
6月27日(金)

明子さん宅から、姉宅に向かう。
教え子の、川口整骨院・川口博也先生が居間のカーペットをもらってくださる。
「 え~、あのカーペット、コーヒーこぼした跡があって汚れてたわよ~ 」 と、後から来た病友の米ちゃんが眉をひそめた。
川口先生、ごめんなさいね。 そして、有難うございます。
姉からの最後の贈り物は、ダンボール5箱に詰めた書籍だ。
教え子のとみだ整形外科・冨田良弘先生が、同級の石原壮一郎さん ( コラムニスト ) と宗林由樹先生 ( 京都大学教授 ) のために選び出してくださった。
高齢者生協の稔さんと明子さんに手伝ってもらって、コンビニから送る。
長年奉職した松阪高校の図書館に寄贈させていただいた600冊の書籍は、本好きの司書さんが整理して、松阪高校のホームページに内容を掲載してくださっている。
妙子ねえさん、教員冥利に尽きますね!
http://www.mie-c.ed.jp/hmatus/jp/info/tosyo/new/new_08ki.html
私はこの姉を、今も決して好きではないけれど、心の底では少し愛しているみたい…
姉の遺物を、捨て去るにしのびなくて、踊りの西川先生にバッグやショールやアクセサリーを、病友のニノちゃんに洋服などを、明子さん母娘には、浴衣や帯を、貰っていただいて、ほんとうに有難うございます!
洩れなく、姉の破天荒エピソードが付いて、ご迷惑でした?
…お聞かせして、ごめんなさい、ね。
そして亡姉は、この半年余りの整理の日々を通じて、私に 「モノを残すな! 老いの死に支度を急げ」 と無言で教える。
姉なればこそ!
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