鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

とりとめのない秋の一日(十月末日)。

2014-10-31 22:53:25 | Weblog

曇りがちなれど気持ちの良い10月の末日。

久々に午前中に外出する。

家人を駅まで車で送り、そのあと、家人が友人宛に送る定型外の封書を郵便局へ。
そのあと、近所のショッピング・モールで、食糧品の購入。
ショッピング・モールへ向かう途中のコンビニエンス・ストアで、180円也のロイヤルミルクティを購入し、駐車場に車をパークさせてから、ショッピング・モールの入り口のベンチで、秋風に吹かれながら、ミルクティを飲む。

とにかく、澄んだ空気が気持ち良くて、ずっ~~~とぼんやりするのもいいかな・・・と思う。
仕事がない・・・というのは、こういうことだ。

いや・・・ホント。仕事がなくて、不安ばかりだったけれど、仕事がないのは、或る意味よいことなのだと、負け惜しみ的に思う。
定年したお父さんが、何もすることが無くて、日ナガ一日、公園のベンチやデパートにいたりする気持ちがよく分かる。

ショッピング・モールのフード・コートでは、老夫婦が、午前中から会話もなくラーメンをすすっている。

老人域の男性が、新聞を読んでいる。

学生らしい男の子5,6人が、雑談などしている。

ショッピング・モールの専門店街も店員さんが、暇そうに店内を歩いていたりする。
食糧品売り場のレジ仕事と時給なんてそれ程、変わらないだろうに・・・と思う。


昼前には、自宅に戻る。

明日は雨の予報だったような気がするけれど、洗濯と掃除をする。

夕刻より、職安へ、求職活動へ行く。
金曜日の16時半に、職業相談に来る人は、いないらしく、ほとんど待つことなく、職員さんに呼ばれる。
ハローワークのインターネット求人サイトで見つけた求人の詳細が記してある求人票をプリントしてもらい、検討しますと言って、今月の求職活動を終了。
5分と掛っていないと思う。

職安通いも来月末で、1年になる。

早いものだね・・・。




バリバリ・・・の・・・。

2014-10-27 22:40:47 | Weblog

曇りがちながら、気温の高い一日。


人間の学力の傾向は、理系タイプと文系タイプに分けられると思うけれど、他にも(学力とは、違うかも知れないが、能力というか・・・)アート(芸術)系だとか、体育会系とか・・・得意とする方向性があるのだろうと思う。
私は、どちらかと言えば、文系・・・なのかもしれない・・・というより、理系が、カラッきしダメだから、仕方がなく、学力テストでは、勉強しなくても、ソコソコ平均点がとれたのか文系の科目(現代国語、社会科など)ということで、一応、文系ということにしている。

理系のひとが、よく言うには、(特に)『数学』は、ちゃんと解答があるから、好きだという。
国語などは、抽象的で、解答の範囲も広いから、曖昧というか、ファジーというか・・・受験勉強などでは、確実に得点には、結びつかない・・・ということも、多々あるかもしれない。

私は、数式を見せられても、コレが何を意味して、どんな役に立つのか、さっぱり分からない。
XもYも、∫も、√ も・・・。

平日の午後の時間帯に、福山雅治さん演じる天才物理学者の『ガリレオ』というドラマを再放送していたので、面白かったので、見ていた。

福山ガリレオ先生が、黒板、机、ガラス戸、路上に、突然、数式を書き出すシーンが、毎回あって、いつも都合良く、ペンだの、チョークだの、ローセキ?などが、手許にあるのか不思議と言えば、不思議だけれど、あの数式は、確かに美しいのかもしれない。
2009年あたりのオンエアのドラマだったらしく、福山ガリレオ先生もガラケーだった。シリーズ2作目は、去年の放送らしく、ガラケーからスマホになっていた。時代の流れを感じますね?

