鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

戻り夏の秋の日(市外の料亭ランチ&美術館)

2024-09-26 22:02:38 | 宝石

再びの真夏日。

日光に行く計画だったのだけれど、ニジマスを供するレストランの予約が取れなかったので、市内東端の料亭ランチ&美術館に変更。

料亭は、市内中心部より離れていて、広い敷地とカフェを併設していて、静かに過ごせる場所。

開店時間少し前だけれど、カフェは、開店を待つ女性客の車でいっぱい。

道を挟んだ第二駐車場へ。

ランチ価格なので、相応の食材しか使えないと思うのだけれど、丁寧な仕事と技術で、久しぶりに本当においしいものを食べた気がする。

先付のあとに供される椀モノが特に美味しくて、椀モノの出来のいいお店は、期待ができる(と思っている)。

テーブルは、予約で全部埋まっていた。

窓から見える楓が、戻り夏の日差しの中で、その清涼な青さと湛えている横で、早くも黄色から赤へ変わる樹木を眺めながら・・・。

本当に静かで、落ち着いたお店だった。

 

ランチのあと美術館へ。 

『コスチュームジュエリー 美の変革者たち 小滝千佐子コレクションより』

真鍮、ガラス、エナメル・・・といった金銀、宝石に代わる素材をふんだんに使い、ファッションショーなどの場において、ヴィジュアル的に効果のあるジュエリー・・・そんなアクセサリー感覚のネックレス、ブローチなどを展示。

真鍮に小さなガラスを留めたブローチなどは、若いころの母が持っていた唯一のアクセサリーに似ていて、真鍮や銀の台座などは、黒く変色していたり、ガラスビーズが取れたりして、子供心にみすぼらしく感じたこともあったのだけれど。

かのジャックリーン・オナシス・ケネディなどは、テレビ放映されるなら、本物の小さな真珠のネックレスなど意味がない・・・といって、テレビ映りのよい大粒のイミテーションパールのネックレスを3連してテレビに登場したなんてエピソードなど思い出し。

赤、緑、青・・・天然の宝石とは似ても似つかぬ人口着色料てんこ盛りのドロップやゼリーを彷彿とさせるガラスやエナメルの素材。

見せるためのコスチューム・ジュエリー。

それはそれで・・・1950年代から1960年代のコレクションは、懐かしさ、ノスタルジー感たっぷり。

母の持っていたブローチは二束三文にすらならぬような安物だったけれど、母はこれしか持っていなかったな・・・小さな花のガラス玉の象嵌されたそれでもかわいらしい品だったと今は思う。

 

外は夏だったけれど、夏の中に鮮烈な秋の色・・・赤とんぼ。

 

そして美術館の駐車場にパークした車のボンネットには、秋の子供が落ちていた・・・。

 

 


真珠夜話④母の真珠

2021-03-24 22:22:22 | 宝石

良く晴れて、4月下旬並みの陽気。

春一色です。

 

正統な真珠のネックレスと言えば、やはり真円の巻きの厚い和珠(アコヤ貝)ということになるかと思います。

母の形見となってしまったこの真珠。

母は、一時期、狂ったように?真珠ばかり買い求めていたのだけれど、いつしか、その熱も冷め、晩年には、

『宝石では、暖まらないから・・・。』

と言い出し、一切見向きもしなくなりました。

それでも、公務員を定年退職した少しあと、最後の真珠を買いました。

やはり、コレ迄のものは、珠が小さく貧相だったし、母最初の真珠は、もう真珠層が、剥がれ落ちた連で、やはり安価なものだったようです。

冠婚葬祭には、やはり良いものをひとつ持っていないと・・・と思ったのでしょうか。

値段を聞いて、びっくりしたことを覚えています・・・もちろん、この真珠のネックレスの他に、10mm越えの和珠とダイヤモンドのついたリングのセットジュエリーだったのですが、リングは、葬儀の日に、父親の違う姉(私は、過去に一度チラっと会っただけという)に、形見分けとして、手渡しました。

彼女も母の娘だし、母親から、たぶん、私の知らない宝飾品を譲り受けていたであろうかと思うのですが・・・詳細は知りません。

両方で、100万円くらいだったと聞いていますが、本当にその価値があったのかどうかは・・・?

