鼎子堂(Teishi-Do)

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『占い人生論:高木彬光・著』

2011-12-09 22:53:16 | Weblog
午前中雨。午後から晴れて、寒い一日。


『占い』は、本当に、当たるのか・・・???
・・・という疑問を持つ方には、おすすめの一冊だと思う。
著作者は、推理小説で一斉を風靡した高木彬光さん。
二人の占い師に、小説家になることをすすめられた高木さんの『占い』人生論。

こうまで、当たる占い師に出会えるのも、高木彬光というひとの運だろうと思うし、かの高島呑象という、事業家であり、予言者を描いた小説『大予言者の秘密(現在は、横浜を作った男というサブタイトルがつけれて出版されているようだ)』など、易聖というか、本当に、未来を見通せる占い師が存在するのだなぁ・・・と思ったりする。
願わくば、そういう占い師に出会いたいものであると私などは、常々、そう思う。

政治家などにも、お抱えの占い師が存在するというし、かのナチス第三帝国を、破滅に導いたのも、A・ヒトラーの狂気に屈したお抱えの占い師だったと聞き及ぶ。

巷では、高い鑑定料のわりには、全く当たっていなかったり、ああいえば、こう言う・・・みたいなヘボな占い師ばかりである(私には、どうも、当たる占い師には、あまり縁がなさそうなのだ・・・)。

1年半くらい前に、青山五行の小池雅章先生に占っていただいたことがあるけれど、
『11月までは、このままですね。』
と予言?されたことあった。
占った日が、2010年の6月のことで、その年の11月に何も変化がなくて、外れたのかな・・・と思っていたところ、今年のまさに『11月』に、その変化は、起きた。
2年前に、関係が悪化し、膠着状態が続いていたかつての親友で、そして、絶交したら、会社で、隣席になってしまったという笑うに笑えない事態が起こって、いつこのかつての親友と本当に袂を分かつことできるかどうか・・・ソレを占っていただいたのだ。
今年の『11月』に、かつての親友は、職場異動で、私の前から姿を消してくれた。

小池先生は、2010年11月・・・とは、おっしゃらず、ただ『11月』とだけおっしゃった。
確率的には、1/12なのだけれど、本当に11月1日付で異動になったのには、驚いた・・・コレは、大当たり。


昨日、西洋占星術のルネ・ヴァンダール・ワタナベさんの訃報を知った。
都会的で、スタイリッシュで、美男な占い師さんで、このひとは、、西洋占星術を、日本に広めた占い師さんのひとりだと思う。
お会いしたかったけれど、それも叶わなかったなぁ・・・。

そんなこんなで、悩み多く、思い通りに行かない人生・・・占ってみるのも、また、一興か・・・。