鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

もう・・・何もほしくない・・・!

2012-01-30 22:54:04 | Weblog
日本海側豪雪。雪の被害。


このまま・・・雪に埋もれたら・・・。
この二階の部屋の窓も雪に塞がれ、南のベランダにも雪が降り積もり・・・。
出口もなくて、ただ、雪に埋もれていく・・・。
そんなことを想像している。


音もなく・・・。
暖を取る術もなく。
体温だけが、唯一の温かみ。

食糧も尽き・・・。
あるのは、たぶん、水だけ。

電気も止まり、都市ガスも途絶え、身体もだんだん熱を奪われ・・・。
けだるく、沈み込むように、ゆっくり、ゆっくり、冷えていく。

緩やかに降りてくる死の影を見つめながら・・・。

そうか・・・このまま、ゆっくり、ゆっくり、体熱が奪われ、冷たくなっていくんだね・・・。

足先の冷たさは、もう感じない。
もう、末端の細胞は、凍死しているんだもの。

音もなく、降り続く雪に、出口は、閉ざされ。

雪の重みで、家屋が崩壊する前に・・・

差しのばされた冷たい指先に触れるたび、
死の天使は、美しく笑う・・・。

まるで、あのひとみたいに・・・。

その微笑みだけで、充分だよ・・・。

もう・・・何も・・・欲しくない・・・。


ナッツ入りのフレーバー珈琲

2012-01-29 22:54:05 | Weblog
風の強い乾燥して、寒い日曜日。

風邪と平日の寝不足から、頭が痛くなるほど、眠り続けて、随分とラクになってきた感がある。
やはり、身体が不調なときは、休むに限る。

休日といえば、自宅に居れば、珈琲なんぞ飲んでいる。
私は、前世が、『リス』だったのではないか・・・と思えるくらい、種実類(ナッツ系)が好きで、時々、小さな袋(ハガキよりひとまわりくらい大きなサイズ)のカシューナッツやヘーゼルナッツを買い込んで、食べている。
以前は、珈琲に、ナッツのフレーバーを付けたものもあって、珈琲にバニラとマカダミアナッツの香りをつけたものだとか、よく飲んでいた。
でも、アレは、香りがついているだけで、実際には、ナッツのナの字もない・・・まやかしな珈琲なんだけど。

・・・ところが、最近、珈琲の粉に、ナッツを粉砕したものを入れた珈琲をみつけた。
アーモンド、ヘーゼルナッツ、ココナッツバニラの3種類。

人工的に香りをつけたものではないので、それ程、香りはしないけれど、なんとなくナッツ入りの珈琲といった控えめな感じが、美味しい。
森の中にある珈琲ハウスなんかにこんなメニューがありそうだ。

以前、会社で、
『何処に住んでんの?』
と聞かれ、居住地の町名を答えたら、
『あらら、軽井沢なのね。よいところにお住まいで。』
と言われた。
その時まで、そういう名称で、呼ばれていたなんて全く知らなかった。ジモッティなのに・・・。
どういう訳か、ワタシの居住地は、O市の軽井沢?と形容されているらしいのだ。

市内では、新興住宅地で、一戸建てが多くて、まだ、新しいし、雑木林や水田があたりに残っているような環境のせいらしいが・・・。
私は、新興住宅地になる前から、ずっとここに住んでいて、この辺が、水田だらけのド田舎時代からいるから、未だに、ド田舎感覚が消えていない。

本家本元の軽井沢には、全く及ばないけれど、高原の森林の中で、飲む珈琲は、胡桃を齧りながら、ほお袋を一杯にしたリスが遊びにくるようなそんな中で、飲みたいのが、ナッツ入りの珈琲だ。

自宅北側の冬枯れした雑木林を眺めながら飲むナッツ入り珈琲は、不思議な森?の味がする。



今年の冬は、長い・・・!