ただ、親戚筋からの購入だから、悪いものではないだろう・・・みたいな。

母にとって、最後の宝石となりました。

この真珠のネックレスは、45cmあって、私には、ちょっと長すぎる感じなので、少し短くしてもらおうかと考えています。

糸替えもしなくてはならない時期であろうし。

 

葬儀の朝。

3月のまだ寒い朝、喪服に着替え、このネックレスをつけたとき、首筋に、ヒンヤリと冷たい真珠の感触。

今日は、お骨になってしまう母を送る悲しい日なのに、空は、真っ青に晴れ上がり。

この真珠を見るたびに、葬儀の朝を思い出してしまいます。

 

 


トラファルガー・ブローチ

2019-11-21 23:53:23 | 宝石

晴れても、気温の低い寒い一日。

明日の朝の気温は、5℃以下という予報。県北では、既に、氷点下。

冬の訪れです・・・。

 

可愛い鳩のブローチを見つけました。

6羽の鳩がモチーフ。フリースの帽子に。

先頭を行く鳩が、星とリンクされていて、ゆらゆら動くものお気に入りです。結構、大振りで、6cm~7cm程度の長さがあります。

特に、季節を選びませんが、これからの寒い季節には、よく合いそうです。

もっとも・・・ちょっと重量があるので、夏の薄物では、布が負けてしまうかも・・・。

やはり、厚手の布地となる冬の季節のコートの襟とか、スカーフ留めなどに。

 

 


昭和レトロ・アメジスト・プラチナリング

2018-12-29 14:22:19 | 宝石

乾いた冷たい北西の風が、吹きすさぶ歳末の週末。


久々に、本物の宝石ネタです(ここ最近は、280円だの350円だのと・・・おもちゃ価格のブローチばっかりだったんで、ここらで、ひとつホンモノを・・・)。

毎年恒例?の相方のコレクションから、1点いただきました。

(たぶん)3カラット以上は、あると思うのですが、昭和の時代のレトロ感漂う?大粒のアメジスト・リング。

アメジスト(紫水晶)は、ダイヤモンドなどに比べると、各段に安価で、宝石としての価値もあまり高くないのですが・・・。

コチラは、たぶん(わりと)上物の石。



製作は、たぶん、昭和後半頃(1960年代から1970年代頃と推定)。

台座は、プラチナ850。

安物のアメジストに、プラチナの台座は、使わないと思うので、選び抜かれたアメジストだと推測。

あの時代(昭和後半頃)では、アメジストなどで、大きな石は、カボッション・カットが、定番だった頃で、この石は、側面が、台形と三角形のカットが交互に施されています。

画像は、リングの裏側から、光源をとりましたので、実物より青味が濃いように、うつりましたが、実物は、紫水晶そのもの・・・透明度の高い紫色です。

和服などに、似合いそうな意匠ですが、悪くすると、イナカの成金おばちゃんのイメージですが、石が比較的円形に近い楕円形なのと、石の大きさが、大きからず、小さからず・・・という絶妙なサイズで、脇石がひとつもない(所謂、ダイヤモンドギラギラがない)ので、シンプルな美しさのある形です。

ただ・・・昭和時代のデザインですので、石が、高い位置にセッティング(立爪というか恐怖の鬼爪のダイヤモンドリング程は、高くないのですが)してあるので、普段向きではないというか・・・。

