誕生日だってのに・・・(クリスマスのイベントも終わって、緊張感のないゆる~い日だよな。今日って・・・)。


・・・と言う訳で、暫く、ブログは、お休みかもしれません。


『裏庭(梨木香歩・著)』

2007-12-25 21:11:54 | Weblog
聖夜なんだけど、Live疲れで・・・。足がだるい。
聖夜なんで、ファンタジーを一冊・・・(特に、クリスマスって関係ないのですが・・・)。
ファンタジーというカテゴリーでいいのかな・・・。

この本は、実は、何度も読み返している。

レストランを経営する両親との希薄な関係で、いつも孤独な照美。
照美を深く深く傷つけた双子の弟・純の死。
町に昔からあるバーンズ邸の裏庭(異界)は、その傷を自覚すれば、きっと精神迄壊れてしまうほど大きな傷をもつ照美をテルミィ(tell me)に変え、異界とへ誘う・・・。
そこで出会う庭番(スナッフ・・・ムーミンのスナフキンみたいな風貌の男性・・・実は・・・???)。
この世界は、かつて平和と繁栄にみちていたけれど、世界を統治していた幻の王女が根の国に、行ってしまってから、崩壊のカウントダウンが始まっている・・・。
自分のもといた世界へ戻るため、照美とスナッフは、幻の女王のいるクォーツアスを目指し冒険の旅に出かける。

この物語は、対極(あるいは対立)する二つ世界が、いくつもいくつもリンクしている。
まず、照美と純(軽い知恵遅れという障害をもつが天使のような少年)という男女の双子。
現在と過去(第二次世界大戦前後)。バーンズ邸の姉妹・レイチェルとレベッカ。日本とイギリス。生と死。照美と母親の幸江。幸江とその母親・妙。レベッカと婚約者のマーチン。
そして、異界にすむコロウプとよばれる両性具有の不思議な双子と、双子としてうまれなかった単身の生贄たち・・・。

物語の終盤で、照美は、自分の傷の深さを知り、そして、傷を傷として自覚して、もとの世界へ帰っていく。

梨木さんの作品は、残酷だけれど、とてつもなく優しい。
スタートは児童文学ということだけれど、大人が読んでも充分・・・いや、それ以上に楽しめる。
私は、この作品にかぎったことではないのだけれど、梨木さんの著作を読むと涙が出てしまうことだってある・・・。

傷を恐れるな、傷に支配されるな、傷を自覚して育てていかねばならん・・・異界の力ある巫(かんなぎ)達は、照美に告げる・・・。

自覚すら出来ない傷が、血を流している・・・。

心が壊れそうになったとき、読んで下さい。



face to ace Xmas sp Live & 守護された1日

2007-12-24 00:06:23 | Weblog
一昨日・昨日とコンサート&Liveの二連チャン・・・。

・・・だったですが、昨日のLiveは、当日ギリギリ迄、行くか中止するか悩んでおりました。
・・・というのも、一昨日の天気予報では、雪・・・か雨・・・。
Liveですから、もちろんオールスタンディング・・・。途中で、貧血起したり、気持ちが悪くなったりしたらどうしよう・・・。訪れたことのないLive spaceだし。
スタンディングとなると、多分、暑いだろうし、コートなんかどうするの・・・といったLive慣れしていないワタクシにとっての不安材料は、次から次へと雪崩と化して襲ってきたのです。

まず、天気・・・。なんとお昼頃から晴れとる!!!・・・ということは、天の啓示か・・・これは、天が『行け!』と言っているに違いない。
・・・んじゃ行くか・・・。具合悪くなったら、途中で帰ってくればいいんだし。これは、GO!だ。

次は、いつも利用している駅近くの駐車場が満車だったのだけれど、駐車場のオジさんが、
『1日だけだったら、ここに止めていいよ。』
と枠線のないスペースに駐車させてくれた。
次は、駅の自動販売機のトラブル発生。紙幣が入らなくなっちゃった・・・。電車が出ちゃう・・・
ってギリギリだったのだけれど、みなさん列を作っているなか、隣の自販機だけ、空いていた・・・何故に?スルっと横入りできて、電車も滑り込みセーフ。
次は、Live spaceの場所が、地図をみてもわからない・・・。右往左往しているうちに、開場時間が迫ってくる。一昨日と同じパターンではないか・・・。偶然、頭上を見渡すと、そこは、Live spaceに隣接している筈の隣の建築物らしい・・・ん?・・・その先に列を作っている女性達・・・ああ・・・ここだ・・・。なんとか辿りついた訳で・・・。
今日は、Liveへ行く道筋が全て、前もって、整えられたような1日でした。

face to ace は、大好きなデュオ(・・・という表現でいいのだろうか?)
初めてLiveに参戦させていただきました。
新参者のファンにとっては、ちょこっとハードルの高いグループかもしれない・・・ファンをものすごく大切にするアーティストさんだと聞いていたが、まさにその通り。
帰りには、会場のお客さん全員にプレゼントの手渡しと握手をして下さる・・・。
ファンをお姫様扱いしてくださる騎士のようだ・・・。
ちゃんと目をみて、微笑ん下さいました。なんか勿体無い・・。
私の目の前に、音楽の神様おふたりが降臨して、微笑んでくれたみたいです。