2012-01-28 22:51:46 | Weblog
酷寒の冬日続く。
寒気に覆われて、呼吸をするたびに、冷気の刃が、肺に突き刺さるような寒さの朝。
もう、随分と長い寒さの中に居るような気がしてくる。
お正月から、口唇ヘルペスに始まり、咽喉の痛みで、風邪が始まって、不調の中、随分、日が立っているような気もするけれど、まだ、1月は、終わっていない。

今年の冬は、長い・・・。
終わりが見えないような気がする。

週の初めから、睡眠不足で(・・・仕事のある日の前日ってのは、あまりよく眠れないから)、そのせいで、風邪が抜けないのかもしれない。

寝起きが悪くて、気持ち悪い。
寝なくては・・・眠らなくては・・・と思えば、思うほど、眠れない。
明け方、少し眠気がくるけれど、もう起きなくてはならない時間だ。

そんなヘンな眠気がイヤだし、朝の眠気は、強烈で、このまま自然に目が覚めるまで、寝ていられたらどんなに身体にもよいだろうか・・・と考える。

勤め人には、不向きな体質なのは、子供の頃からちっとも変っていない。

人は、過度なストレスなどを感じず、適度な栄養と運動がなされていれば、120年くらいの寿命があるらしい。
この120年という数字は、身体が大人仕様(生殖機能が作用する年齢ということか?)になるのが、だいたい12歳前後、その10倍の寿命が保てるということらしい(ほかの動物の例からそんな数字が出たようだ)。

でも、年間320日前後(土日・祝日・夏季・冬季休暇・有給休暇20日間以外)は、眠りたいのに、無理に起きて、したくもない(面白くない)仕事をするのは、多分、身体の想像を絶するストレスに値するのではないかと思う。
小学校(或いは、それ以前の幼児保育期間)から、会社定年(会社員になるとすれば)までの60年間は、避けられないストレスだ。寿命も短くもなるだろう。
ましてや、首都圏のラッシュ、道路の渋滞と、イライラは、募る。

平均寿命が、80年とすると40年分短くなるのは、こういったストレスのせいかもしれない。
しかし・・・そういうストレスを感じてでも働かなければ、身体を養っていくことが難しい。
働かなくては、食糧を調達することが難しいからである。そういう矛盾を抱えてひとは、生きる。

今年の冬は、長くて、寒い・・・。
寒くて辛い・・・。
辛くて・・・・眠い・・・。




今年の風邪は、長い・・・②

2012-01-27 23:30:52 | Weblog
今年一番、冷え込んだ朝。
氷点下5℃。

空気も切られるような冷たさで、乾いた冷気が天空から降りてくるようなカンジだ。
一度、回復しかけたように思える風邪も、治りきらない。
力なく情けない咳が、10日近く続いている。

明日は、都下の病院へ通院の予定だったけれども、こんな状態じゃ、治療もままならないから、予約をキャンセルし、再予約をした。
なんと、来月末まで、予約で、埋まっていて、1カ月先まで、診療してもらえない。
特に痛みがあるとか、生活に障りがあるわけじゃないから、この冬は、ひたすら、養生しようと思っている。
インフルエンザも蔓延しはじめているから、人ごみは、避けた方が、賢明かもしれない。
1月初めから、ジワジワっときた風邪に、インフルエンザにまで、感染してしまっては、たぶん、再起不能だろう。

今年の風邪は、長い・・・そのウイルスの名は、デス・フォー ランダムスター

私は、臆病なんで、世の中の全てが怖い。
インフルエンザが怖い。
風邪も怖い。

風邪なんて、大丈夫・・・って思っていたら、思いのほか、ひどくなって、いつまでたっても治らない。

優しかったひとが、突然、豹変する。
普段、可愛い猫が、いきなり爪を立てる。
ここだけは・・・と安心していた場所は、いつのまにか、他人にとってかわられる。

金曜日くらい、ゆっくりお茶でも飲みながら、退社時間を待つ・・・なんてのは、私以外のひとの話だってことを、イヤというほど、思い知らされる。

気管支に貼りついて、そのまま居座り続けるウイルス。

明けない夜は、長い・・・デス・フォー ランダムスター!
今年の風邪は、長い・・・デス・フォー ランダムスター!
つまらん芝居は、長い・・・デス・フォー ランダムスター!
(メタル・マクベス “明けない夜は、So Long“ 宮藤官九郎:作詞)


凍結する・・・。

2012-01-26 22:51:50 | Weblog
毎年、毎年・・・1月って長すぎるよなぁ・・・と思ってみたりする。
お正月は、とうの昔の事のように思える。
寒いし、風邪治らんし・・・、今週末からは、またまた月次決算のピークだし・・・それなのに、何故か、私は、停滞している。