現在のデザインなら、石を横向きにセッティングして、高さのない使いやすいデザインになるのかもしれません。

そして、毎度のことながら・・・私の指には、大きすぎて、外出時に装着しようものなら、一発で、すっぽ抜けて、紛失・・・だと思います。

更に、毎度のことながら・・・たぶん、資産価値は、プラチナの地金の重量分くらいでしょう・・・と、相方は、言ってました。




どんぐりブローチ

2018-11-24 23:12:02 | 宝石

めっきり、寒くなってきて、朝などは、かなり冷え込んできました。
日中も12月並みの気温ということでした。


以前から、欲しいと思っていたどんぐりのブローチを入手しました。


(↓使いまわしですみません。以前に撮影した生?どんぐりの画像です)



どんぐりのモチーフは、可愛くて、秋っぽいので、ひとつ欲しいなぁ・・・と思って物色しておりましたが、ずっと欠品中だったものが、入荷したとのことで、つい買ってしまいました。

購入したショップは、結構、価格が変動するので、同じものが、他のショップで、更に安価に取り扱っていないかどうか、商品検索してみたのですが、今のところ、他には見当たりませんでしたので、もう秋も終わりなのですが、あと1,2回・・・11月が終わる迄は、まだシーズン中だろうと思います。

どんぐりの可愛さは、このフォルムに尽きるんだろうなぁ・・・といつも思います。

ブローチのどんぐりの実は、ほぼ実物大か、ほんの少し大きいかな?というサイズです。

ブローチの留め具の他に、チェーンを通して、ペンダント風にもできるような加工がしてありました。

(うんうん。可愛い。可愛い。)

どんぐりの実と枝とを連結する帽子の部分は、ピンクとイエローのガラスビーズで、キラキラしています。


どんぐり・・・と言えば、可愛い実の割に、味は、苦くて、不味いようですが、西洋ハシバミ(西洋どんぐり)のヘーゼルナッツは、美味しいのです(・・・なんてことは、過去何度も書いておりますが・・・)。
特に、チョコレートとは、相性抜群のようで、アーモンド、マカデミアと共に、チョコレートのパートナーとしても、その地位?は、不動です。

漫画『テルマエ・ロマエ』の原作者のヤマザキマリさんのマンガエッセイの記述に、イタリア人の好むヘーゼルナッツの加工品である『nutella(ヌッテラ)』というチョコレート風味のペースト状のスプレッドがありますが、イタリアのひとたちは、この『nutella』が、大好物で、パンなどに塗って、食し、このスプレッドは、或る意味、無くてはならないもののようです。

ベルギーチョコレートなど、欧羅巴のチョコレート菓子に、なくてはならいのものが、ヘーゼルナッツのようで、チョコレートに、ヘーゼルナッツクリームを混ぜ込んだり、プラリネにしたりと、加工方法も様々。

私は、チョコレートに、実のままゴロゴロ入ったヘーゼルナッツチョコレートが好きです。


拙宅周辺には、どんぐりの成るブナ科の木が多く、9月になると、ボトボトと大量に堕ちてくるのですが、残念ながら、ヘーゼルナッツの成るカバノキ/ハシバミではありません。

コレ、全部、ヘーゼルナッツだったら、毎日、喜んで拾うのに・・・と・・・秋になると思います。





Adiora Brooch②/魅惑のクリスタルガラス

2018-11-20 23:22:21 | 宝石
乾いた冬の晴天。
日中の気温も、15℃を下回るようになって、晩秋の趣。


冷え込んできました。
裏の雑木林を飛来していた蝶、蜂などの姿もみえなくなりました。
木々も緑色から、明るい黄色、茶色く枯れ枝葉(台風などで、木の枝が、半端に折れて、あとは枝ごと落ちるのを待つばかり)、そして今一番赤く目立つのが、樹々に絡まった蔦。

基本的に、足が6本以上ある昆虫は、苦手なのですが、今を遡ること、十年くらい前に、観劇で訪れた渋谷にある劇場の入り口近くにあるスワロフスキーの店舗で、明るい照明の中、ディスプレイされた美しく光る翅(ハネ)をもつ蜻蛉(とんぼ)のモチーフのブローチを見つけました。

