鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

所詮、『貰い』乞食

2018-04-30 21:21:21 | 社会・経済

曇りがちながらも、湿度低く、風爽やか。
針槐(ニセアカシア)の香りを運ぶ・・・薫風。
鯉のぼりもよく泳いでいることでしょう。



最近は、正価(適正な価格)で、モノを買うのが、馬鹿馬鹿しい世の中です。

A shopは、3万円
B shopは、その半値? 
C shopは、2.2万円。

小売店で、売られている同等品の値段が全部違う?
しかも、1円とか、100円程度の誤差ではないところが、ヘンなんだ。

そして、恐ろしいことに、同一商品の最低額から最高額まで、インターネットの価格サイトで、各店舗の小売価格を一瞬にして知ることができるようになった。
(お年寄りなど、パソコン、スマートフォンなどを扱えない年齢層のひとたちは、一番高い価格で、買うことになるようです)

A shopは、ぼったくりなのかな?⇦でも?コノ価格の店舗がおおいよな?
B shopは、商品に何かワケ有なのかな?
C shopは、丁度、中間あたりで、このヘンが、妥当なのだろうか?

オープン価格。
小売店が、メーカーから仕入れて、儲けを考え、価格を設定する。
商いは、自由なのか・・・客は、1円でも安い方へ向かう。

でも、高級品を買うお金持ちは、違うんだろう・・・いくらでもいいや・・・みたいな。

モノは、高いが、クーポンで、バックしますよ?っていうのが、主流なのかな?

世の中、お金持ちよりも、ビンホーな人の方が、圧倒的に多いから。

そう・・・1円でも安く入手して、1円でも多く、取り戻そう・・・と思っているし。


最近、すごくイヤなのが、提供する側(つまり売る側)の宣伝で、

『●●買うと、〇〇が、貰えます!』

この『貰える』というのが、すごくイヤだ。

何故、提供する側が、謙譲しないのだろうかと思う。

フツー『差し上げます』でしょ?

買う側と売る側の立場の逆転なのかもしれません。


『貰える』と書いてあると、乞食じゃねえや!と思って、ハラが、立ちます。

なんでも、『貰え』ます。

スマートフォンの容量、1G貰えます。

ドーナツなんと2個貰えます。

割引クーポン貰えます。

貰ってばっかりいるんじゃねぇ(貰っているケドさ・・・)。

幾ばくかのカネがあったころは、貰えますって言われても、面倒だったりして、貰ったことなど無かったし、必要なかったけれど。

日本という国の殆どのひとが、『貰えます』って言葉に抵抗を覚えなくなったんだね。

貰ってばかりの乞食になったんだね。

提供する側が、『施してあげるよ』感が、ミエミエなのに、尻尾を振って貰いに行くあはれな国民達。

モノを作ったひとに、適正な価格で、ありがとうって思いながら、買う・・・コレが正しい買い物だと知りつつも・・・ドーナツ、タダだと貰いにいっちゃうこの身を呪い、浅ましさだけが、残る!

ああ!イヤだイヤだと思う・・・今日、この頃の『貰えます!』。



所詮、河原乞食

2018-04-29 16:16:16 | 社会・経済

薫風。風の季節到来。

乾いた風。初夏の風。



『伝統芸能だと歌舞伎だとか、おっしゃいますが、私どもは、所詮、河原乞食でございますから・・・』

或る歌舞伎役者さんの発言で、本当にそう思っていらっしゃるのか、或いは、謙遜されているのかは、わかりませんが、相当、奥ゆかしい方でございます。
(少なくとも、テレビドラマ、ミュージカルの出演回数が、ご本業の歌舞伎よりも多そうな兄上様に比べたら)


そう・・・芸能界なんざ、所詮、河原乞食の世界。

その河原乞食が、結婚しただの、離婚しただの、ナニか発言しただの、セクハラしただの、犯罪おかしただの・・・と・・・もう、いい加減にしてくれないか・・・と思っています。

河原乞食が、世間を騒がせ、バカなマスコミは、そればかり報道する。
フツーのまともな国民が、たかが芸能人とか言う人種を崇め奉る時代は、もう終わりにした方が・・・。

テレビをつければ、元アイドルのおっさんの涙の記者会見(昔は、記者団会見と記載されていたのだけれど、今はどうなんだろ?)。
パソコンを立ち上げれば、ポータルのヘッドで、芸能人が、どうしただの、こうしただの・・・。

ソレしかないんですかね???