気象庁から低温注意報が発表されて、この寒さ、しばらく続く・・・ってことらしいので、寒いのは、もう、うんざり・・・なのだけれども・・・。

朝方は、特に気が滅入る。
通勤用の車のフロントガラスが、ガチガチに凍りついていて、10分くらいエンジンをかけておかないと、全く前が見えない状態。
(徒歩や自転車やバイクじゃないだけ、ありがたいと思わなくては・・・)
無理やり、そう思うことにしている。

この凍結。
あまり良い意味では、使われていない。
道路の凍結は、危ないし、不況で経費予算の凍結と聞いた日には、凍結(使っちゃいけない)なのに、仕事が増える不思議。予算がないから、頭を使って節約しろ・・・なんて通達も。
国家間の条約の凍結なんかは、死活問題にもなりうるし、国際援助の凍結や、プロジェクトの無期限凍結・・・だとか、挫折感も漂い始めるのが、『凍結』

停止、停滞・・・そんなイメージのある凍結だけれど、自然の凍結は、美しい。
青い湖の凍結した朝。
木に積もった雪が凍結する樹氷。
冬枯れした水田が凍結して、朝の光の中で、きらきら光っていたり・・・。
(これは、映像でしか見たことがないけれど)ダイヤモンド・ダストも凍結した水蒸気が見せるこの世のものとは、思えないような光景。

雪も一種の凍結状態か・・・。水滴が大気中で、氷って凍結する。

交通網の麻痺、雪に閉じ込められる・・・。
雪の積もった朝は、音がない。
全て雪に吸収され、世界は、雪に閉じ込められて、凍結する。
勤め人にとっては、迷惑な話だけれど、世界は、休暇を取りたがっているのかもしれない。
雪で、全てを覆い尽くす。
美しい白さで、世界を覆い隠す一瞬。


『絶望名人カフカの人生論・頭木弘樹・編訳』②

2012-01-25 22:50:05 | Weblog
空気の冷たい寒い寒い一日。


この本を読むたびに、このひとは、私と同じ種類の人間なのかも・・・と思ったりします。
カフカと何一つ、類似点がないにも関わらず、恐ろしいくらいネガティヴさだけは、同じ種類なのかも・・・と思うのです。

・・・自分のやりたい仕事は、カネを生まない・・・。
生前は、評価されなかったカフカ。
仕方がなく、8時から2時までの労働時間さえ、嫌がっている・・・。
パンの為の労働・・・。

コレ程虚しいことはない・・・。

ツマラナイ仕事・・・

食べるためだけの労働に時間を取られ、体力はないし、眠れないし、疲労はとれないし・・・。

それでも、カフカは、書き続けます。
たぶん、永遠に満足できない作品を・・・。
彼は納得していないのに、後世のひとたちは、彼を、文学の巨人と呼びます。

充分孤独なのに、孤独が足りない・・・。
人を愛せても、一緒に、生活できない・・・。
倒れても、起き上がれずに、そのまま倒れ続ける人生・・・。

周りにひとがいるのに、自分は、この世で、たったひとりきりだし、
こんなに好きなのに、たぶん、そのうち、キライになるし、
幸福感なんて、あっと言う間に消えてなくなって、あとは、絶望の闇が拡がるだけ・・・。

楽しいかな・・・と思っても、参加してみると、何も楽しくないし、期待しても、期待はずれだし、がっかりするだけだし・・・。

こういう人間は、不幸が、普通だから、不幸でなくなると、もっともっと不幸になっていく。

病気は、免罪符。
働かなくても、罪悪感を感じないで済むから・・・。

やっぱり、似ている・・・ような気がします。


『絶望名人カフカの人生論・頭木弘樹・編訳』

2012-01-24 22:53:36 | Weblog
夜間に降った雪が、明け方の冷気で、凍結して、関東地方では、スリップ事故多発というニュース。
昼間になっても、3℃に満たなくて、寒い寒い冬の日。
私の居住地は、それ程でもなかったけれど、朝、車のフロントガラスに着雪した雪が凍結して、ガチガチ。