価格が、私の価値観と合わず、高額だったので(ガラスが、こんなに高いのか・・・)、即買いすることはなかったのですが、自宅に戻ってから、あの翅の美しさが、忘れられず・・・(このあたりは、2008年5月5日の拙ブログをご参照下さい)。

画像も載せていますが、昔の携帯電話で、適当に撮影した画像なので、ボケボケのブレブレです。


ブローチは、服と服の素材を選ぶので、この蜻蛉のブローチは、出番が殆どなくて、最近になって、ストローハットやコットンキャップなどのカブリモノのアクセントで、活躍を始めました。

スワロフスキーを始めて知ったのは、もう4半世紀以上も前に、勤めていた電機メーカーで、欧羅巴(ヨーロッパ)に出張に行かれた方から、お土産を、いただいたのですが、ほんの4cmくらいのアヒルちゃん?です。


大きな円筒形の箱の中に、分厚いスポンジの中にサンドイッチ状態で入っておりました。
(箱は、汚いですが、中のアヒルちゃんは、ごくごく、稀にみるくらいなので、キズなどはついておりませんでした)


アヒルは、シルバークリスタルということらしいので、前出の蜻蛉のブローチのような色の変化は、ありませんが、とても可愛い(形もそうですが、大きさも)オブジェです。

スワロフスキーは、19世紀に、創立されたオーストリアのメーカーさんで、創始者のスワロフスキーさんは、チェコの方だそうです。
普通のガラスより、高含有の酸化鉛で、あの輝きと色を作り出すのだそうです。

また繊細なカッティングを施した形状で、不思議な輝きを放つようです。



秋の装い

2018-10-28 13:32:48 | 宝石

秋晴れの日曜日。


昨日350円のブローチなど画像にあげてみましたが、本物の南洋パール(ネックレス)と和珠・アコヤパール(リング)とコラボレーションしてみました。



葡萄色のシルクスカーフに、本物の真珠と模造品が会する?悪趣味な画像。

かの米の国の大統領夫人なれば、摸造品も本物に見えるけれど、私が、装ったのでは、全部、模造品に見えるかな?

ネックレスは、18Kのチェーンに、大きさと色の異なる南洋パールのステーション型。
リングは、いただきもので、見えにくいですが、台座18Kに、9mm玉と小さなミニパールの優美で、可愛いデザイン。昭和の佳き時代を思い出します。

ブローチは、350円のおもちゃ。プラスチック樹脂?のパール、ガラスビーズ、台座も安価な金属に、金色のメッキを施したもの。


秋から冬の装いは、衣類が、コートなどのアウターが、厚くなるぶん、アクセサリーなども、大振りなものがよさそう。

本物の小さなダイヤモンドは、出番が少ない。

チマチマした小物のホンモノより、目立つ模造品で、映像勝負を制した、かの米の国の大統領夫人は、美しさの見せ方を知っているヒトなんだろうと思います。

そう・・・。
旦那が、ダラスで、暗殺された日。
血のついた衣装でさえ、ドラマチックに演出した計算高さ。

美しさは、こうであらねばならぬもの・・・でも、庶民は、関係ないもんね~~~。

350円で、悦に入っているんだからさ。

それでも、秋は、美しい季節です。







楓のブローチ

2018-10-27 16:23:36 | 宝石

午前中は、本降りの雨。正午前には、晴れ間も・・・。
湿度があって、蒸し蒸しした土曜日。


幾分か、稼ぎがあって、僅かな給料の中から、チープな宝飾品(それでも一応はホンモノ?)を買っていた頃には、見向きもしなかったのだけれど、手許不如意な日々でも、ちょこっと可愛いとか、季節にあったアクセサリーが、欲しくなったりする。

普通なら、まあ、1,000円、2,000円くらいで、ちょっとしたプレゼントに良さげかな・・・と思うものがあるのだけれど・・・。

世の中は、いつの頃だろうか・・・ハロウィーンとかいう、カボチャ?のイベントが、近いようで、これから、クリスマスにかけて、初冬は、買い物がしたくなるシーズンでもあったりで。
クリスマスは、購買意欲を、いかにそそるかの商戦でもあるし・・・(宗教とは、別物なのかね?おカネが、動けば、経済は、活発になるし、プレゼント貰って、幸福感も味わえるので、満更でも、ないのかも・・・)。


