電波時計②

昨日の雨も上がって、お天気回復。

朝は、どんより曇りがちで、光も届かない・・・。
今日もなんだか、目が開かない。


昨日の続き。

電波時計は、西日本エリア(九州送信所：はがね山)と東日本エリア（福島送信所：おおたかどや山）の二箇所からの電波を受信するようで、時計本体の液晶パネルにも　West, Eastの表示がでます。
最初、ワタシの居住地は、断然、福島送信所に近いので、福島からのラジオ・ウェーブを拾ってくるのだとばかり思っておりましたが、どうも違うようで、福島のときもあれば、九州のときもあるので、電波って、距離とは、あまり関係のないもののようです。

取り扱い説明書をみると、九州は、６０ｋHz,　福島は、４０ｋHzとのことですが、異なる周波数を、自動的に選局するようで、そのときの電波の強弱によって、どちらを選局するのか決めるのでしょうか？

一般家庭で使う分には、そう問題は、なさそうですが、電波の上手く届かないところでは、どうなんでしょうか？
携帯電話が、一部の通じないエリアが在った頃、同じ、市内なのに、圏外になってしまったことが、よくありましたが、あんなカンジなんでしょうか？

・・・しかし、九州から飛んでくる（こういう表現でいいのかな・・・）電波なんだからなぁ・・・。

空間には、こういう電磁波が、びゅんびゅん飛んでいるのかと思うとちと怖い気もしますね。

こうやって、ブログ書いてるときも、パソコンから、電磁波が出てるっていうし、テレビもそうだし、携帯電話なんかもそうだろうし・・・。
そのうち、身体の何処かに異常が出てくるヒトも増えてくるんじゃないかな・・・とも思いますが・・・。

でも、太陽光だって電磁波だもんな・・・（違うか・・・？？？）。

電波時計

何だか・・・変な音がする・・・。

何の音かと半分だけ目覚めた意識がそれをつきとめようとするのだけれど・・・。
音は鳴り続く・・・。
何の音だろう・・・かなり不快な・・・その音・・・。
自覚のない夢が、その音に連動して、不安な意識を呼び覚ます・・・。

この音の正体は、電波時計のアラーム音でした。

今日の画像は、電波時計。
この電波時計は、デジタル表示で、気温・湿度・日付表示と色々と機能がついていて、自分で、時間のズレを修正（あたりまえか・・・だから電波時計っていうんだもんね）してくれる優れもの・・・。

でも、ワタシは、この時計のアラーム音をじっくり聞いたことがなかったので、寝ぼけた意識が、目覚ましのアラームだとは、知覚しなかった訳でして・・・。
それで、件のような不快な音として、夢の中で鳴り響いていたようです。

結構、凄い音で、一寸鳴ると、すぐ目覚めてしまうのですが、今朝に限っては、かなり深い眠りにいたせいか、ずっと鳴っていたのに、目が覚めなかったんですね。
あたりも、まだ暗かったし・・・といっても、朝の６時３０分ですが・・・。

デジタル時計は、時間の逆算が、難しいので、腕時計には、したくないのですが、目覚まし時計で利用するなら充分な活躍をしてくれます・・・が・・・このアラーム音・・・小鳥の声とか、オルゴールとか、もっと可愛らしい音にならないかしら・・・と切に思った今日の朝。

そんな灰色の曇りがちな朝でしたが、昼前くらいから本降りの雨となりました。

１２月ってそんなに雨が降ったかな・・・ってくらい、このところ、雨が降っていますね。

冬の雨は、冷たい・・・。
雨音は、せつない・・・。
電波時計のアラームは、非情・・・。

今日は、リハビリ・・・。

あまりの寒さに目が覚めた。

明け方、枕元の電波時計についている温度計は、３．５℃の表示。
霜で、真っ白な地面。
ピーンと音を立てるように、澄みわっている綺麗な冬の青空・・・。空気は、冷蔵庫。
三日間眠りに眠って、ボケたせいか、エアコンのタイマーをセットし忘れて、冬眠途中に無理やり土の中から掘り出された爬虫類の如く・・・
『寒くて、寒くて、ワタシ、起きられませ～ん。』状態。
それでも、一応、社会人。
会社員の義務は、朝は、きちんと起きて、会社へ行かねば・・・。