こんな日は、外に出たくない(・・・こんな日でなくても、外に出たいと思うことはあまりありませんけど・・・)。
今日のお題、ドイツが生んだ20世紀最大の作家・・・彼なくしては、後の文学は、語れないくらい影響力の大きなカフカの、絶望と孤独と悲しみにみちた名言集ということで・・・。

ページの右半分は、カフカの残した言葉。
そして、左側は、編訳された頭木弘樹さんの解説という構造になっています。

20世紀以降の作家で、カフカに影響を受けなかったひとは、いなんじゃないか・・・と言われるくらいのひとなのに・・・ソレを誇っていいはずなのに、40歳で亡くなってしまいます。
身体が弱いし、不眠だし、不安は、尽きないし・・・。
結構、裕福な家庭で育ったのに、それさえも、拒んでいるかのようで・・・。
どんな些細な事の中にも不安を見つけてしまうカフカ・・・。

どちらかと言えば、私もそんな性質なんで、痛いほどわかります。
幸福だと幸福になれないんだよね・・・。
幸福は、自分の不幸の中にしか存在しないような・・・。

世の中の全てが、自分に対して悪意を持っているようで、不幸の種を見出しては、育ててゆく。

自分には、生きてく為の何かが足りない・・・。
徹底的に欠落していて、どうにも埋めようがない・・・。

その反面、完璧主義で、なにひとつ妥協ができないから、納得しないし、小説だって完成しない・・・というか、完成できないというか・・・たぶん、他のひとが、完璧だって言っても、本人は、納得しないんですよね・・・みたいな・・・。

ひとりでいれば、何も起こらない・・・。

本当にそう。
いるのは、自分ひとりだけ。
そして、その自分に痛めつけられている自分がいるような・・・。


売却できるものは・・・?

2012-01-23 22:53:17 | Weblog
このところ、曇りやみぞれや雨・・・といった冬は、晴れの日が多い関東には、ちと珍しい日が続いている。緯度の高いヨーロッパの暗い冬ってのは、毎日こんな感じなのだろうか?

そんな具合なので、風邪も抜けず、何やら、ウツウツと良からぬ心配ばかりしている。
それでも、仕事に関してだけは、雑用がほとんどなくなったので、ラクになったと言えば、ラクになりつつある・・・増えたのは、従来の会計業務だけだから、勝手知ったる・・・仕事だけ・・・で、当初、考えていたほど、難儀ではなくて、いくらか安堵しているが・・・まだ、序の口。
始まったばかりだから、ここで気は抜けない。
多分、4月からは、会計伝票作成以外の管理事務の引継ぎも視野に入れて、少しづつでも覚えていかねばならないんだろうなぁ・・・と、再び、あらぬ心配をしている。
3月以後の契約は、まだ白紙だというのに・・・。下手な考え休むに似たり・・・というよりも、休んでいた方が、数倍マシっだって・・・。

さて、土曜日に、生活水準の格下げをシュミュレートして、いらぬ心配事などを増やし続けているのだけれど、定期収入がなくなれば、まずやる事は、身の回りのものを売却するということから、始めることになるのだろうけれども・・・。

今時、売却できるものなんて、あるのだろうか?

家電なんかは、もうゴミ扱いで、引き取りに料金が、かかってくるものもある。

本は、紙屑以外のなにものでもないだろうけれど、いきなり高値のつく本なども、2,3冊あればいい方か・・・。

ブランド品の服なんて、バーバリーのコートが1枚あるだけで、コレは、スペイン製のバッタもんで、サイズが極端に小さいから・・・売れないよな・・・。
服も売れるものがない・・・。

車もそろそろ10年落ち・・・だから、コレも売れぬな・・・。

あとは、貴金属・宝飾品だけれど、特に鑑定書とかある訳でなし、資産価値の全くない小さなダイヤモンドだの、サファイアの小粒の宝石が幾つか・・・。
金やプラチナなんかは、幾らかにはなるだろう・・・。
まず、コレを売りながら、食糧を手に入れるしかないな・・・。

毎日、ひとつづつ売って、食糧に変えても・・・1カ月持つかどうか・・・その程度。

売却できるものは、ほとんどないのだなぁ・・・。




今年の風邪は、長い・・・(death for Randomstar・・・)

2012-01-22 23:17:30 | Weblog
・・・と、いきなりタイトルから、躓いてしまった感があるのだけれど、かのロック・オペラ『メタル・マクベス』の一節。