理工系の新入社員が、入ってくると、『バリバリの理系で・・・』という褒め???言葉を使う。

この『バリバリ』は、副詞と形容動詞に分類されるようで、『バリバリの理系』と記す場合、バリバリ+の(な)ということで、状態を表す形容動詞ということになるらしい(因みに、副詞の場合は、『バリバリ』+と・・・用言を修飾するときに使うようだ。よくわからんけれど・・・よくソレで文系だとか言ってられるよな・・・と自分でもそう思う。私は、文系でも理系でもどちらの枠にも属せない人間のようだ)。

それで、この『バリバリ』は、バリバリの理系ってことで、理系の状態を表す形容動詞らしいけれど、『バリバリ』の文系・・・って、あまり言わないような気がする。

もともと、『バリバリ』というのは、文系を修飾する品詞では、なさそうだ。

『あのぅ・・・。どっちかっていうとぉ~、バリバリの文系なんですけどぉ~』
などと言っているあたり、もう『バリバリ』は、使ってはいけないのかもしれない。

文系のひとに『バリバリ』は似合わない・・・ような気がする。

どっちかっていうと『嫋(たお)やか』な文系なんですよ・・・私は・・・????




虫退治

2014-10-26 23:20:41 | Weblog
 
曇りがちな日曜日。宵から雨。時雨れかな?

秋の虫の声もめっきりか細くなって来ていて、今月の中旬頃まで、鳴いていた蝉も流石に、いなくなったようだ。

朝などは、気温が10℃以下になる日も。


この時期、洗濯物を外に干して、夕刻、取り込んだりすると、衣類に蜂やカメムシなどが一緒にくっついてきたりして、部屋の中を飛び回ったりする。
蜂などは、刺される心配もあるし、早急に捕獲など試みる・・・といっても、掃除機で吸い込んだりするくらいしか対策がないけれど。
昨日、今日と、連続して、カメムシの侵入があった。
蛍光灯の周りを飛び回るので、蛍光灯のカサに積もったほこりが、フワフワ落ちてくる。
昨日のカメムシは、蜘蛛の巣に絡め取られたところを、畳の上に落下したので、すかさず、掃除機で吸い込んで捕獲。
今日のカメムシは、蛍光灯のカサに停止しているところを、やはり、掃除機で、吸い込んで、捕獲。
掃除機は、本来の掃除を逸脱して、害虫捕獲器と化しているようだ(中のゴミパックは、殺虫剤を含んだものではないから、数日は生き延びるかもしれない。以前、生きたまま吸い込んだゴキブリに至っては、1週間から10日前後も生きていたようで、なにやら、恐ろしい。立てかけて置いた掃除機のホースからネズミが、侵入して、掃除機の中で、バタバタしていたけれど、中のゴミパックを食い破って這い出したということもあったので、なにやら恐るべし・・・である)。

夏前に購入したゴキブリ用の凍結スプレーなどは、飛び回る虫に、凍結液を上手く吹きかけることが難しいようで、ゴキブリも飛ぶには飛ぶけれど、飛距離はそれ程長くないから、壁面にいるヤツには、効果があるようで、先週は、2回遭遇して、2回動作停止に成功した。
壁面のゴキブリに背中から、凍結スプレーを噴射すると、ポロリと落ちる。
落ちても動き回るヤツに向けて、更なる低温地獄が、展開されるのだけれど、殺虫成分が入っていないから、ナントナク安心できる。

凍りついて、あおむけになった姿を、マジマジと?観察してみたけれど、6本ある足といい、お腹のヨロイみたいな構造といい、敵ながら、随分と精密にできているものだなぁ・・・と感心する。
体長(触覚を含まず40mmくらいの大物)、イロツヤも申し分なし。

今年の夏は、あまり見かけなかったけれど、ここへ来て、壁面に2匹、深夜のキッチンの流し台に1匹いたのを、こちらは、熱湯をかけて退治した。壁面にいたものより、やや小振りなサイズで、小さめなヤツだった。

いまの時期は、夏に比べると、動きもやや緩慢で、退治しやすい・・・といえば、そう言えなくもない。



深夜営業

2014-10-24 22:52:36 | Weblog

秋晴れ。


私の住まう周辺地域で、唯一、24時間営業のスーパーが、今月末で、深夜営業を中止するというお知らせの貼り紙が、入り口に貼ってあった。

このスーパーは、自宅から車で、5分もあれば、到着できる場所にある。
地元では、たぶん一番売り場の大きなスースーパーで、様々なショッピングモールを併設してあって、市内の最東部に位置する。
土日の昼間などに行こうものなら、勤めていた会社の誰かだとか、知り合いにあう確率が非常に高い場所でもあるので、もっぱら、深夜とか早朝とかに利用していた。

