鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

すまない・・・ワタシは、疲れている!

2008-12-09 21:04:19 | Weblog
曇り空で、寒い一日。
夕方から本降りの雨。

先週の土曜日、疲労困憊ながら、執念?で、都内へ演劇を観に行ったワタクシですが・・・。
マチネ(昼公演)の場合、大体、電車の時間が、午前9時から10時半くらいになるのですが、この時間帯は、都内へ遊びに向う人たちで結構、電車も混雑していて、やっぱり、ソワレ(夜公演)の方が、ゆっくりできるよな~なんて思います。
そんな電車の混雑の中、お年寄りもお出掛けになるのか、座席に座って、音楽なんか聞いているワタシの前にお立ちになります。
(席を譲ってあげないといけないだろうか・・・)
具合が悪そうだったり、かなりご高齢の方のときは、席をお譲りするのだけれど、その日は、お元気そうなおばあさんと呼ぶには、まだ少し早そうだし、席を譲ったら失礼になるかも・・・という、非常にその辺の見究めも難しくて、暫く、考え込んでしまった訳です。
お二人連れだしな・・・元気そうにお話されているし・・・。
『すまない・・・。今日のワタシは、大変疲れている!』
心の中で、そう言って、申し訳ないのだけれど、爆睡しているフリをしてなんとか凌いだのですが・・・。

そのお二人のご老人マジかの女性達が、降りると、今度、ワタシの前に来たのは、ご幼少というか、5歳くらいの女の子を連れたお母さん。
(・・・今度は、子供か・・・。どうしようか・・・)
と思っていると、お母さんは、子供には、無頓着で、メールなど打っていらっしゃる。
(・・・ってことは、いいか・・・。ごめんね。今日は、ホントに疲れているの!)
再び、寝たふりしながら、考える・・・。
(いま、ワタシが、この子に席を譲ってやる事が、将来、この子の為になるのだろうか・・・。この子は、大人が席を譲ってくれるもんだと思うようになってしまうのではないか。世の中は、早いもん勝ち!子供の頃から、社会の厳しさを分からせてあげたほうが、この子のためではないだろうか・・・たんなる屁理屈です・・・。)
ひとンちの子供の心配をしてどうなる・・・。

・・・疲労しているワタシの疲れた頭と身体が、席を譲りたくない理由を、正当化しようと、屁理屈こねて、納得したがっているんですね。みみっちいというか・・・なんともはや・・・。

すまない・・・!今日のワタシは、大変疲れている!