今年の風邪は、長い・・・。

確かに・・・今年の風邪は、長い・・・。
未だに、完治せず・・・気管支あたりに留まっているかのようで、一向に快方に向かい兆しすらない。
ここ数日は、雨降りで、空気が湿ってきているので、いくらか呼吸は、ラクになっているのだけれど。

二階の自室の窓からみえる空は、灰色で、時々、雨音も聞こえてきて、この窓から見える世界が、今の自分の全てなのかなぁ・・・などと思ったりする。

・・・それは、それで・・・。

縦1メートル、横2メートルくらいの窓。
もうすぐ、ここにきて、1年になるか・・・。
去年の今頃は、この部屋の対角線上にある南向きの1階に住んでいた。

考えてみれば、ここにきて、1年に足りない日々。
結構、伏せっていた時間も多かったな・・・。

そのたびごとに、この窓から空を眺めた。

今は、冬枯れした雑木林の寒々しい枝が張り巡らされて、その間から、のぞく冬の空。

初々しい淡い蛍光グリーンの若葉が、陽の光に透けて、デマントイドガーネットのような色に輝くのも、夏の強烈な光に晒された緑が、青く陰りを帯びて映し出す影・・・。
緑から黄色そして、枯れて茶色に変わって落ちていく枯葉達。
鳥は朝から、元気よく歌う日もあれば、全く鳴かない日もある・・・。

あと何回、この窓から季節を見つめるんだろうか・・・?

今年の風邪は、長い・・・。

病みつきながら、見つめる窓の外は、灰色の雨雲で一杯になっている・・・。


氷雨~生活水準の格下げをシュミュレートしてみる土曜日

2012-01-21 23:08:17 | Weblog
昨日から、冷たいみぞれまじりの雨が降ったり止んだり。

年が明けて、3週間がたつけれど、お正月は、はるか昔のことみたいで、人事異動もしたし、風邪で具合が悪い状態も続いているし、濃霧の中を手探り状態で、歩いているような覚束なさばかりが先行していて、気持ちも沈むばかり。

・・・濃霧だとか、嵐だとか・・・実際の気象状況が悪い時は、外出などせずに、安全な場所で、とにかくじっとしていれば、必ずや晴天に恵まれる日が確実にこようというものだけれど、人の行く道は、どうもそうではないようで、いつまでたっても五里霧中な感覚に囚われてしまっているようで、いつまでも、同じ場所で膝を抱え込んで、身動きできないようなそんなカンジだ。

今、現職を離れれば、パートかアルバイトという雇用形態での労働になるだろうけれども、それ程、難易度の高くない事務職なんかだと
(時給)900円×(1日)8時間×(1ヵ月)21日=151,200円
そこから、所得税だとか、住民税だとか・・・引かれると、手元に残るお金は、120,000円くらいになるのだろうか?
生活保護世帯より低い水準か・・・。

1時間900円だと、ファミレスだったら、1回分の食事としては、こんなもんだろう?し、コンピニ弁当なんかだと2回分。一番安いおにぎりだけだったら、7個前後だし、仕事中に、飲む缶飲料だと、1週間もたないか・・・。
お豆腐、卵、野菜類、白身魚・・・夕食2回分くらいは、何とかなるかも・・・。
珈琲だとか、ベルガモットの香りのする紅茶なんかは、論外。栄養に関係ないから、除外。
アイスクリームも嗜好品だもんなぁ・・・。病人食???ってことでいいか・・・。今、風邪ひいているし。カシューナッツとかヘーゼルナッツは、栄養価は高いけど、食事としての用はなさないよな。

風邪薬は、安いのは、買えそうだ。
このところ、乾燥が続いたので、リップクリームも底を尽きそうだけれど、ご愛用のドクターハウシュカのリップクリームは、2時間働かないと買えないんだよな・・・時給900円だと・・・。メンソレータムの薬用リップに格下げする。
・・・というより、今の生活全部を、格下げして、必要最低限度で暮らす以外に生きのびる道は、なしってことか・・・。

・・・こんなことを考え始めるとキリがない。

氷雨降る土曜日・・・。
生活水準の格下げをシュミレーションして、更に、暗くなる休日。

いつまでたっても、霧は、晴れない・・・。