23時から翌朝の7時までは、閉まってしまう訳だ。

以前、午前4時頃・・・夏などは、もう明るい時間に、アイスクリームだとか、水だとか、野菜類などを買いに出向いたときには、お客さんは、私を含めて2~3人だった。
20分くらいの滞在だったから、1時間あたりどれくらいの集客を見込めるのか・・・?

店内の照明、レジのパートさん、警備員さんの賃金など、採算が取れないのかもしれない。
それに、夜間は、何かと物騒だろうし。

私などは、昼夜が逆転してしまい、朝方寝付いて、お昼頃起きる生活をしているから、深夜族・・・と言えなくもないが、私は、午後8時頃から深夜過ぎまで、寝てしまうこともあるので、深夜族を名乗ってはいけないのかもしれないけれど。

最近は、本気で仕事など探さねば・・・と思っているけれども、求人誌などをみると絶句してしまう。
深夜業務などは、深夜割増などの手当てがついても、時給1000円・・・って、嘘だろ?と思う様な求人が、ほとんどなのだ。

昔は、派遣も、深夜業務も、もっともっと高額な賃金が支給されていたハズである。
不景気なのだな・・・一部の大企業と公務員を除いては・・・。

官公庁のバイトなど、足許を見られている。
公務員試験に合格した人と雲泥の差だ。
市役所時給780円???って、何?ソレ最低賃金だろ?やってる仕事は、大して変わりはしないだろうに・・・?
格差有り過ぎ・・・。ひどい世の中だ。

深夜営業のスーパーのレジのパートさんだって、たぶん、ダブルワークの主婦なのだろう。
深夜営業が、中止になれば、仕事がなくなってしまうのだろうか・・・やはり、不景気なのだね。


配役~明智さんと金田一さん

2014-10-23 22:51:19 | Weblog
 
雨の一日。


映画・演劇・テレビドラマ・・・虚構の世界を演じるのが、俳優(或いは、女優・・・)。

先月だったか・・・今月だったか・・・ちょっと忘れたけれど、何処かのテレビ局で、『明智小五郎×金田一耕助 ふたたび (コレも適当に見ていたので、明智さんと金田一さんの順番が逆かもしれない)』を、オンエアしていた。

明智小五郎役が伊藤英明さんで、金田一耕助役が、山下智久さんだった。

本や漫画(・・・今は、漫画とは言わんらしい。コミックというそうだが・・・???)といった文字や二次元で描かれるキャラクターは、本なら文字から読者が勝手に登場人物をイメージし、漫画なら漫画家の描く通りのキャラクターをそのまま受け入れればよい。
それらを映像化すると、かなりのギャップが出ることは、先刻承知なのだけれど。

でも・・・何と言うか・・・明智小五郎には、明智小五郎の、金田一耕助には、金田一耕助の・・・カッコ(確固)たるイメージというものがあるでしょうが!

特に、金田一耕助が、とんでもなくヘンだった。
あんな金田一耕助は、もはや金田一耕助ではない。横溝センセイの金田一耕助は、こんなんじゃない。
金田一耕助を名乗るからには、やはり、金田一耕助であらねばならぬ・・・という最低条件さえ、満たしていない。ヨレヨレの袴だけが、唯一の拠り所となった。
金田一耕助が、雑誌のモデルのような兄ちゃんだなんて(しかも相当軽め?)。

あまりに・・・。ひどすぎる。
大体、推理を外して、明智小五郎が、フォローって・・・???
明智小五郎にしても・・・もちっと、適当なひとがいなかったのか・・・。

『配役』をなんだと思っているのでしょうかね・・・と、思いながら、別の事をしながら、見ていたので、結構、全部視聴するまで、時間が掛ってしまった。
物語としても、なんか、ツギハギだらけで、ちっとも面白くないし、謎ときにしたって、全く、ツマラナイ・・・コレって、なんなの?コレ???そんなの見ていた私もアホ。