芸能界というのは、特殊?な世界で、一般の人々とは、ルールが違うらしい。
純粋な日本人で、スターになるのは、かなり無理・・・というか、朝鮮人のチカラが、働かないと無理だそうですよ?

生まれも育ちも生粋の日本人で、モトは、貴族のご令嬢の芸能人ってのも、居るには居たけど?(入江たか子さんとか、男優さんでは、貴族ではないではないかもしれないけれど、森雅之さんとか・・・?)

高貴な?生まれの日本人だと思っていた芸能人が、在日さんだってのは、よくあるハナシで(っつーか、殆ど在日で)。
朝鮮人が、着物を着て、時代劇なんかに出ているのを見ると、しゃらくせぇ!と思うし。

戦前(第一次世界大戦)、ユダヤ人差別で、正職につけなかったユダヤ人が、開発したのが、ハリウッドという映画産業。世界中から、忌み嫌われて、流浪の民と化したユダヤ人には、職業が与えられなかったようで、貸金業とダイヤモンド産業、映画など、就業できる職業が決められていたから、その道を切り開いたひとつが、ハリウッド。

在日朝鮮人も似たようなものだったんでしょうかね?って思いますわ。
でも、ああ、だから、韓国ドラマって面白いのか・・・と思った次第で(ちょっと、日本じゃ考えられられない卑怯ぶりだし、簡単にダマされるし?何度も同じ手に引っ掛かるし、学習しないんですかね←と言いながら、見ているワタシも大馬鹿)。


閑話休題。

一億総白痴と言われて久しいけれど。

必要があって、パソコンを立ち上げると、見たくもない芸能人の話題が、テンコ盛りで、でも、どうでもいいから、やめてくれ・・・たぶん、表示させない方法もあるのだろうけれど・・・疎いんで、設定の仕方がよくわからない?

見たくもない河原乞食が牛耳るおかしな世界。



韓国時代ドラマ:六龍が飛ぶ

2018-04-28 22:28:32 | TV・ドラマ

爽やかな休日シーズンの幕開け。

去年の暮あたりから、先月(3月)のお彼岸の頃迄、毎朝8時15分からテレビ東京で、オン・エアしていた韓国時代ドラマ『六龍が飛ぶ』全65話の視聴を終えました。

腐敗しきった半島の小国・高麗の官僚制度に苦しめられる人民。

高麗の再建を諦め、新たな国を建国しようとする儒者のチョン・ドジョン。
彼に共感する5人とその政敵。建国を阻む政敵を、次々と倒しながら、建国、国の運営の理念は、同じなのに、分裂し、争うことになる6人。

朝鮮建国者イ・ソンゲとその参謀チョン・ドジョン。イ・ソンゲの五男で、チョン・ドジョンを師と慕い、思想を同じくするもやがて、離れて自分の王国を作り上げようとするイ・バンウォン。

建国の影に、それぞれに付き従い、反発し、暗躍する影の組織。

建国の物語ですが、人を使う支配者、それに従う従者の物語でもあるようです。

バンウォンの護衛剣士のムヒョル、ドジョンの護衛で、高麗一の剣士となったイ・バンジ。
この二人の護衛剣士の友情も、支配者の対立によって、彼らもまた、戦うことになります。

バンウォンとドジョンの二人に仕え、諜報係として活躍するのは、市井の少女・プニ。
プニは、剣士イ・バンジの実妹であり、このバンジとプニの兄妹の物語もこの物語の支柱の一つとなっています。

イ・ソンゲ、チョン・ドジョン、イ・バンウォン、イ・バンジ/プニ兄妹、ムヒョルの6人が、龍に例えられているようです。

剣士・ムヒョルの師であるホン師範は、高麗朝で、政権を握るキル・テミという剣豪とその双子の兄キル・ソンミを育てますが、剣の腕は、からっきしダメという変わり種。そのかわり、一度見た剣法は、記憶され、体系化されて、ムヒョルに受け継がれます。

そして、キル・ソンミが、チャン・サムボンに、子供時代のイ・バンジに、彼が、剣で己の身を守れるようにと託したことから、キル兄弟も運命の歯車のひとつとなりました。


表の龍が、実在のイ・ソンゲ、チョン・ドジョン、イ・バンウォンであるなら、裏の龍が、架空の人物(であるらしい?)イ・バンジ/プニ兄妹、ムヒョルの3人であるようです。

