鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

貧乏性

2008-07-29 21:00:54 | Weblog
曇ったり晴れたり・・・。
気温30℃は、真夏日なのに、7月初めの執拗な暑さに身体が慣れてしまったのか、そんなに暑く感じなくなってしまった(・・・ような気がする)。

折角、苦労して・・・(家が古いので、壁面に穴あけたり・・・ほんと大変!)、エアコンを設置したのに、使うのを、躊躇している・・・。
買ったばかりの本を、後生大切にしまっておいて、読まずに忘れる・・・。
大好きなものは、一番後まで取っておく・・・。
通販で買ったお気に入りの服も、なんだか着るのが勿体無くて、後生大事にしまっておいたら、色褪せてしまった・・・。
結構、高額なナッツ類も、いつの間にか、湿気てしまった・・・。

こんなことばかりです・・・。
ブログなんかにも、貧乏性の一面が、かなり高密度に登場してるなぁ・・・と思う。

・・・これは、やはり貧乏性のカテゴリーに含んでよいものなのだろうか・・・。

ちなみに、『貧乏性』を辞書で引いてみると
『ゆとりある態度をとれない性質。気が小さくて、くよくよする性質』
とある・・・。

やっぱり、貧乏性か・・・。

やだな・・・こんなしみったれた性格って・・・。

普通紙のファクシミリの印字用フィルム(印字リボンっていうのかな?)って、あれ1回きりで、破棄してしまうのって、勿体無くないですか?
手で、巻き戻して、もう2~3回使えそうだな・・・と思うのは、貧乏性のワタシだけでしょうか・・・(あんただけだよって言われそう・・・)。

だってさ、印字されていない真っ黒なフィルムの部分が大分残っているのに・・・。


すみません。
今日のブログは、ほんとに、みみっちいです。


本の塔の撤去③

2008-07-28 21:09:04 | Weblog
今日も、曇り空・・・。
気温もすこしだけ、勢いを緩めたといったカンジの一日。

先週から、本を撤去したというお話ばかりですが、つくづく、買っても読んでいない本が結構あるな・・・と思った訳です。

1冊残らず、読んでから次を買えばいいのだけれど、新刊が出て、買わずにいると、いつの間にか、廃刊になっていたりして、そんな恐怖から、ついつい惹かれて買ってしまうのだけれど、やっぱり、物理的にも、全部読むのは不可能のようです・・・。

それで、ちょっと埃っぽくなってしまって、もう新刊の風情は、消えているけれど、まだ、ページを繰っていない本を数冊残して、箱詰めした訳です。

今年ももう半年以上過ぎてしまって、折り返し点は、とうに過ぎたけれど、これから年末目指して(・・・別に年末を目指さなくてもいいのだけれど・・・)、再び、ワタシの目の前に出現した本達とあいまみれる・・・と思うと(こういう表現って正しいのか、間違っているのか・・・)なんだか、ワクワクしてくる訳です。

・・・しかし、箱の中に詰め込んだ本の中にも、一度読んでしまったのだけれども、また再読したいなって本が沢山あって・・・。
ワタシには、時間が無さ過ぎる・・・なんて嘆いております。
・・・だったら、昨日みたいに、グータラグータラしている時間にとっとと読めや・・・と思うんだけれど、眠気が先に立つともうダメみたい・・・。
もうダメ・・・許して・・・堪忍・・・って状態ですわ。

労働形態をパートかなんかにして、日々4時間位働いて、後は、読書時間とか好きなことしたいなぁ・・・なんてとんでもないことを考えてみたりで・・・。

ちなみに、このまだ読んでいない本で、今回、手許に置いたのは、買ったときは、読むのが楽しみで、読んでしまうのが勿体無くて(相変わらず貧乏性だね)、大事に大事に取っておいたのに、いつの間にか、他の本に紛れて、そのままになってしまったという、何だかお間抜けな状況に置かれたちょっと、特殊な本達・・・