短期？冬眠から、無理やり目覚めて、今日から、真面目な会社員。


ナンダカンダと言っているうちに、師走も後半・・・。
自動車の半年点検だとか振り込みだとか、今週も結構、いろいろ予定が詰ってるしな・・・（だから、貴重な休みにできる事やっときゃよかったのにね・・・とまたまた後悔）。
来週から、また毎月の会計処理が始まるというのに、まだ、なにも手をつけていない状態だし・・・。

幸いなのが、歯科医院が、今回３回で終了だったこと・・・。
疲労感があったし、１回くらいパスしようかと思った事もあったのだけれど、なんとか、年内に終了。
重畳重畳・・・。

今日は、まだ、冬眠からさめて、リハビリ状態。
・・・と言いつつ、明日は、もう週半ば・・・。
時間の流れについていけない寒い冬の一日。

短期冬眠中

お天気は、回復したものの、寒い一日。

本日、減産のための生産調整で会社は、お休み。
先週金曜日の朝礼で、
『間違えて会社に来ないように。』
というお達しが在った訳です。

どうせなら、来週、休みにして貰いたかったのにな・・・。
つくづく、自分の都合とは、合わん会社だ・・・。

会社員をやっていて、結構長いけれど、生産調整の休みってのは、お初。
来年になったら、また、ちょいちょい休みになるのか・・・。

お休みは、嬉しい・・・。
嬉しいが、景気が落ち込んでいての休みってのも・・・なんだかな・・・と思います。

・・・で、土曜から三連休だったのですが、結局ね、一度も自宅から出なかったの。
寒いし、だるいし、疲れたし・・・。
早い話、三日間、床の中で、うだうだ寝暮らしていたという、非常に情けない状態だったです。

先々週からの疲労がいまひとつ、抜けないカンジでしてね・・・。
眠っても、眠っても、眠っても・・・まだまだ足りない・・・。

もちろん７２時間ノン・ストップで眠っていたわけではありませんよ。
昨日は、演劇チケットの予約日だったもんで、1時間くらい電話かけまくっていたし、ブログも毎日書いたし、本も読んだし・・・って結局、72時間もあったのに、やったことは、これだけか・・・とかえって自己嫌悪に陥っているのですが・・・。
今になって、掃除くらいしときゃ、よかったなとも思うし、買い物にも行けたし・・・。

ほんとに、うつらうつらと短期冬眠状態だったんです。

冬眠のメリットは、やはり、食事回数が極端に減るってことですかね。
1日1食で充分だったもんな・・・。

不景気な冬・・・短期冬眠でもしてみちゃいかがでしょう。
風邪ひいたつもりで・・・。
・・・って活動的な方には、不向きな過ごし方ですが・・・。

冬眠したい・・・。

朝から冷たい雨・・・。
気温５℃。
雨音で、目が覚めるものの、一日中、寝床の中で、ぐ～たらぐ～たら。
年末だってのに・・・。
まるで、冬眠中のクマだな・・・こりゃ。

特に寒い朝などは、人間も冬眠できればいいのになぁ・・・なんて考えてる。
リスが、長い尻尾を身体に巻きつけて、なんだか、幸せそうに眠っている映像をみるとそんな気になる。

先週の月曜日から3日間、会社の駐車場が使えなくて、工場敷地の一番北側の駐車場に移動してくださいとのおふれがあって、その遠い事、遠い事。事務所のある敷地は、一番南側。所要時間約１５分。
一日にして３０分歩くことになってしまった。
健康にはよさそうだ・・・とポジティヴに考えるものの・・・やはり、3日目には、ガタが来た。
歩いても、歩いても身体が前へ行かないカンジなのである。

当然、寒い朝、１５分以上は、早く自宅をでないと間に合わない計算なのだけれど、この時間帯は、通勤の車両で、大変、道が混んでいる訳で・・・。実質２５分は、早くでる羽目になってしまった。

3日間で済んで、不幸中の幸いである。

いくら、エライひとくるんで、工場内の整理・整頓っていったって、従業員の駐車場を接収してまで、やること・・・なんだろうか・・・。
お陰で、先週も、週後半から、ほんとうに疲れてしまった。