バンジの師匠のチャン・サンボンが、殺された自分の弟子の相手を側索中に、キル・ソンミからバンジを託されますが、その弟子を殺した相手が、谷山剣法を伝承者チョク・サグァンという女剣士であり、イ・バンジとムヒョルと戦うことになります(この設定だと、チョク・サグァンも、結構イイ歳になっているハズですが、若い女性として描かれているのは???ですかね?ココもツッコミどころです)。

登場人物の些細な出来事で、国家が大きく揺れ動いてゆき、運命の歯車が回り始める緻密なプロットが、面白さの鍵なのでしょう。

政権抗争と剣士達のドラマの2本立てを一緒に見られるあたり、物語が複雑な絡まりをみせ、ハイ・スピードでの展開に、あっという間に65話視聴してしまいました。
相変らず、敵に、間者に、諜報活動が盛んで、ウヨウヨしている中で、密談しても、情報が筒抜け・・・というのは、韓国ドラマの毎回のツッコミどころでしょうか?

それにつけても・・・かの半島では、王様さえ、いつも何かに脅かされている・・・一番、エライのは、誰なんでしょうか?

南北統一?っぽいニュースも入ってきましたが、ドラマですら、裏切り、寝返りの掌返しが、平然と行われる国家ですから、何とも言いようがありません。



今年は花の時期が、早い・・・。

2018-04-27 22:56:26 | Weblog

1週間ぶりに外出。食糧調達。

街中は、緑、緑、緑・・・緑の勢いが強くて、夏に向かっていく季節。

今年の桜は、早かったなぁ・・・なんて、しつこいくらい書いているけど。

桜のみならず、他の種類の花々も、いつもの時期より1週間以上は、早いようで、今日は、既に、針槐(ハリエンジュ・ニセアカシア)の白い花房が、蛍光グリーンの若葉の中で、咲いていた。

1週間どころでなくて、2週間は、例年より早い。
いつもなら、早くて、ゴールデンウィークの後半頃が花の咲き始めで、5月中旬くらい迄、その香りがする。

ミツバチが、採取した花の種類によって、蜂蜜の味も違うけれど、この針槐/ニセアカシアの花の蜜は、あまりクセが、ないようで、蓮華(れんげ)蜜と同様に日本では、一般的なのだろうと思う。

蕎麦の花などは、色が濃いし、レモンやみかんの花などの仄かなさわやかな香り蜂蜜などは、高額でも美味しい。

針槐などは、繁殖力、生命力ともに強い植物で、1873年に日本に渡来したということで、150年で、日本中の森林に、根付いてしまった。
拙宅にさえあるし・・・。

去年だったか、一昨年だったか・・・群馬県だの長野県といった山間の高速道路、国道などをドライヴしたときに、ちょうど針槐の開花時期で、山間には、たくさんの花が咲いていた。

(こんな山奥にも・・・)と思ったけれど、高速道路や国道などの増設での人の出入りや風や昆虫、或いは、細菌などによって、山奥へも分け入っていったのかもしれない。


針槐のみならず、ここ数十年、街路樹に、ハナミズキが、異常?に植えられているので、この木も、強い木なのだろうと思うし、植物に限らず、猫なんかも、米国の猫は、強靭だと聞く。
アメリカン・ショートヘアなんかもかなり、屈強な猫だと聞くし。

外来種の混入で、在来種の絶滅が多いのは、河川、湖などに生息する魚類も。
(皇居のお堀に、ブルーギルを放出したのは、かの宮殿のお堀の中に棲む偉いヒト・・・らしいが、偉いヒトが、率先して、在来種絶滅に手を貸していたんだね????エライって洗脳されたケド、本当は、あんまり立派なヒトでもないらしいことが、バレはじめちゃったね???)

かよわい日本の動植物は、淘汰されちまうんかいなぁ。

弱肉強食・・・は、動植物の宿命なのだろうなぁ・・・。

そういえば、以前は見なかったのに、この頃、よく目につくのは、オレンジ色の小ぶりの罌粟(けし)のような花がある。

ナガミヒナゲシ・・・という植物らしい。

街路樹の根元や引き込み線路脇などで咲いているけれど、かつては、見ることのなかった花だ。遠い異国で、自分の居場所をみつけたのだろう。

さやさやと爽やかな風に揺られている姿は、かよわいけれど・・・見てくれにだまされてはいけない・・・強靭な花だったりする。

廂(ひさし)貸して、母屋取られる・・・そんな感じなのかも?