丁度、今頃(紅葉)の時期から、年末くらい迄の季節に、ぴったりだと思うモチーフのブローチを購入してみた。



カエデの葉に、大玉のゴールド系のフェイクパールの初冬に合うようなデザインで、350円くらいだった。
(この価格からして、国産はあり得ず、やはり、隣の大陸産であった。大丈夫かね?)

或るネットショップで、購入したのだけれど、モノが、350円で、配送料無料(そんなんで、儲かるんかい?と思ったけれど、ワタシも手許不如意なので、有難い)。

価格の自由化・・・というか、インターネットが普及して、モノの値段が、ショップによって、各段に違う・・・というのは、最近、学習したけれど、以前の拙ブログで、(やはり安価な)小鳥のブローチも、同じものが、ショップによっては、380円~2,600円の価格帯で、売られていることを最近知った。
 ↓



私は、送料込み1,000円弱で、購入したのだけれど、600円近くぼったくられた訳である(その後、何故か、購入したショップでは、値上がりしていて1400円位になっていた)。
600円だの、1,000円だのと、みみっちく、シミッたれたハナシではあるが・・・。

同じモノの値段が、何故、これ程違うのかは、謎である。


まあ、コレは、1,000円、2,000円のハナシであるけれど、恐ろしいのは、ホンモノの宝石業界である。

3,000,000円で、購入したダイヤモンドを、売却しようとしたら、150,000円くらいにしかならなかったとか・・・引取り価格は、せいぜい1/10程度だという。

でも、本当に気に入って買ったものなのならば、市場価値とは、見合わなくても、それでよいのかもしれない。

・・・なので、私は、350円のブローチを身に着けて、楽しんでいる(・・・と負け惜しみにしか聞こえないケド・・・)


かの、米の国の大統領夫人で、ジャックリーン・オナシス・ケネディというご婦人は、テレビに出演するときは、大振りのフェイクパールを3重につなげたネックレスをしていた。
大統領夫人が、フェイクの宝石を身に着けているなんて、誰も思わないだろうし、小さいけれどホンモノの真珠より、大振りの模造品の方が、見栄えがよいのを計算した大統領夫人の戦略というか・・・一種のハッタリというか・・・あざとさが見え隠れするエピソードだなと思ったりで。
カネは、腐るほどあるのに、フェイクってところが、なんとも・・・。

旦那なきあと、別の富豪(オナシス)と(おカネのために)再婚して、結構、長生きした・・・したたかな婆さんでもあった(主観の問題だけれど、私は、かの夫人を美しいを思ったことはない。四角い顔に、目と目の間が、離れていて、計算高い女性(にしょう)という印象がある)。




インコのブローチ②

2017-12-15 20:11:41 | 宝石
くもりがちで、寒い週末。

先月の中旬に発注したブローチが、やっと届きました。


形の違うもう一種類は、まだ未着。

ウチの姪と母の友人のお孫さん用、そして自分用に、各2種類×2個/合計4つ程、注文したのだけれど、せめて、クリスマス迄に間に合うとよいのですが・・・。

コレは、以前のブログにも記載しましたが、1日の違いで、価格が40%くらい値上がりしてしまったもの。

あれから、商品ページを、時々、のぞいてみるものの、値上がりしたあとは、『品切れ・入荷待ち』の表示はないので、売れていないのかもしれません。

消費者は、価格には、敏感だからな・・・。

値上がり前の価格を知らないひとは、気に入れば、購入するのかもしれませんが・・・。


ブローチは、可愛いです。

頭の先から尾羽の先まで、50mm弱。

羽と尾羽の色が、緑・赤・黄・青で、羽と胸には、透明なライン・ストーンがキラキラ。
フェイクパールは、タマゴかな?

