乾いた秋晴れ。
先週は雨続きで、台風も接近。秋雨前線も活発で、暗い曇り空ばかり。
昨日・・・今日と晴れ続き・・・なのだけれど、秋も深まり、朝晩、とても寒い。
そして、風が吹くと、自宅裏の雑木林から、落ちてくるのは、今秋最後のどんぐり達。
最初は、ポトリ・・・と控えめだったが、今は、ボト、ボト、ボトッ・・・と大量に落ちてくる。
車の屋根やボンネットにあたる、屋根に当たる、窓にもあたる・・・。
ぼとっ・・・ぼとっ・・・ぼとっ・・・。
そんな音で、目が覚める。
先週。台風の去った夜・・・。
珍しく、夜友の来訪?があった。
フクロウなのか、ミミズクなのか・・・。
優しく、柔らかい声で、訪れを告げてくれた。
何時まで、来てくれるのだろうか・・・?
ボトボト落ちるどんぐり達、ケンカする野良猫、夜中に啼くフクロウ。
秋の夜の雑木林は、結構、喧しい。
雑木林の木々は、まだ、緑色。
秋が深まって、色づき、そして、散っていくのも、もうすぐ・・・。
それまでに、私は、再起できるだろうか・・・。
それとも、ずっと・・・このままなのだろうか・・・。
隷属的な仕事からは、開放されたが、収入は途絶えた・・・。
それでも・・・。まだ、多少なりとも、財源は、残っている。
この財源(・・・それ程でもないか・・・)が、尽きるまでに、私の本当の仕事を探すことが出来るのだろうか・・・?
そんなことを、考えていると・・・また、ぼとぼと・・・と、どんぐり達が、落ちてくる・・・。