しばらくの間、ワタシも冬眠したい・・・。

すまない・・・。ワタシは、音痴で・・・。

曇り空・・・。昨日の暖かさは、何処へいってしまったのでしょう？
これが、平年並みの気温か・・・。

さて、昨日の午前中は、通常勤務でしたが、午後から、地元の商工会議所のイベントで、なんか長く会社にいたヒトを表彰してくださるというので、例の（このブログでも何回か登場していますが・・・）市内で一番大きな現在、会社更生法の適用を受けているらしいと言うホテルにドレス・アップ？して行ってこい・・・という社命で、一度、帰宅し、会場のホテルへ。
商工会議所の偉い？ヒト、市長さん、市会議員さんなどが来賓で、ご祝辞など述べ、表彰状をいただいて、おやつ程度のケーキとコーヒーをご馳走になり、時間にして、９０分くらいの式典は、終わりました。
今日は、このまま帰宅してよい・・・とのことで、まだ、明るいうちに帰れる嬉しさ・・・。
買い物もして、帰宅。

夕方から、個人的な（合計三人）集まりの忘年会？がありまして、普通よりちょっとお高めの回転寿司で、カニだの、ボタン海老だの、雲丹だの、大トロだの、イクラ軍艦だの・・・と普段は、あまり食べないような高級お寿司を食べてから、
『一発、歌って帰りましょう』
ってことで、カラオケボックスへ。

もともと相当な音痴だし、カラオケなんて、このところ相当ご無沙汰・・・だったので、どうしようか・・・と思いました。最近、どんな歌が流行しているのか、からっきしわからないし、曲のリストを見ると、知らない歌ばかり・・・。アニメの主題歌くらいは、わかるけれど、いい大人が、アニメじゃな・・・。
ここは、ひとつ、聞き役に徹しましょう・・・と頑なに歌うのを、拒んでいたのだけれど・・・。
やはり、三人様という数の少なさで、どうしても、
『遠慮しないで、次、歌えや・・・』
ってことになります。

分厚い曲のリストを眺めていると
『ややや・・・！在るでは、ないですか・・・ face to ace・・・』
こんなところで、お会い出来るとは・・・。なんか、すごく感激！
『すまん・・・コレしか知らんから・・・これで、勘弁して下さい。』
と前振りをして、結局5曲も歌ってしまいました（もともと、音痴だし、face to aceの歌は、難易度も相当高く、難しいのに、敢えて、チャレンジ・・・聞いてるヒトは、二人だけだし・・・あとは、どうにでも闇に葬れるハズ・・・）。

・・・久々に楽しかったですよ（聞いてる二人は、多分、かなり、迷惑だったと思うけれど・・・）。

あのカラオケの映像のシチュエーションにも笑えました。
だって、『Cｌｏｕｄｙ　ｄａｙ』　は、どうも太平洋戦争で、別れ別れになった恋人同士らしいし、
『Ｍissing Word』にいたっては、女性のスナイパーが男性を狙っているって映像だったし・・・（何故に？？？）。

昨日は、イベント続きで、長い長い一日となりました。

寝床で本が読めなくなったら・・・。

12月とは思えない暖かな一日。

ワタシの通勤手段は、車なので、不可能なのですが、電車通勤されていて、通勤の最中、本を読まれている方も多いと思います。
電車を利用するのは、1ヶ月多くて3回くらい、少ないときは、まるで電車には乗らないって時もあります。
大抵は、都内へ、演劇やコンサートに行く場合が多いのですが、そんな電車の中で、熱心に読書されている方がいらっしゃって、
（いいな～）
って思います。
基本的に、揺れている車内で、活字を追うと、酔ってしまう体質なのです。
気持ちが悪くなってしまう・・・。
三半規管がヘンなのか・・・。

机に向って本を読むのも、結構ダメっぽい・・・。
特に、ストーリー性のあるものは、ダメで、集中できません。
それゆえ、会社のお昼休みに読む本は、エッセイだとか、一編が、比較的短くて、軽い物ばかり読んでます。

長編とか、複雑な物語展開の本だったら、寝床の中で、読むのが一番好きな訳でして・・・
だから、左右の視力が、ちがう、所謂『ガチャ目』になってしまったのか・・・と今更ながらそう思います。

どうして、横にならないと、ストーリーが頭に入らないのか・・・車内は、体質的にダメだから、論外・・・としても・・・何故、机でもダメなんだろうか・・・などと、つらつら考えてみるに・・・。

