鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

薔薇と真珠

2011-12-07 22:57:39 | Weblog
くもりがち。薄日もさして、冬めいて・・・。


12月に入ってから、寒い!だとか、ボーナスもロクに支給されない期間社員の格差社会批判だとか、口腔内外科手術だとか・・・殺伐?としたネタ続きだったんで、ちょっと、ここらで、気分を変えて・・・なんちゃって・・・。

東京駅始発の中央線快速電車に乗って、あれ程、激しい降りだったのに、薄日まで差してきて、ああ・・・あと数時間、家を出るのが、遅かったらなぁ・・・などと思いっていたりしたんですけどね。
始発なので、乗客は、まばら・・・。
途中で、(推定)65歳くらいから75歳くらいのご婦人が私のお隣に。
こういう年齢のおばあさん(orおばさん?)は、あまり普通、使用しないだろうと思われる柔らかで、優しいよい香りがした・・・ちょこっとフルーティな純粋な薔薇の香りでした。
(・・・ああ、こういう単一な優しい香りっていいなぁ・・・)
ふわふわと控えめで、緩い雨上がりの午後の日差しのなかで、しかも季節は、冬。
この年代のひとは、ちょっと重めの粉っぽい香りの方が多いような気がしますが・・・。
白檀だとか・・・?シプレーだとか・・・??
純粋な花の香りとは、お珍しい。
かわいらしい雰囲気の方だったので、とてもよくお似合いでした。
・・・こういうひとになりたい・・・。
なんという名称のフレグランスなんでしょうかねぇ・・・。


クリスマス・シーズンともなると黒いコートやタートルネックのセーターなんかに真珠のネックレスもよくにあっていたりします。
真珠は、6月生まれの誕生宝石だけれど、6月は、よく汗をかくし、酸などに弱い真珠は、身につけるのが、はばかられるように思うし・・・。
淡水系の真珠は、比較的、汗などにも強いってきいておりますが、純粋なアコヤパールだとか、白蝶パールなんかは、一発で、ダメになりそうな・・・そんな怖さがあったりで・・・。
やっぱ・・・12月の方が、相応しいんじゃないかと思ったりしますけどね。
でも・・・6月は、ジューン・ブライドだし、純潔(・・・今時そんなひとないか・・・)な花嫁さんには、パールと相場が決まっているか・・・。

それでも、冬の灰色の空に、黒っぽいコートや、ちょっとミリタリーな感じのするトレンチ風のコートに真珠のコーディネイトは、かなり合う様な気がしていますけどね。
なんか、特別な月の12月だし、1年の最終月だからさ・・・やっぱり、真珠のアクセサリーが、とても似合う月なのではないかと・・・。

観劇やコンサート、ちょっと格調高いレストランでのお食事などにも、真珠は、とてもよく映えるから。