・賞の棺(箒木蓬生)
・宮尾本・平家物語全四巻(宮尾登美子)
・マシアス・ギリの失脚(池澤夏樹)
その他、多数・・・。

ほ~んとに読むの楽しみにしてたのに、お取りおきしてたんでしょうか・・・。

考えてみれば、大好きなものは、最後までとっておいて、一番最後に食べる・・・なんて貧乏性のなせる業なのでしょう・・・きっと・・・。


言い訳

2008-07-27 19:23:13 | Weblog
今日も気温が30℃に届かず、曇り空。
夕方から、物凄い勢いの雷雨。

稲妻の明るい紫色の刃に、切り裂かれる空。
文字通りバケツをひっくり返したような雨・雨・雨・・・。

余程、疲れているのだろうか・・・。

本日も、起きる気力が無くて、1日中横になっている。
寝ては、覚め、覚めては、読書・・・そしてまた眠る・・・。

どうしてこんなに眠れるのぉ~~~いくらなんでも寝すぎだろう・・・と自問自答。

いや・・・まぁ、横になっていても、そんなに暑くないしさ・・・。
先週、先々週と休日は、外出したしさ・・・猛暑の中・・・。

そろそろ、明日からまた忙しくなるしさ・・・。

7月の休日って昨日、今日以外は、結構、暑くて、本読めなかったしさ・・・。

眠りすぎの言い訳を次々と考えている・・・別に誰から、責められている訳じゃないのに、自分の中の厳しい自分?みたいな別の自分に言い訳しているんですね。


寝ている間は、魂?が、自分を離れて、何処か、旅に出るという・・・。

違う世界を垣間見て、また戻ってくるという・・・。

ちゃんと戻ってきてくださいよ・・・でないと、また会えないし・・・。


☆☆☆

明日から暫く、不定期な更新となります。


『当世 悪魔の辞典:別役実・著』

2008-07-26 20:04:43 | Weblog
今日は、最高気温が30℃にとどかず、比較的凌ぎ易い一日となりましたが、Newsなんかでは、他の地域では、体温を越える猛暑だったとか・・・。

気温的にもそう不快でなくて、先週からゆっくりお休みもできなかったので、本日は(・・・も?)、爆睡。

昨日の金曜日は、22時ちょっと前まで、本を読んでいたのですが、眠気で活字がぼやけてきたので、ちと(・・・いや・・・かなり)早めだけけれど、寝てしまおう・・・という訳で、眠りについたのですが、夜半の2時頃目が覚めて、また、暫く読書・・・。
再び眠りについて、起きたのが今日の昼前。
軽く昼食を取ったら、また眠くなってきて、長い長いお昼寝・・・。

・・・という訳で、ほとんど一日中、横になっている有様。

今、読んでいる本は、撤去された『本の塔』から発掘?したもので、別役実著『当世悪魔の辞典』。

アンブロース・ビアスのパロディっぽい本ですが、こちらの本家の『悪魔の辞典』の方は、まだ読んでません。

この本の読み方には、巻頭に注意書きがあって、「こう読まなければならない」という程でないにしろ、「こう読んでほしい」というくらいのものがあるようで、最初から最後まで、順を追って読んでいかなくてもいい・・・ということだそうです。
何処から読み始めても、何処でやめてもかまなわない・・・一番いいのは、これを空に放りなげて、落ちてきて、バサッと開いたページを読むという方法が勧められています。

ヘンテコな論理・・・奇想天外な発想・・・。
シニカルな笑い・・・。

ちなみに、『睡眠』について・・・。

【睡眠】
彼もしくは彼女が、あからさまに彼もしくは彼女自身であり得る時間。従って結婚する相手は、その寝姿を見てきめることが望ましい。


私は、この本を放り投げたりは、致しませんが、読み飛ばしたり、目に止まったりした語彙を読んで楽しませていただきました。



夏のご飯にあうお惣菜

2008-07-25 20:55:59 | Weblog
15時を過ぎた頃から、北の空に、妖しい黒い雲が立ちこめ、帰宅する頃には、雷鳴とともに、雨が降りだした。

気象庁のホームページの季節予報によると、ここ暫くは、少雨と高温に注意とのことらしい・・・。
やはり、暑い夏なのか・・・。

こんな状態が暫く続くとなると、毎年の食欲不振も今年は、早めにくるかな・・・なんて少し憂いている。
また、血中のアルブミンが減るのか・・・?
・・・といっても、身体の何処かが痛くなるとか、寝込むとかいうのではないので、症状としては、大した事はありません・・・と言いたいところなのだけれど、やはり、夏場は、気だるい・・・。