多分、緊張の度合いが違うようなのですね。
机だと、さぁ～読まなきゃ・・・と気合が入ってしまって、いまひとつ、楽しめないのかもしれません。
横になっている分には、何時寝ても大丈夫・・・。
きら～くにしていていいんだよ・・・とおちついてゆっくりできるせいかもしれません。

読書の姿勢ひとつ取ってみても、ワタシは、いろいろ面倒な性質だってことが、わかりますね。
一時が万事この調子で、随分、長い事、会社員やってるけれど、8時間労働ってのは、結局、『仕事に慣れてる』ってだけのことで、精神的・身体的には、かなりのストレスなのでは、ないか・・・と改めて思った次第です。

読書なんて、しなくても、まあ、生きていける。
本を読まなくても死にはしないのだけれど・・・。

寝床で、本が読めなくなったら、ワタシは、死ぬしかないのかも・・・しれません。

困ったプレゼント！

穏やかで、暖かな一日。
毎日、これくらい暖かいのがいいのにな・・・なんて思います。

最近は、ＰＣに音楽データを取り込んで、音楽CDを簡単にコピーして作れてしまうけれど、少し前までは、カセットテープとかに、ダピングしたりするのに、かなり時間がかかりましたね（・・・って一体何時頃のハナシだ・・・？？？）。
ＣＤを編集して、自分の好きな曲ばかり選んでみたり、曲順を変えたりして、遊びで作ったCDをプレゼント用にしてみたりと、結構、楽しんでいたのだけれど、プレゼントされた相手のヒトは、自分の好みではない音楽をプレゼントされて、さぞ迷惑だったのでは、ないだろうか・・・と思うようになりました。
まあ・・・聞かなきゃいいだけの話なのだけれど・・・。

ウチの母が、友達から、ＣＤをいただいたのですが・・・。
コピーしたものではなくて、コンサート会場の物販で、同じものを2枚購入して、そのうちの1枚を、送ってくださったそうです。

・・・うれしいんだけどね・・・。
母は、困った顔をする。
『・・・とてもいいＣＤなんだけどね・・・。正統派だし、歌唱力も今一番の歌手なんだよね・・・。』
『じゃあ、よかったんじゃないの。大切に聞いて感想を送ってあげれば、喜ぶんじゃないの。』
というと、
『あのね。音楽ってモノがよく理解できていないせいか・・・この人、あまり好きな歌手じゃないんだよね。格調高すぎてね・・・。』
国民的クラシック歌手が相手なのだ・・・クラシックなのに、驚異的なCDの売上げ枚数を誇る方なのですが・・・。
どうも、ウチの母には、合わないらしい・・・。
『・・・なんて、感想を送っていいのか、わかんないの・・・。すごく感動して、同じ感動を私に聞かせてあげたくて、せっかくＣＤ送ってくれたのに・・・。』
『適当でいいじゃん・・・すごく感動したとか、いい曲ばかりですね・・・とか、格調高くて感激しましたとかさ・・・具体的に、ど～こ～書かなくても・・・。』
『そうだね。じゃあ、そうするよ・・・で、アンタにあげようか？このＣＤ・・・サイン入りだよ』
『すみません。アンタの娘だからね。私も、趣味じゃないんだよね。』

そんなに好きでもないものを無理に受け入れる必要はないのだけれど、送ってくださったひとの心を思うと、無碍にもできない・・・そんなプレゼントって・・・ちょっと困るか・・・。

ちなみに、ワタシのコピー版のCDで感想を言ってくださったのは、たったの2名様でした。
よほど、趣味に合わなかったのだろう・・・ごめん、迷惑なプレゼントだったかもしれません。
許してください。

・・・でもね、ワタシ、このヴォーカル・・・すっごく好きなのよ！

すまない・・・ワタシは、疲れている！

曇り空で、寒い一日。
夕方から本降りの雨。

先週の土曜日、疲労困憊ながら、執念？で、都内へ演劇を観に行ったワタクシですが・・・。
マチネ（昼公演）の場合、大体、電車の時間が、午前9時から10時半くらいになるのですが、この時間帯は、都内へ遊びに向う人たちで結構、電車も混雑していて、やっぱり、ソワレ(夜公演)の方が、ゆっくりできるよな～なんて思います。
そんな電車の混雑の中、お年寄りもお出掛けになるのか、座席に座って、音楽なんか聞いているワタシの前にお立ちになります。
（席を譲ってあげないといけないだろうか・・・）
具合が悪そうだったり、かなりご高齢の方のときは、席をお譲りするのだけれど、その日は、お元気そうなおばあさんと呼ぶには、まだ少し早そうだし、席を譲ったら失礼になるかも・・・という、非常にその辺の見究めも難しくて、暫く、考え込んでしまった訳です。
お二人連れだしな・・・元気そうにお話されているし・・・。
『すまない・・・。今日のワタシは、大変疲れている！』
心の中で、そう言って、申し訳ないのだけれど、爆睡しているフリをしてなんとか凌いだのですが・・・。