値上げ後の価格でも、ちょっとしたプレゼントには、良さげなのですが・・・。

いかんせん・・・値上がり前の価格を知っているので・・・。

値上げ前の価格だからなのか・・・梱包は、以前と比べて、雑?な感じは、否めませんでした。

以前、同じ商品を購入した時には、可愛い小さなエアークッション付きの袋に入れて、発送してくれましたが、今回は、セロファンの袋だけでした。

服が、主流のショップですが、お値段の割には、見劣りがしない・・・というか、お値段以上と思えるモノも多く、また可愛らしいデザインが多くて、気に入っていたのです・・・。

(でも、殆ど、欠品だったりして、予約販売が多いみたいです。納期も長くて、プレゼント用など使う場合は、半年くらい前から、チェック、発注しないと間に合わないし、シーズンを先駆けて、注文しないと、使いたい季節に、届かないという・・・)

在庫を持たない・・・ということは、小売店にとっては、メリットが大きいけれど、お店としては、どうなんでしょう?

リアル・ショップではないようですし。

とにかく、デザインも変わったもの(言い方を変えると、ヘンテコ?なもの)も多いですし。

ストール、ブローチ、トップスなどは、安価なものは、安価で、なかなかですが、高いものは、普通以上に高額でして・・・。

コンセプトが、良くわからないですが、時々、チェックして、楽しんでいます。

コレ欲しいかな~~~?とか言って・・・。



インコのブローチ

2017-11-21 21:21:21 | 宝石
乾いた晴天。

朝の気温0℃

いよいよ・・・冬の訪れ。



いくらかお金があった頃は、ストレスもマックスで、安価な宝飾品を、狂ったように?買っていた時期があります。

そんな安価な宝飾品も、賄うことができず、手許不如意になって、幾久しい・・・。

本日の画像。


おもちゃのブローチ。

インコと花がモチーフ。

可愛い青い顔のインコ。
胴体は、ガラス。
フェイクパールと真鍮の土台。

これを、プラチナの台座(或いは、18Kホワイトゴールド)で製作して、木の枝には、青みのあるパール、ダイヤモンドの蕾、花は、ピンクサファイアなどの暖色系のサファイア。

インコの頭は、ラピスラズリ、目はルビー。

胴体の羽もルビー。
背中は、ダイヤモンドを象嵌。
冠は、金とダイヤモンド。

尾羽は、ルビー、サファイア、エメラルド。

考えてみれば、インパクトのあるイエローの宝石って思い浮かばないなぁ・・・。

クチバシは、エナメルにしましょう。

・・・ってことで、コレ本気でオーダーしたら、300万円くらいで出来るかな???


本物の宝飾品でなくても、コレくらい安価なおもちゃのブローチでも、充分、楽しめたのに・・・。


実際、本物の宝石でつくるとなると・・・重量が嵩むので、薄手のブラウスなどには、まずつけることができないかも。
薄手のセーター類もたぶん、下を向いてしまうでしょうから、厚手のコートとか、ブレザーなんかに限られるでしょう。

ブローチの難しいところは、衣類を選ぶってとこでしょうかね?

男性の無地のネクタイのタイピン替わりにも可愛いと思うけど・・・実際どうかな?
ピンの部分が相当太いので、ネクタイだとピン穴が残ってしまうかも。


ブローチを留めているのは、フェイクファーのベレー帽。
このベレー帽に、スモーキーブルーのコートと先日買った濃いスモーキーブルーのブーツを合わせると色的に、初冬の佇まい・・・と言った感じで・・・。


何のカンのといっても、秋から冬は、お洒落が楽しい。

夏は、汗絡みで、自宅で、洗濯できない素材の服は、着たくないし・・・。

安価な服ばかりでも、宝飾品は、本物しか身に着けない・・・みたいなポリシーがあったけれど、そんなことも言っていられなくなったので、おもちゃで遊んでいます・・・。