朝方10℃以下の冷え込み。
日中は、20℃を超える秋晴れ。
今年の夏は、よくカレーチャーハンを拵えた。
ピラフのように炊き込んだ方が美味しいのかもしれないけれど、炊飯器の御釜にカレーの匂いが移ってしまい、なかなか取れないので、炊き込みはやめた。
フライパンで炊く方法もあるけれど、時間が掛かるし、暑い日は、ササッと作ってしまいたいので。
S&Bの赤い缶のカレーパウダー。
私が、子供頃からあった定番中の定番。
中学校の家庭科・調理実習で、サラダオイル(バターだったかも?)で、小麦粉を炒め、そこにカレー粉を入れて、更に炒めて、カレーの具材であるタマネギ、ニンジン、ジャガイモなどの煮汁を加えてのばしたカレールーで、作ったスパイス・カレー。
ブイヨンとか使う訳じゃないので、ウースターソースやトマトケチャップ、蜂蜜が隠し味?の一般家庭の昭和のカレーだった。
そんな昭和な味のカレーを作ることは無くなり、長いコト、固形のカレールーを使っていた(コレも、油脂や添加物が多くて、本来の薬効のあるスパイスは、殆ど含まれていない・・・カレー擬きらしい・・・)。
去年(2021年)の夏は、母を亡くしたばかりで、食欲もなく、夏だというのに、毎日、毎日、オートミールのお粥と、素麺ばかり食べていたような気がする。
それなので、お米は減らないし、醤油、味噌など、賞味期限が切れてしまったりして、食材が随分と無駄になってしまった。
母の生存中に買った食糧品も、賞味期限が切れたものも多くて、その中で、今日カレーチャーハンに使ったカレー粉は、本日、全部使いきった。
水を加えて、3分くらいで出来上がるオートミールは、ちょうど、ブームだったし、献立を考えるのが面倒だったから、オートミールに、温泉玉子、冷奴、トマトと胡瓜とか・・・そんな献立ばかりだった。
駅の近くの酒屋で、オートミールを大量買いしたけれど、結局、今年になって、オートミールを食べなくなった・・・飽きてきたし、粉砕して小麦粉の代りに使っても、やはり小麦粉のようなふわふわ感には、ならないし・・・。
小麦は、グルテンだとか、残留農薬(特にグリホサート)、防腐剤・防カビ剤が、物凄いらしく、品種改良で、自然にある小麦ではなくなっている・・・ということで、出来れば避けたい植物・・・というのが、最近のトレンド?で、健康に気を使う人々の小麦断ち、小麦離れが増えてきたような?
でも、麺類やお菓子類、パンなど、小麦って、なんでこんなに美味しいのだろう・・・って思う。
それなので、県内産の小麦(地粉)を買っている。
私の居住地は、北関東小麦地帯?で、初夏になると麦秋といって、麦畑は、実った麦で、黄色に染まり、まるで秋野ような風景になる。
・・・それでも・・・やはり、フランスパンは、フランス小麦の方がいいし、お菓子作りにもやはりフランス産の薄力粉の方が、繊細な味になる・・・ような気がする。
近々、長年住み慣れた県南を離れ、県央へ移住するけれど。
あの麦秋も、今年限りだったな・・・と思っていたら、なに・・・同じ県内の粉もの産地。
県央にだって麦秋はあった・・・(ような気がする)。