楽曲も全部知っているわけではなかったので、他のファンの方たちのように、乗れない時もあったのだけれど、アンコールで、Ace清水さんが、アヴェ・マリアをそれは、それは、神々しく歌ってくださいました。(クリスマスだしな・・・)。
もうひとりのメンバー本田海月さんも、ギターを抱えながら、キーボードを演奏するいう離れ技、まるで千手観音のよう・・・本当に音楽の神様だ。

スタンディングもこれで二度目。大分慣れてきたようで、いまのところ、足が少しダルイ。以前は、腰痛もあったのだけれど・・・。
ぜひ、また拝見させていたきたいデュオです。願わくば、椅子席にて・・・。



溝口肇~グローリア・チャペル・チェロコンサート~

2007-12-23 01:42:23 | Weblog
22日は、冬至---夕方から霙まじりの雨。

品川教会まで、溝口肇さんのチェロ・コンサートに出かけてきました。
品川は、まるで土地勘がなくて、道に迷ってしまいました。
方角的には、間違っていなかったんだけれども、もう日が暮れて、雨まで降ってきたし、開演時間は、せまってくるし、ちょっと焦りましたが、なんとか、無事辿りつきました。


溝口さんのチェロは、なんと300歳だそうで、溝口さんは、『彼女』と呼んでいました。
そして、さらにあと数百年は、あの透明感があり、重厚な音を奏でるであろうチェロを弾き続けて、ご自分が亡くなって、次のチェリストに『彼女』を託すまで、大切にしたいとおっしゃっていたのが印象に残りました。

2部構成のコンサートで、第1部は、チェロのソロとピアノ、ベースのシンプルで比較的静かな構成。
第2部は、パーカッションも加わり、ジャズフュージョン風の演奏。
リズム隊の私には嬉しい構成でした。

ゲストは、ゲド戦記で、鮮烈なデビューをされた手嶌葵さん。若干ハタチの歌姫の登場。

ピアニストさんも一部と二部では、違う方で、とてもきれいな音を出しておられました。

溝口さんの代表曲『世界の車窓から』も、もちろん演奏していただいて、チェロの魅力が一杯。
チェロってこんなに綺麗な音だったの・・・と感動しました。

チェロの代表曲:パブロ・カザロスの『鳥の歌』も外せない1曲でした。

教会というsituationでパイプオルガンとチェロの共演もあり、クリスマスらしい、素敵なコンサートでした。




Diamond’s Lizard ~メタル高騰のおかげで・・・~

2007-12-21 21:33:57 | Weblog
2007年の何時頃だったか・・・全く記憶にないのですが、マンホールの蓋だとか、工事現場の鉄板だとか、火の見櫓の半鐘だとか、いろいろな金属が相次いで、盗まれている・・・なんてニュースが報道されていたんですが、最近は、どうなんでしょうか・・・。

世の中の金属が高騰してるって事で、金やプラチナなんかの価格も随分高くなってきたようです。

10年くらい、毎月毎月チマチマと爪に火を灯すように少しづつためてきた金地金積立口座の残高も結構たまり、ここらで、高騰した分をちょっと吐き出すか・・・ってことで、貯まった金と等価交換したのが、このLizard (蜥蜴)のブローチです。
上手に撮れてない画像ですみません・・・(しかし、ヘタックソな画像だな・・・)。

背中のキラキラは、全部ダイヤモンド・・・です。地金は、ホワイトゴールド。

な~んか可愛いでしょ。

ちょこっとお間抜けな表情と、手と足の形が可愛いんです。
全長45mmと小さいですが、フォルムもとてもユニーク。
目は、処理石ですが、ブルーダイヤモンド。

画像では、蛍光灯の光で、緑色っぽく反射していますが、実際は、白い光を放っています。  

ピンクダイヤモンドのリングも無くしたし(10月17日のブログ参照)、もう1本のダイヤモンドのリングは、買ったばかりなのに石落ち(リングの石が取れてしまうこと)がおきて、無残だったな。今年は・・・。

メタルが高騰したおかげで、ちょこっとだけ、リッチ気分を味わってますが、損したのか得したんだか・・・よくわかりません(もともと小市民だしな・・・頭良くないし・・・)。

この蜥蜴ちゃん、まだデビューしてませんが、多分、
『それ、本物(のダイヤモンド)じゃないよね。キュービックジルコニア?』
とかって聞いてくるヤツ・・・きっといるだろうな・・・。
・・・いいんですよ。どうせ。
私が身につければ、ダイヤモンドもガラス玉にしか見えないってことわかってるし。
どこぞのモデルさんが、身につければ、ガラス玉だってダイヤモンドに化ける・・・。
宝石も人を選んでるようです・・・。