緑雨・ロクでなしの記

2018-04-26 03:30:33 | Weblog

昨日(25日)の雨は、通勤時間帯からお昼頃が、ピークだったようで、本降りの本気の雨だった・・・らしい・・・。

・・・らしい・・・というのは、昨日は、明け方の4時頃就寝して、午前中、数回目を覚ましたものの、雨音と陽の差さない薄暗さは、絶好の睡眠日和?で、しかも・・・強雨の降る音は、眠気を誘うし、雨なれば、何も出来ないであろうという免罪符を手に入れたようなもので、ウダウダと惰眠を貪っていたら、既に、お昼を過ぎていた。

ノロノロと起きて、テレビのスイッチを入れると、

『株価と為替の値動きです。』

とアナウンサーが、言っていて、随分、Yen(¥)が安くなったわなあ・・・先週より3円くらい値上がりしている・・・ニューヨークダウは、400ドル以上下落・・・なんてことを伝えていた。

そんなこんなしているうちに、雨は、上がって、青空が広がってきて、外は、勢いのある緑色。

植物たちは、4月のシャワーを浴びて、元気そうである。

そして・・・湿度は、高く蒸し暑くなっていた。

・・・で、今日は、4月26日の午前3時になるところなのだけれど、私の人生で、ワースト3に、間違いなくランク・インするであろう日が、4月26日なのである。

再起不能一歩手前で、それから、4か月後、完全に奈落に堕ちた・・・悪夢の始まりの日だった。

そんな日だから、あのときの衝撃が、甦ってきて、なにやら・・・忌日でもあるので、今日は、どっぷりと、地獄のカマのフタでも開けたときの・・・あの感覚に、浸ってみようと思っている。

今日は、晴れそうだな・・・。
心とは、裏腹のハレかしら?

地獄のカマのフタの開いた忌日だからといって、毎年、悪いことが、繰り返して起こるわけではないけれど、私の人生から消してしまいたい日でもある。
(もし、この日に生まれた方がお読み下さっていたら、本当にごめんなさい)

私には、人生から消してしまいたい日が、いくつかあったりする。
そんな日は、無いに越したことはないのだけれど。

いつまでも、ウジウジ、グダグダと陰湿に、悪い記憶を再生して、忘れることを拒んているから、きっと人生ロクなことがないのだろうと思う。

このロクなこと・・・のロクってなんなんだろう・・・と思っていたけれど、ロクでなしにも関係あるようで、陸のことのようだ。物事が、正常ではなく、悪いという意味らしい。

ロクでなしで、ロクなことのない私には、相応しい土砂降りの翌日。

昨日の緑雨の中が、慈雨になることを願ってみたりして・・・。


深夜緑雨

2018-04-25 03:05:15 | Weblog

昨日の午前中から、パラパラと降ったり止んだりしていた小雨が、夕刻になって、本降りになってきて、週末夏日だったのに、季節は再び、逆戻りした感じで、木々の新緑に降る雨は、透き通った緑色。

今頃降る雨を、『緑雨(りょくう)』というようで、待っていました!とばかり、カエルの鳴き声も。

今年は、桜の時期が、前倒しになっていて、3月末には、もう散ってしまっていて、ハナミズキも今が、満開というか・・・もうピークは、過ぎたのかもしれない。

そんな・・・少し早い五月雨五月(さみだれごがつ)か、或いは、梅雨時のような感じのする雨の日で、深夜、雨音などを聴いていると、昔のことなど思い出し、いつも、いつも、後悔ばかりしている。

後悔とは、行動したときの後悔と、行動せず、考えあぐねて実行しなかったときの後悔がある。

・・・たぶん、他にも、いろいろと後悔があるのだろうけれど、行動しても後悔、行動しなくても後悔・・・というか、結局、どっちを選んでも後悔するようにできているのが、『私』なのだろうと思う。


私は、小心ものだから、例えば、あのとき・・・

『ああ言えばヨカッタ!』

なんて、思うことが多くて、なんで、あのとき、思いつかなかったのだろうか・・・なとど、後で、自分のアタマをポカポカぶってみるものの・・・でも、あのとき、『ああ言って』しまったら、更に、言わなければヨカッタ・・・とか思うかもしれない・・・と、真逆の結果を考えてしまう。

