鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

統計学としての占い~ネット占いに物申す。

2011-01-12 21:05:39 | Weblog
晴れの日が続く。寒い一日。

ひとは、自分の未来の遭遇する出来事をどれくらいの確率で、予測できるのだろうか?

最近、インターネットでの占いサイトでは、百花繚乱。

『世界を震撼させた驚異の的中率』
『当りすぎるのは、恐怖』

・・・などなど・・・絶対に外しそうもないコピーの連続で、そいじゃあ・・・ちょっくら・・・占ってみるか・・・という気にもなるよね・・・。浮世は、自分じゃどうすることも出来ない事が多いし。

結論を申し上げます。

こんな宣伝文句に騙されてはいけません。

性格分析とか、過去の傾向・・・なんかは、統計学としては、当るかもしれませんが、こと未来の出来事に関しては、全く、いい加減。
何を根拠にそういうことを言ってるのか・・・わかりませんね・・・ってのが、現在の本音。

そりゃそうでしょう。
生年月日や、姓名の画数、或いは、カードの出現率・・・この数字が、算出されたなら、こういう運命・・・って、占い師さんの書く原稿(未来予想)は、その程度。

極端な場合、生年月日も名前もまるで違うのに、出てきた結果が同じ・・・なんてことも。
パターンも決まりきっているのか、未来図のヴァリエーションが少ないのか、或いはそれしかないのか・・・。

・・・気になる料金・・・最低で、105円、高くても5,000円前後(占い師個人のメール鑑定とかは、数万円なんてのもあったよな・・・)。
私は、一部無料のものしかみません。
料金の発生するものは、パスだけれども、性格分析なんて、一部無料で、占ってみても、全くハズレているものが、ほとんど。
高くても、5,000円なら、外れてもカネ返せ・・・って言えないのかなぁ・・・。
驚異の的中率なんて誇大広告なんじゃないでしょうかねぇ・・・。

不運続きだったり、内向的で、恋愛に自信のもてないひとなんか、絶好のカモだ。

消費生活センターとかに、誇大広告です。規制して下さい・・・なんて誰も言わないのかな?
当らなかったからカネ返せ・・・だとか・・・。
娯楽だからいいのか・・・当るも八卦。当らぬも八卦。
そういうイージーな概念が通用する占いの世界。

いい加減すぎやしないか?