曇りがちで、蒸し暑い週末。
私は、鳥類を飼育したことがありません。
子供頃、縁日で、ひよこを飼って貰って、淡黄色のふわふわで、可愛い鳴き声のヒヨコ達は、一晩寝ると、箱の中で、冷たくなって、死んでいて、その日は、一日中、メソメソ泣いて、ヒヨコのお墓を作って・・・ということを、何回か、繰り返したのちに、縁日のヒヨコを、鶏に飼育するのは、かなり難易度が、高い・・・ということを知りました。
小学校時代からの友人のM子さんは、今や3児の母親で、去年だったか、一昨年だったか、初孫が生まれて、おばあさんになりましたが、彼女は、縁日のヒヨコを、鶏に成長させたひとでもあります。
御父君が、通っていた小学校の理科を担当していた先生で、当時は、教頭先生でした。
そんな父上の影響か、生物に対しての接し方が、非常に上手いひとなのです。
さて。そんなM子さんにお宅には、ヒヨコから育てたニワトリの他に、十姉妹、桜文鳥などがいて、桜文鳥も、手乗りにして、育てておりました。
昨日、ホームセンターのペット館で、桜文鳥を手に乗せて貰ったのですが、ハテ・・・文鳥って、こんなに小さな鳥だったのだろうか・・・と思いました。
子供の頃、M子さん宅で、遊ばせてもらった手乗り文鳥は、もっともっと大きかったような記憶なのです。
・・・そう。セキセイインコくらいは、あったような・・・。
でも、よくよく考えてみれば、小学生の手に乗った文鳥は、現在の私の手より、はるかに小さく、文鳥もセキセイインコくらいは、あったのでは・・・と思い当たりました。
当時、父の会社の鉄筋3階建の社宅に居た頃、ペットを飼っている御宅は、数件あり、一番大きな動物は、3階に居たコリー犬のメリーちゃんでした。
あの当時、コリー犬は、名犬ラッシーで有名になっていましたが、大型犬でした。
(ベランダにメリーちゃんの犬舎があったのだと思います)
かなり良くお手入れをされた犬で、いつも綺麗な毛並みで、子供達の人気者で、メリーちゃんのお散歩には、子供達が、集まっていました。
私の隣の御宅では、大きな太ったトラネコが居ました。
この大きなトラネコは、いつも、私を見下していて、私は、このトラネコが、大嫌いでしたし、お互い無視していたような気がします。
他には、鳥類のセキセイインコなどを飼っている御宅。
熱帯魚を飼育している御宅・・・と、ペットの規制は、なかったようで、ペット可の社宅だったのかもしれません。
私の選択肢の中に、犬と猫は、無くて、金魚を飼っておりました。
・・・それにつけても、何故、鳥類をねだることをしなかったのか・・・不思議な気がします。