☆☆☆

多忙につき、明日から、しばらくブログはお休みです。


祝!!!100回

2007-12-20 21:17:11 | Weblog
・・・と言う訳で、通算100回目のブログです。

毎回、毎回、これでもかっていうくらい、ゆる~いネタで、よく続きましたねぇ・・・なんて、感心している場合ではございません。

お題目に、『読書・演劇・音楽』と一応の指針は、決めたのに、フタをあけてみれば、まあ、なんとかクリアーしたと思われるのが、演劇のみだった感があります。

一番最初の読書は、どうした・・・!!!今年は、全く読めませんでした。
理由は、三番目のお題目の音楽ばっかし、きいていたせいもあるのですが、その音楽に関しても、まだ、聞いていないCDが一枚二枚・・・現在、通算十五枚と番長皿屋敷のお菊さんの呟きの如く、亡霊のように自室に積まれていっている訳です・・・。

現在、進行中で、聞いているCDが全然、飽きなくて、どうしても新しいのを聴く気になれないんですね・・・という訳で、音楽についても何も書けない状態です。

さっさと聴いてしまえば良いものを・・・な~んか勿体無くて、もともと貧乏性で、どうしても辛い事があった時に聴こう・・・なんて思ってしまったりして・・・(明日の事なんか誰にもわからないし、CD聴いてる状態ではない事態に陥る可能性だって否定できないのに・・・)。

・・・それが、読書時間を奪い、魔のスパイラルに突入してしまいました。
何時になったら、魔のスパイラルから脱出できるのでしょうか・・・。


そんなこんなで、100回越えましたが、しばらくこの状態で推移していくものと思われます。

ご閲覧いただいた方、何かの手違いで間違って閲覧してしまった方、どうもありがとうございました。
益体もないブログですが、まだ、しばらくは、続く(?・・・みたいな???)予定ですので(明日になったら止めると言い出すかも・・・・)、今後とも、どうぞ、宜しくお願い申し上げますってことで、祝!!!100回でございました。



2007年演劇総括の総括

2007-12-19 20:34:36 | Weblog
演劇総括の第三章。これで、最後です。

年間歌舞伎を含めて15公演。Live・コンサートが年末予定分を含めると、5 stage ってことで、結構出かけた感じのする2007年でした(ってまだ、終わっていないし、観ていないstageも含まれていますが・・・)。

通年ですと、歌舞伎は、年に1回がいいところだったのに、今年は、3回っていうのも多かったですね。歌舞伎座の雰囲気は、大好きなんで、興味のある演目なら、観にいっちゃうってことですね。

あと音楽絡みのstageも多かったのが今年の特徴と言えるかもしれません。
それにともない、小劇場系が減っているかな・・・という気もしています。

特筆すべきは、行きたい演目のチケットが、取れなかったということも多々ありました。
数年前迄は、ほとんど、Get出来ていたのに、そろそろ時代の変換期を感じてのことかもしれません。オークションなんかで、高値を目論む方も多くなっているせいでしょうか?
そんな背景から、先行抽選販売方式も多くなってきましたね。
クジ運の悪いワタクシなんか、ど~したらいいのぉ~・・・!!!!!状態です。
演劇ファンが、正統な値段で、好きなお芝居を観られる時代の終焉を告げているのでしょうか?

さて、前夜の記述になりますが、『すけだち』の宮川大輔さん・・・よくよく考えれば、たしか2年くらい前、紀伊国屋サザンシアターでの『Wings of God』で、今井雅之さんと一緒に自転車漕いでた方だと、今頃になって気がつきました。
『Wings of God』も初演から、20年くらい経って、situationも昔とは違ってきていて、携帯電話とか、小道具も変化していての演出となっていました。
ずっと上演されつづけているので、最初のsituationと上演時点での時代感覚とは、随分ズレも出てきているし、その辺が、Long run作品の難しいところなのかもしれません。

さて、『すけだち』ですが、・・・かなりインパクトのあった方だったのに、つい忘れてしまったのですが、あの大食い女王のギャル・曽根ちゃんもメイドさんの役で、出ていて、宮川大輔さんとの絡みでは、音がでるくらい頭を叩かれていて、ちょいと気の毒でした。あれだけ食べる方なのに、折れそうなくらい細い。
とても可愛らしいタレントさんなので、驚いてしまいました。エンタメの才能もありそうです。

月並みですが、2007年度ベスト3なんか考えてみました。

第一位  劇団☆新感線:朧の森に棲む鬼
第二位  歌舞伎:十二夜
第三位  国盗人
同率三位 歌舞伎:怪談牡丹燈籠

たぶん、まだまだ、書き忘れていることも多いのですが、総括の総括・・・このへんで、一応の終了を致します。