結局のところ、こと他人様に対しては、あまり言わない方が、自身の健康のためにもヨカッタのかも・・・と言う場合が多くて、やはり、どちらにしても、後悔するのだろう。

自分で、面倒な自分を、嘲笑することになる。

そう・・・。
こんな雨の日は、後悔ばかりだ。

それでも・・・。
あのとき、告っておけば、ヨカッタ・・・と思うのことは、今のところ・・・皆無である。

恋愛なんて、大抵、後悔がつきものだし、概ね、いつも面倒なことも多い。


何十年か経って、あの頃は、楽しい思い出です・・・なんてのは、過去を勝手に書き換えて、セピア色の思い出に浸って、ヒロイン妄想しているだけのような気がする。

あの頃は、若かったけれど、今は、なんだか、見るカゲもなく、変貌(劣化)している相手には、セピア色のフィルターなんぞかけないとやってられない・・・かも?しれない。

そう・・・。
こんな雨の日は、劣化した現在を、少しだけ、棚上げして、しばし、透明な緑の雨の中に、昔の思い出なんかを呼び起こしてみるのも・・・そんなに悪いことではないのかもしれない。

・・・悪いことではないのかもしれないが、再び、後悔が、ゾンビの如く、蘇ってくるあたり・・・

やはり、思い出したことを後悔してしまったりする。


目覚めの瞬間の強迫観念と極上の眠り・・・~見果てぬ夢

2018-04-22 22:22:22 | 睡眠

完全夏日。
4月には、早すぎるような夏日。


日中、適度な運動をした日の夜は、睡眠が深くなるようで、土曜日(21日)の深夜1時に眠り、5時間後の朝の6時過ぎに目をさましたときは、随分、眠ったように思えて、
もしかすると、朝の6時ではなく、夕刻の6時か・・・と思った。

暫く、訳が分からない寝トボケた状態で、一抹の不安がよぎる。

ああ・・・また1日中眠ってしまったのか・・・という、少しだけ慚愧に近い状態で、また、うとうとして、暫くしてから、アレは、朝の6時で、まだ?5時間しか眠っていなかったことが、わかった(←わかった・・・というのも、ナンかヘンなのだけれど)。
普段は、2時間くらい眠ると目が覚めてしまうような浅い眠りばかりなので。

現在のところ、私は、翌日に、外出する用事がなければ、(たぶん)いつまで、眠っていようが、(あまり)文句も言われなくなって、現在に至っている。

その事にいまだに慣れていなくて、翌日は、ゼッタイに起きなくてはいけないんだ!という、一の種の強迫観念が、いまだに、深く深層心理(なのか、または潜在意識というのだろうか?ふたつとも同じ物なのかどうか?)に刻み込まれているようで、目覚めの瞬間に、どうしていいのか・・・わからなくなって、少しパニック状態に陥ることが多くなった・・・今日は、寝ていていい日だったのかな?ということを、半ば、朦朧とした意識の中で、何度も何度も確認する作業?を無意識にしている。

何も予定の無い日なら、よいのであるが・・・、目覚めの瞬間に、今日、どこかへ、行く予定ってあったんだろうか・・・?と、一瞬、頭の中が、真っ白になって、私は、誰?ここは何処?状態の・・・記憶の飛び方が、半端ないのが、最近である。

数秒から数十秒たってから・・・ああ、そうだった・・・今日は、午後から、外出だった・・・などと思い出すと、それでなくても面倒な外出が、更に面倒になったりする。

勤め人をしていた頃は、平日は、会社へ行かねばならないから、深層心理だとか、潜在意識が、

『何が何でも、朝6時に起きなくては・・・!』

と指令しているので、目覚めの瞬間でも、その日の仕事の予定などは、すぐに思い出した。


極稀に(1年に1度か2度くらい?)、爆熟睡した日の朝には、コレから、会社に行く・・・ということが、思い出せない数秒という空白の時間があるには、あった。
そんなときは、熟睡したのに、眠り足りない気がして、そして、その日への準備が不十分な感じがして、気後れしてしまったりする。

だから、熟睡は、熟睡だけれど、心理的には、起きてからの心の準備が、まるで整っていないような気がする。
覚醒間際に、なにやら、いろいろと今日の段取りをしておかないと、上手く回っていかないように思えた。

