体調が良い日は、あまりない。
いつも、グズグズしていて、実は、十代初めの頃より、随分長い事、起立性低血圧による脳貧血状態に脅えている。
外出時は、特にそうだけれど、深夜にお手洗いに立って、その時に起こる発作もイヤだ。
心因性というか、症状が起こるのは、精神的な要因も大きいようだ。
今回、都内に出て、発作が起こった原因のひとつが、嗅覚だったように思う。
病院隣接の駅ビル内で、ハンドクリームの新作を試した。
その香りが、全く受け付けない香りで、お手洗いに寄って、洗い流せばよかったのだけれど、時間がもったいなくて、そのまま電車に乗った。
手を顔に近づけると、酔ってしまう様な香りだった。
具体的には、ジャスミン・・・ということなのだが。
ジャスミン・・・と言えば、お茶にも利用するし、お茶に含まれるものは、嫌いではないが、友人が、昔、ジャスミンだとか、金木犀は、トイレを連想させるから、花の香りのお茶は、苦手だと言っていた。
私は、ジャスミンというと、入浴剤のバスクリンを思い出す。
あの香りは、好きだったのに。
入浴剤のジャスミンの香りは、純粋なジャスミンではなくて、合成なのだろう。
今回、試したハンドクリームのジャスミンは、純粋な香料としてのジャスミンだったのだろうか。
濃厚で、粉っぽい(アルデヒド)感じだった。
ここのメーカーは、期間限定という商品が多くて、3カ月おきくらいで、新作を発表して、好評のものが定番化するようだ。
いくら気に入っても定番化されないとその商品は、販売されない。
同じシリーズでも、購入時期により、微妙に香りが違っているように思う。
処方箋が違うのだろう。
それにつけても・・・。
強い香りは、宜しくないようだ・・・。