食欲増進のカレーライスも毎日って訳にはいかないし、麺類ばかりでも、どうかな・・・と思う。

肝心のご飯が、進まない・・・一応、基本的食料ですからね。お米って・・・。

夏のお米のご飯にあうオカズって、ナンでしょうか・・・。

脂っこいけど、中華料理なんて案外いいかもしれない・・・。
麻婆茄子とか、エビチリとか・・・箸安めには、少し辛目に味付けしたザーサイなんかあると嬉しいな。

ザーサイと濃く淹れたほうじ茶(或いは、ビール)があれば、いいかな・・・と思うこともしばし・・・。
これは、軽いお昼のメニューですけどね。

・・・しかし、夏も盛りとなると、これら最強と思われる中華も威力を失う・・・。

意外なものだけれど、甘みの強い玉蜀黍(とうもろこし)を、塩を多めにして茹でて、茹で上がったものを触れるくらいに冷ましてから(冷まさないとヤケドします)、一粒づつになるように、バラす・・・。
お蕎麦のめんつゆとお醤油を同じくらいの分量を器に入れて、ばらした玉蜀黍の粒を入れて、かき回して味をつけて、熱々のご飯にかけて食べる・・・これ凄く美味しいんですよ。

これだけだと、やっぱり栄養不足だな・・・。
あとは、お豆腐とか、酢の物でもあれば、いいか・・・。

・・・やはり、血中のタンパク質を増やすようなメニューじゃないなぁ・・・。

食欲不振の夏・・・もうすぐ・・・。


本の塔の撤去②

2008-07-24 22:03:32 | Weblog
連日35℃近くまで、気温が上がって、暑い夏になりそう(・・・もう、なってるって・・・)。

六畳の三分の一以上を占めていた本の塔を撤去して、あらら・・・結構広くて、明るい部屋だったのね・・・と改めて思った訳で・・・。

それに伴い、不要になったものを、思い切って捨てたりしたのだけれど、昔、貰った手紙とか絵葉書とかも出てきたりして(本の間に挟んであったり・・・)、中には、どなたから頂いたのか、わからない絵葉書なんかもあったり・・・。
一体だれでしょう?何故だか無記名・・・。
文字にも覚えがない・・・。
勤め先の事務所宛だったから、多分、会社関係の方だろうな・・・。
乗鞍岳の郵便局から投函されたものらしいのですけどね・・・。
昔を思い出して、かなりノスタルジックになってしまったりで・・・。

処分したものの中には、現在使っているパソコンの前の前のモデル(1990年代後半くらい:FMV-475NL モデル340Sの取扱説明書もある・・・
一太郎だとか(・・・まだあるのでしょうか・・・・このソフト・・・)、ロータス1.2.3のソフトの解説書まであったりで、こんなもの今となっては何の役に立つのだろうか・・・こんなもののために、この六畳のスペースを塞がれていたなんて・・・。

いまや完全に、マイクロソフトに席捲された感のある表計算ソフトだけれど、ロータスの前は、ランプランだかなんだかってのもあったよな(・・・知らない方、ごめんなさい!)。

家人曰く、
『せっかく、デジタルカメラ買ったんだから、この部屋のBEFOR→AFTERの写真撮っときゃよかったのに・・・。』

・・・だったら、片付けする前に言ってくれれば、よかったのに・・・。

『だって、それどころじゃなさそうだったんだもん。業者さんが来る前に終わるかどうかって、そればっか言ってたしさ・・・。』


せめて、本の塔の画像残しときゃよかったな・・・。

で・・・未だに、筋肉痛。


本の塔の撤去

2008-07-23 20:59:32 | Weblog
曇りベースのお天気なのに、気温が高い・・・。

自室は、南向きで、冬は、暖かいのだけれど、夏場は、ちと苦しい・・・。
自宅の裏は、雑木林だし、今までは、夜は、涼しいくらいだったのだけれど、温暖化?で、熱帯夜も増えてきて、このままじゃ、熱中症も時間の問題かもしれない・・・。

・・・と言う訳で、ついに、エアコンを設置しました(今頃・・・)。

平日は、会社で冷やしていただいているので(スイカじゃないってば・・・)、休日は、エアコンのある茶の間に避難していたのだけれど、茶の間は、一応、我家のパブリック・スペースなもんで、一日中、独占って訳にもいかない。

今時の新築のお宅なんかは、ちゃんとエアコンの配管なんかも考えて、設計してあるけれど、いかんせん我家は、古い・・・。

この部屋は、六畳の広さなのだけれど、そのうち二畳半以上は、本に埋め尽くされていて、高さ1m程度の本の塔が築かれていたのである・・・(詳しくは、拙ブログ2007年10月11日あたりをご覧いただければ幸いです)。

エアコンの設置工事で、業者さんが入るとなるとな・・・。
本屋じゃないんだし・・・。作業もやりづらいかなぁ・・・。
この本は、一応、撤去した方が、いいんだろうな・・・ってことで、本の整理(・・・なんて立派なもんじゃありません・・・)。
手当たり次第、高さ300mm×幅450mm×奥行き200mmのダンボールに詰め込んだだけ・・・。
合計15箱分の本を収納。
隙間なく詰めた訳ではないので、きちんと詰めれば、もうすこし、箱の数は、減ったかな・・・。