そんなことを考えてみると、私の睡眠の浅さは、慢性的で、病んでいるように思えてくる。
日常を全部忘れて、睡眠に没頭できなくなって、久しいのだった。

他のひとは、どうなのかは、わからないけれど、私は、会社(もしくは、学校)へ行くことが、とても嫌だったし、寝起きが悪くて、寝起きは、吐きそうになるから、ソレを回避したいがため、脳なのか、身体なのか、或いは精神なのか・・・ソイツらが、一体化して、深い眠りに陥らないように、邪魔をしいるのかもしれない。

・・・深く眠って、目覚めの一瞬の空白状態のときに、ふと・・・今日は、日曜日で、このまま眠っていてもいいんだ!と分かったときの嬉しさは、かなりの喜びであって、今日は、日曜日で、このまま眠っていてもいいんだ!というのが、カン違いで、やっぱり平日だったと、フェイントを掛けられた日の悲しみは、筆舌に尽くしがたいものがあった。

極上の睡眠とは、目覚め後の現実に左右されず、眠りを眠りとして自然に出来るということなのであろうなぁ・・・と思ったりする。


そして・・・そういう眠りは、永遠に訪れない見果てぬ夢なのだろう。



シンプリー・コーラル(マーガレット)

2018-04-21 21:21:21 | 自然・気象

5月を待たずして、既に、初夏・・・。

風爽やかな季節の到来です。

湿度のない風が、通り抜けてゆきます。

外は、花・花・花・・・4月は、花の季節です。
年間で、一番、開花した花の種類の多い季節なのかもしれません。

昨日訪れた森林公園も、既に桜は、終わりを告げていましたが、花のリレーは、躑躅(つつじ)に。

蛍光色を帯びた明るく透明な緑の若葉の一番美しい頃。

ダム湖周辺を一周して、約1時間。

森林公園より、数十分くらいのところある道の駅、温泉、宿泊施設を併設したロマンチック村へ。

閉園が、午後6時ということなので、園内のショッピングセンターで、野菜などを購入。

柑橘類が、激安!国産レモン(小ぶりで、サイズ不揃いなので)が、6個300円だとぉ???(←歓喜の声。自宅近所の反日スーパーじゃ、300円では、2個買えんわ!!)
大好きな清見タンゴールも激安!(こちらも不揃、小振り、表皮傷などの理由/近所の反日スーパーの半額!!!)

食品添加物の少ないパン、お菓子なども購入。

ショッピングセンターのとなりのガーデニングコーナーでも、花が溢れておりました。

パープルピンクのヤシオ躑躅(つつじ)の苗木も販売されていました。

以前から、欲しかったマーガレットのシンプリーコーラルを発見!!!
通販などでよく見かけたのですが、如何せん・・・配送料が高くつく(本体以上するので)断念していたのだけれど。

こちらの苗木も、鉢植え(ポット)状の育成状態に、バラつきがあるというので、割安になったおりました。

開花中に、花の色が変化する種類で、赤、ピンク、紫・・・それぞれの色が微妙に違っていて、可愛らしい花です。

もちろん!ゲット!!!
同じような画像ですみません。







本日、午後より起き出して、iPhoneで撮影しようとしたところ、iPhoneのカメラが、真っ黒!!!!
写せるけれど、被写体が、画面に出てこないので、闇雲にシャッターを切ってみると・・・写真は、写せる・・・。

中の機械の故障ではなさそう。
強制終了して、SIMを抜き差しして、再び電源を入れると、復旧していました。
アプリ上のトラブルだったみたいです。
(それでも、2年も使うと寿命なんでしょうかね???)

赤くて可愛いマーガレットですが・・・唯一の欠点は、その香り。
私は、この(部屋干し生乾きの洗濯物のような)匂いがダメで・・・。

玄関外か、ベランダか・・・置き場所に悩む花でもありました。



新緑の森・燃える躑躅

2018-04-20 23:23:23 | 自然・気象

5月目前の夏日。

本日は、昼より、相方と県央、某老舗料亭で、会席ランチ。

・・・所謂・・・場所代ですかね?

古い風情のある建物と桃色の着物、フリルの可愛い割烹着風の仲居さんたちが、代わる代わるお料理を運んできました。
皆さん、妙齢(←妙齢って、実際は、何歳くらいを指すのでしょうかね?)の最低でも、50歳代くらいの方々が、お料理によって、運んでくるひとが、替わっておりました。
そういう・・・人件費?なのかしらん???