悪魔の手毬歌的な展開なのだけれど。

唯一、二十面相が、明智小五郎に化けて(二役)の、乱闘シーンは、ちょっと笑えた・・。



『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』

2014-10-22 22:55:57 | Weblog
 
終日、冷たい雨。

昨日(21日)は、夕刻より、相方と隣々市のシネ・コンへ、『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』
を鑑賞に。

クール・ビューティ・・・この形容詞は、グレース・ケリーの為にある言葉だろう。
ハリウッドから、欧州の伝統ある小国・モナコ大公の妃となった彼女は、まさに、シンデレラ・ストーリーを地で行くような、女の子に生まれたならば、誰だって、一度は、そんなストーリーを夢見るのではないだろうか?

1960年代の欧州が、まだその伝統と誇りを保っていた時代、新興国?であるアメリカの女優が、伝統と格式のヴェールに覆われた小国で、たぶん思いもしなかったであろう国家存亡の危機に直面する情勢の中、翻弄され、歴史の舞台に登場する。

国庫はカラっぽ。フランスの干渉。
経済封鎖をチラつかせる大国フランスのド・ゴールと渡り合うのは、軍隊を持たず、自国の防衛の手段のないグレースの夫であるレーニエ大公。
モナコにあるのは、宮殿とカジノと伝統の誇りだけ。
孤立するモナコに、欧州の列強は、背を向ける。レーニエの唯一の味方は、グレースだけだ。

地中海に面したこの美しい小国は、シンデレラ・ストーリーを演じるには、最高の舞台だ。
映画は、当時のニュース・フィルムを交えながら、展開されていく。

誰もが王子様と結婚できる訳ではない・・・が、公妃というのが、これ程、大変な職業?であるとは・・・。
モナコ存亡の危機を乗り切ったあとも、公妃を演じきらねばならなかったグレース・ケリーに、安らぎは、あったのだろうか?

グレース・ケリー役に、ニコール・キッドマン。アクションスターである彼女が、ハリウッドの偉大な女優グレース・ケリーを演じる。

レーニエ大公が、妙に、カッコよかった。ティム・ロスという英国の俳優さんらしい。

グレースに、モナコ式貴族の仕来りを教育するデリエール伯爵に、こちらも英国のデレク・ジャコビという俳優さんだ。やはり欧州の貴族を演じるのは、欧州の俳優さんじゃないとダメかも?

1960年代といえば、オペラ歌手のマリア・カラス、その恋人の大富豪アリストテレス・ソクラテス・オナシスだろう。彼らもスクリーンにキーパーソンとして登場していた。

ノスタルジックな60年代の空気を満喫できる良質な映画に仕上がっていた。
公妃の身につける宝石類も見所で、終局のダイヤモンドのネックレスは、一見に値する。
ヨーロッパならではの宝飾品。

・・・関係ないが、名香智子氏描く、『シャルトル』シリーズに登場する私の大好きなロノス王国のリオン皇太子は、もしかするとモナコ公国がモデルかな?と思ったりして・・・。



病院の食事

2014-10-21 22:52:44 | Weblog

秋霖。肌寒い一日。

この拙なブログに、この時期になると毎年書き連ねているけれど、9年前のこの時期、私は、激しい腰痛で、歩けなくなって、11日間の入院生活を余儀なくされた。

人生2度目の入院である。

入院・・・といっても、1度目の手術を伴う入院ではなかったから、気楽は、気楽だった。

寒くなってくるこの時期の入院は、少しだけ嬉しかった・・・とにかく、朝起きなくてもいいのが、すごく嬉しく、あの会社と仕事から一時的にも逃れられて、人生の避難所?でもあったように思う。
いや、痛みは、あるし、月末の決算処理が心配だったから、嬉しさもホンの少し・・・である。

二回の入院で、恵まれたと思うことは、どちらの病院も、ソコソコ食事が美味しかった・・・ということだろうか・・・?お豆腐やジャガイモ、白身魚など、安価な材料を工夫して、美味しく作っているのがよく分かる。