ワタクシの読書傾向として、一人の作家さんの執筆された本を読み尽くす・・・みたいなところがあるので、狭く深くってカンジのようだ。
・・・こんなにあったんだな・・・と思う・・・反面、こんなもんか・・・とも思う。

3連休中、1日は、観劇、のこり2日は、本と部屋の整理に費やし、いつもDARA-DARAしている休日もかなり、有意義?な時間となったようだ。

・・・でもね、今、筋肉痛でね、大腿部と腕と肩が痛いの・・・。


今年の夏は、世間様なみに涼しく過ごせそうである。


『夏への扉』

2008-07-22 22:02:17 | Weblog
今年は、7月19日に梅雨明宣言があったものの、どうも空がまだ梅雨のようで、スカッと晴れないんですね。ワタシの住んでる処では・・・。
まだ、夏が安定しないカンジで・・・。
日差しは、いまひとつなものの、気温だけは、妙に高い・・・

西日本では、猛暑だとかで、ニュースで見ると36℃だとか・・・体温を越えた暑さってのも想像しただけで、気がヘンになりそうですが、ひと夏に何回かは、ありますね。

こんな猛暑の夏は、エアコンの効いた涼しいお部屋で、静かに息を潜めているしかありません・・・。

読書でもしましょうか?

どんな本がいいでしょう・・・。

そうだな・・・旱(ひでり)の村が舞台の『夜叉ケ池』・・・あれ・・・これ確か去年のブログで書いたっけ・・・。

夏か・・・そうですね・・・それじゃあね、『夏への扉』。
SFです・・・たしか、少女マンガ家の竹宮恵子さんが同じタイトルの作品があったような気がしますが、アメリカ小説家 A・ハインラインのSF小説の方・・・。

彼女に騙されたダニエルが、冷凍睡眠させられたまま、未来へタイムトラベルしちゃうお話。
眠り続けて、目が覚めたら、そこは、30年後の未来。
ダニエルは、再び、過去へ戻って、自分を陥れた2人に復讐を遂げる・・・。

冷凍睡眠・・・コールドスリープか・・・暑い夏には、いいかもしれない・・・。

この小説で、重要なポストを占めるのが、猫のピート(護民官ペトロニウス)。
ハヤカワ文庫の表紙の猫の後頭がすごく可愛い・・・。

この小説は、やはり夏にエアコンの無い部屋で、汗だくになりながら、一気に読んでしまった本です。
夏の猫は、気の毒だね・・・なんて言いながら・・・。

夏への扉か・・・。

なんだか、風が通りそうな扉だな・・・未来に続いているのか、あるいは、後悔だらけの過去へ繫がっているのか・・・。

暑い夏の日には、涼しいお部屋で、息を潜めて、『夏への扉』を再読いたしましょうか・・・。


大迫力!五右衛門ロック②

2008-07-21 21:01:24 | Weblog
今日は、最高気温が27℃で、とても涼しい一日だったのだけれど、南へ行くほど猛暑だったようです。

昨日のブログの続きです。

劇団☆新感線の『五右衛門ロック』タイトルロールどおり、稀代の大泥棒・石川五右衛門が主人公、釜茹での刑に処せられた五右衛門が、真砂のお竜に助けられ、実は、生きていて、欧州列強や、王位を剥奪された前国王の残党が、ねらう謎の石を産出する南海の島での冒険活劇的なお話。

五右衛門役の古田新太さんは、新感線の看板役者さんだけあって、迫力のある演技で、観客を魅了。時々、キュートな可愛い仕草が、ミスマッチでしかも笑いも取ってしまうという芸達者。

南海の島・タタラ国王・クガイ役は、北大路欣也さん。
本当は、この人が、主役なんでは・・・と思わせるほど魅力的なキャラクターを、そのまま演じてらして、流石、大御所の俳優さんですね。すごくカッコよくて、殺陣もどの角度からみても決まってるし、この方が登場すると舞台の空気が変わってしまうほどの存在感。

新感線の濃ゆ~いメンツの中での一服の清涼剤・江口洋介さんは、京都所司代(・・・でよかったのかな)のお役人で、ギター侍?で、五右衛門をどこまでも追いかけていくすっきり爽やかで、清潔感あふれる岩倉左門字役。ほ~んと爽やか・・・。多少、ルパン三世の銭形警部っぽいキャラですね。