お料理は・・・期待していただけに・・・(あとは、無言)。

その後、市内のハズれにある森林公園を散策。

いま、新緑。若葉の刻(とき)。




ダムの貯水池の周辺が、サイクリング・ロード、キャンプ場、宿泊施設となっておりました。


ダム池の水面に樹木の影が映り込みます。不思議な幽玄さが漂います。


花々も映り込みます。


ダムの水面が鏡のようでした。

山桜散り終わり…の頃。


桜の終りは、躑躅の始まり。躑躅(つつじ)の燃えるような赤が印象的です。


初夏の訪れを告げる新緑の間を渡る乾いた風のさわやかな季節。

ヤシオ躑躅の柔らかなパープルを帯びたピンク色、ミツバ躑躅の清楚な白、目の覚めるような赤躑躅。

美しい躑躅の森です・・・。

以前から、不思議に思っているのですが、躑躅(つつじ)と髑髏(どくろ)って・・・なんだか、漢字が似ているような気がして、いつも躑躅(つつじ)という感じを、『ドクロ』と読んでしまいそうです。

今、春から夏へと季節が、緩やかに交代していくようです。


美しい緑の季節、燃えるような髑髏・・・いや、躑躅の森にて。



『黒井戸殺し』~換骨奪胎は、難しいの・・・かも・・・?

2018-04-19 22:22:52 | TV・ドラマ

先週末の土曜日に、合計8時間の三谷幸喜さんの作品をオン・エアしていた某エイト・テレヴィジョン。


新作は、アガサ・クリスティの『アクロイド殺し』を換骨奪胎で、第二弾。ドドーンと3時間。

名探偵・勝呂尊を、野村萬斎さんの続投でした。

・・・本家本元の『アクロイド殺し』は、未読なので、どのヘンまで、忠実なのかは、わからないのですが、時代は、終戦後の日本。
昭和のど真ん中。復興期の昭和26年という設定だったようです。

容疑者全員に、なんらかの秘密があり・・・そちらの方に、気を取られていて、肝心のヒトを、容疑者の勘定に入れないように・・・ミス・リードしていく筋立てのようでした。

まあ、映像化は無理と言われている作品だけあって・・・。
都合の悪いところは、映像化せず、後出しジャンケン的に、タネあかし・・・でした(ミステリーの皆川博子さんなんかが、よく使う手法でしょうかね)。

過去にも・・・。京極夏彦氏の『姑獲鳥の夏』なんかは、映像がでちゃうと、ミステリーでもなんでもなくなってしまうっていうんで・・・そういう映画がありましたが、コチラは、見る機会もありませんので、何とも言えませんが・・・。


はい・・・一番、印象に残ったのは、やはり野村萬斎さんの・・・あの究極の『声』でしょうかね?
もともと、響くようなよい低音の声をお持ちですが・・・私は、かの『ハクション大魔王』の大平透さんかと思いましたよ。

大平透さん=(ハクション大)魔王なんだけど。
科学忍者隊ガッチャマンの南部博士も大平さんでしたね~~~って、大平さんのハナシではなく、野村萬斎さんでした。

オチャラケてばかりのスグロですが、最後は、苦悩に終わるようです。
その苦悩の表情は、流石に、役者さん。

狂言は、キツネにはじまり、狐に終わる・・・って、関係ないですが。


殺されちゃう黒井戸さん役のエンケン(遠藤憲一)さん、大ブレイクですね~~~。
テレビで、見ない日は、ないくらい・・・。
映画に、ドラマに、ひっぱりダコ。


余貴美子さん、草刈民代さんの不思議な存在感と怪しさ(お二人とも目のメイクが際どい。余さんは、赤。草刈さんは、緑のアイシャドウがなんとも・・・)。

藤井隆さんのチンピラ感は、ハンパなくヨカッタです。

文学座の今井朋彦さんも、やはりヘンな怪しさで、視聴者に不信感を植え付けます。


このひとのために・・・黒井戸さんの殺人事件が起きたという・・・張本人は、最近迄、やたらワイドショーが騒いでいた斉藤由貴さんですが、若いころと変わってないというか、あまり進歩がないというか、あのトシで・・・と、ちょいと目を逸らしたくなる・・・。なんか、オバさんの若作り的で。無理があるような?

さてさて・・・肝心なひと。主役でもあり、わき役でもあり、ドラマのガイド役でもある大泉洋さん。
ワタクシ的には、このひとの、なんとなくぼんやりとした印象の目が好きになれません。コレは、好みの問題ですが。

結果的には・・・だから?何なんだ???的でしたが・・・。