現在は、仕事もしていないし、家人の食事時間の都合もあって、午後5時半までには、夕食を供している。
病院並みの食事時間である。

私は、1日の生活の中で、きちんとした食事は、夕食の1回だけだから、夕方の4時だろうが、5時だろうが、構わないと言えば、構わない。

午後6時までには、夕食を終えてしまうから、録画などみていると、夜の8時頃には、眠くなってしまったりする。
そのまま、日付の変わる深夜頃まで、4時間前後眠ったり。
それから、起き出して、本を読んだり、音楽を聞いたり、ネットをみたりしていると、すぐ朝になってしまう。
夏に比べると、随分と夜が明けるのが遅くなってきて、おまけに、寒くなってきた。

朝の5時頃、眠りについて、お昼前まで、眠ってしまったりする。
トータルだと12時間くらいは、眠っている日もあったりで、もう社会復帰は、無理かもな・・・。

9年前の入院中は、3食きちんと食べて、食後に、痛み止めの薬などを飲むと、あっという間に眠ってしまったから、あの時以来かもしれない。
こんなに眠るのは・・・。

やっぱり、私は、病人だ・・・。
そう考える方がストレスがなくていいかもしれない。



『長谷川町子〔ちくま評伝シリーズ〕・筑摩書房編集部』

2014-10-20 22:52:14 | Weblog

くもりがち。昼過ぎから雨。


家人から本を借りた。
〔サザエさん〕と共に歩んだ人生  漫画家 長谷川町子

1992年心不全のため72歳で亡くなれた漫画家の長谷川町子さん。
アレからもう22年も経つのか・・・と思う。

日曜日の夕方は、サザエさん症候群。
サザエさんのエンディングテーマが聞こえると、明日は週明け、学校や会社に行きたくなくなるのだ。
私は、テレビアニメのサザエさんは、暫く、見ていないけれど、子供の頃から放映されていたし、漫画本の『サザエさん』も全巻所有している。

女性のプロ漫画家としての第一号で、デビューは、戦前。
太平洋戦争中後、夕刊フクニチで、デビュー後、大舞台の朝日新聞の連載へ。

ヒトの前に出るのを嫌い、イメージと実像が違う作家でもある。
庶民を描きつつ、富裕層であり、女系家族で、生涯独身。国民栄誉賞・・・さまざまな側面を持つ偉大な漫画家である。

先日。ふと思い出して、長谷川町子さんのお姉さんであり、NHK某国営放送の朝の連ドラの主人公である『マー姉ちゃん』こと、サザエさんの出版元である、姉妹社の社長であられたこと長谷川毬子さんの消息を調べてみたら、2年前に亡くなられていた。
長谷川家は、お母さんを始め、90歳以上の長生きを誇る家系である。
毬子さんも94歳とご長寿だった。

さて。この『ちくま評伝シリーズ』。
今年から刊行を始めたようで、シリーズとしては、この『長谷川町子』は、2冊目のようだ。
文字も大きく、巻末には、『設問』が、3問設けてある(・・・何の為だろう?)

もしかするとこの本は、中高生を対象として書かれたもの・・・なのかもしれない。
どういうコンセプトの上に出版された本なのか、イマイチ・・・よくわからないのだけれど。
(因みに、第一巻は、スティーブン・ジョブス、二巻目は、本書、三巻目は、アルベルト・アインシュタイン、四巻目は、マーガレット・サッチャー、五巻目は、藤子・F・不二雄、六巻目は、本田宗一郎・・・どういう基準で、評伝の人選をしているのだろうか・・・いづれも故人であるが・・・???まあ、評伝だから、故人であろうからな・・・。いまひとつ選考基準が曖昧なような気もしないでもない・・・?

本書は、サザエさん入門編・・・とでもいう本なのだろうか?