江口さんが、銭形警部なら、松雪泰子さんの真砂のお竜は、峰不二子ちゃんか・・・。ほっそりとお美しいのに、新感線の上品とはいえない科白もやっちゃってて大丈夫でしょうか・・・。
吉原御免状に続いての二度目の新感線の舞台となりましたね。

こちらもやはり二度目の出演で、2年前のメタル・マクベスの頃とは、お顔とスタイルが、オトナっぽく成長された森山未来さん。育ちざかり?で、身長も伸びたカンジで、メイクも役柄も王子様。

メタボな肉体と抜群の歌唱力・右近健一さんと川平慈英さんのポルトガルの死の商人二人組は、コミカルで、会場も大爆笑・・・。

王位と石を狙うボノー将軍・橋本じゅんさん、夫人役の濱田マリさんと、おもろい夫婦役。
濱田さんの大阪弁が高い声にぴったりで、可愛らしい。橋本さんのボケぶりにもいっそう磨きがかかりましたね。

粟根まことさんは、どうして、あんなにロングヘアーのズラが似合うんだろう・・・。
後姿がすごぉ~くかっこ良くて、真面目で、クールな?ガモー将軍役が、ばっちり決まってました。前回の『IZO』でも、勝海舟役で、最近、いい役多いですね。その前は、泡館弁護士だったしな・・・。


次は、どんな公演となるのでしょうか?


大迫力!五右衛門ロック

2008-07-20 20:58:09 | Weblog
昼間は、暑かったのだけれど、夕方になって、涼しい風が吹いてきました。

昨日は、暑い中、SHINKANSEN☆RX 五右衛門ロックをみに、新宿コマ劇場へ。
気温33℃・・・。

前回公演の『IZO』は、スクリーンによる映像が多かったのだけれど、今回は、全くそれがなし・・・。

ステージの両サイドのかなり高い位置に、ミュージシャン専用のスペースを確保。
今回、かなり音楽に力を入れたカンジで、大音量・ハード・ロック・GANGAN・・・反響音で、地響・・・座席が振動する・・・そんな舞台でした。

大好きな岡崎司さんが右サイドにいらして、お芝居とミュージシャンのどっちにも見たいのに・・・と、かなり贅沢なジレンマ・・・。
2004年(・・・だったかな?)帝劇で上演した『SHIROH』の時のミュージシャンのスペースが、かなり狭くて、ストレスも多かったようなので、今回、上手下手二つのスペースに、プレイゾーンを設けたのでしょうか。それともコマ劇場という舞台の構造上そうされたのか・・・。
ステージ衣装もとても素敵で、Tシャツの上に、裃っぽい水色のお着物風の衣装を羽織り、衣装に合わせて鉢巻してたし、よくお似合いでカッコイイ・・・演奏しながら、舞台の役者さんたちと同じ振り付けの動きをして、舞台をサポート。あの右足を半歩前に出して演奏されるお姿も健在。
もうひとりのギタリストの高井寿さんも長いサッシュを腰に巻き演奏するたびに揺れて、カッコイイ・・・。
キーボディストの松崎雄一さんもとても楽しそうに演奏されていた。
・・・というわけで、今回は、右側のミュージシャンにばかり目がいってしまいました。
左サイドも凄い方ばかりなのに、両方見られなかったのね・・・ちょっと残念。

2006年の『メタル・マクベス』で『王専属シンガー・冠くん』役で、新感線デビューしたロック歌手・冠徹弥さんが、再び、登場・・・ご本人もお好きだといっていた『北斗の拳』の『ラオウ』を意識されたのでしょうか?衣装もメイクもそんなイメージだったな。
相変わらず、頭に響く高音域、抜群の歌唱力・・・この方、ホントに歌が上手い・・・。

毎回、よくこれだけ凄い演出が出来るなぁ・・・
4時間近いお芝居が、あっと言う間に終わってしまう程、観客をグイグイ引き込んでいく、演出力。
これラストは、どうなるんだろう・・・とワクワクさせるストーリー展開・・・。
新感線は、いつも新しい・・・。

実は、一時期、やっぱりこういうラストなんだな・・・とちょっとマンネリ気味だったと思わせる作品が続いたこともあったのだけれど、ここ数年間は、ほんとに秀逸な作品ばかりで、毎回とても楽しみ。

音楽のことばかり書いて、肝心の劇評(・・・って、程のものじゃないですね。せいぜい感想)が書けなくなってしまったので、(でも、いいか、タイトルロールが、RXだし、ロックだし・・・)続きは、また明日です。