そのお二人のご老人マジかの女性達が、降りると、今度、ワタシの前に来たのは、ご幼少というか、5歳くらいの女の子を連れたお母さん。
（・・・今度は、子供か・・・。どうしようか・・・）
と思っていると、お母さんは、子供には、無頓着で、メールなど打っていらっしゃる。
（・・・ってことは、いいか・・・。ごめんね。今日は、ホントに疲れているの！）
再び、寝たふりしながら、考える・・・。
（いま、ワタシが、この子に席を譲ってやる事が、将来、この子の為になるのだろうか・・・。この子は、大人が席を譲ってくれるもんだと思うようになってしまうのではないか。世の中は、早いもん勝ち！子供の頃から、社会の厳しさを分からせてあげたほうが、この子のためではないだろうか・・・たんなる屁理屈です・・・。）
ひとンちの子供の心配をしてどうなる・・・。

・・・疲労しているワタシの疲れた頭と身体が、席を譲りたくない理由を、正当化しようと、屁理屈こねて、納得したがっているんですね。みみっちいというか・・・なんともはや・・・。

すまない・・・！今日のワタシは、大変疲れている！

『舞台は夢 イリュージョン・コミック』③女優編

曇りがち。
風の冷たい一日。

本日は、女優さん編ってことで、昨日の続き。

このドラマの実質上のヒロイン・イザベラ役は、秋山菜津子さん。
気の強いというか、気丈な女性を演じさせたらピカ一だろうな・・・といつも思います。
お顔がすごっく小さい方のよう・・・。
いつも内面の自分と闘うって役が多いんだけれども、ご本人もそうなのかな・・・案外、違うのか・・・。

イザベラの恋敵でもあり、侍女でもあり、賢く現実的で、計算高く、それでも、良心の呵責を感じ続けながらも、自分を犠牲にして生きる健気？？？ともいえる侍女役は、高田聖子さん。
劇団☆新感線の看板女優さんですが・・・。
あんなに美人なのに、新感線では、お気の毒なくらい、しょ～もない役が多いのは、このひとの演技力のせいでしょうか？
新感線は、外部のゲストの役者さんが主役級の役を演じる劇団なので、劇団員としては、一歩控えた役柄になってしまうせいもあるようですが・・・。

秋山さん、高田さんと2005年の『朧の森に棲む鬼』では、やはり恋敵を演じていらして、今回も、お二人の息もぴったりでしたね。

高田さんを見ていると、新感線の舞台だと思ってしまうのは、やはり、このひとは、新感線というバックボーンがあるから。
お笑いの要素が前面に出るせいでしょうか・・・あんなに綺麗なのに・・・。笑いを取るだけってのも、ちょっと勿体ないような気もします。
今度は、新国立劇場の舞台で、やっぱ国立の劇場だね～、芸術性高いね～（難しすぎて、分からない舞台も多いけれども・・・）、それで、シリアスな役だね～と言われるような役やって貰いたいですね。

大公妃役は、田島令子さん。
あの『バイオニック・ジェミー（知らない人ごめんなさい）』のリンゼイ・ワグナーの吹替えの綺麗なお声の女優さん。気品のある大公妃でしたね。声だけでなく、お姿も、透明感あふれる感じで。
舞台俳優は、一声、二姿・・・（・・・で良かったんだっけ？）と言われますからね。天性の声の美しさのある役者さんは、それだけでも充分なくらい（昨日書きましたが、磯部勉さんもそのおひとりですね）。
田島さんの綺麗な発音、よく通る声、流石です。それだけで、大公妃です。

この三人の女優さんが、堤さん演じるクランドールに翻弄される訳ですが・・・。


古典というのも、なかなか面白いものですね。
時代背景とかわからないと、ちょっととっつきにくい面もありますが、そこは、鵜山さんの演出力が、観客を引き込んでいくようで・・・。