だとしたら・・・まず、『サザエさんうちあけ話(長谷川町子・著)』をご一読してみることをお勧めする。


ULTRA STRETCH

2014-10-19 01:25:26 | Weblog

朝晩、随分と冷え込んで来た。
寒い、寒い・・・。

今日のお題・ULTRA STRETCH
かの株式会社ファーストリテイリングから販売されているジーンズの商標である。
ファーストリテイリングと言って、ピンとこないひとでも、『ユニクロ』って言えば、ああ・・!と思うかもしれない。

かつてのビンボー人のブランドといわれた『ユニクロ』さんであるが、そのビンボー人の需要を受けて、一大企業に名を連ねるようになった。
因みにちょこっと、HPなどを覗いてみたら、TOPページに株価があって、1株36,754円(10月17日現在)ってことであった。
まあ・・・凄い。
ビンボー人?から流れた資金で、一大企業になったといえば、たぶん、もうひとつのブランド?『しまむら』さんでしょうかね。
こちらも、1株あたり9,310円と健闘?

さて、閑話休題。
ULTRA STRETCHなるジーンズを買ってみた。
ネット通販で、通常、税抜3,990円という価格である。
それが、週末の土日になると2,990円と、1,000円近い割引となり、まとめ買いをすると更に御値引・・・という貧乏人(・・・というよりは、庶民というべきか)にとっては、有難い?システムになっている。
まあ、価格は、ともかく。
これが、非常に着用しやすい。
ストレッチと銘打ってあるから、伸びるのは、当たり前か。
普通のデニムように、着用始めと洗濯直後のゴワゴワ感もなく、ぴったりだ。

好みの問題もあるだろうけれど、私は、ウエスト位置の低い所謂、ローライズというパターンには、一向に馴染めなくて、いつもハイライズを購入している。
今迄、ハイライズのULTRA STRETCHって存在したのか否か・・・。存在していたとしても、サイズの在庫切れ・・・だとかで、購入しなかったのだろうと思う。

唯一の欠点・・・それは、色のヴァリエーションが、少ないようで、黒・青・紺・灰色の4色展開となっていた。
もうすこし、色があるといいのになぁ・・・薄いシルバーとかさ・・・と、ビンボー人は、無い物ネダリをするものである。
ファーストリテイリングさん、お願いしますよ。カラー展開。



十月の観月会

2014-10-16 22:55:08 | Weblog

朝方の小雨も時間が経つにつれて回復基調。

本日は、失業保険給付の認定日で、朝から職安へ出向く。
給付日数残り僅かであるが、再就職のアテもない。
失業認定は、15分で終わった。
そのあと、今年最初の給付認定の日に、職安前の国道を北へ走ってみたのを思い出し、同じルートで、運転してみた。
県北の連山は、もう冬の佇まいを見せていた。群青の雨雲が雪雲に変わるのももうすぐ。


そんな中、昨日は、相方との定例の観月会。

今年の1月15日は、満月(・・・だったような記憶があるが)に訪れて、今回10回目。
月は、下弦。
新月に向けて、欠け行くばかりである。
もちろん、会食中に月は姿を見せることなく、宵の内、雨となる。

雨でも・・・。市内某所の展望レストランから見る夜景は、美しい。

昨日は、15日で、世間でいうゴトウ日。
公務員さんは、給料日だろうし、銀行などの金融機関、流通と忙しいのだろうと思う。
某展望レストランのあるU市は、県庁所在地で、夕方の道路も渋滞続きであった。

秋も深まる中、メインは、松茸、栗など季節の一皿。
菊花蕪、きのこ類、栗ご飯など、堪能する。

いつもながら、先付の出来がよくて、前菜の湯葉と茸のカルパッチョは、野菜たっぷりで嬉しい一品。次の椀物もスキッパラに沁みるような美味しさ(・・・この日は、15時にカステラ2切れを緑茶でいただいたきりなので、相当、空腹であった)。

旬菜には、松茸と鰻のすき焼き風といった変わったお料理。
温泉玉子の優しい味がひときわ。

強肴は、サーロイン塩焙り、パプリカ、玉葱、隠元。丸十檸檬煮。丸十は、サツマイモのことらしい。薩摩藩の家紋とサツマイモを、かけたものだと推測。

今月も美味しゅうございました。