♪何でもないようなことが 幸せだったと思う 何でもない夜のこと…

１２月２６日（月）晴れ、初雪

午前９時に、はるみからＴＥＬが入った。
「ばぁば～♪　　今から行ってい～い？」
「あらら～、おはよっ♪　今からゴミ出しに行くから、９時半に来てくれる？」

昨夜は、一家でばば様の年賀状の進捗状況を訊ねに来てくれたのだった。　
通信簿も見せてもらい、「あー、もう冬休みなのね。　はるはきっと、ママがいなかったらおこたに入ってゲームをしたりテレビのアニメをみたりして過ごすのよ、ね？」

お昼ごはんとおやつ付きで、ばば様の所にいらっしゃい。
「あ、お姉ちゃんは塾に行くから早昼だよ」

…で、子どもたちにはお昼ごはん、さくらにはブランチってことで、野菜たっぷりのハム入り焼きそば、ブロッコリーのサラダ♪

ウチの孫は、取り立てて自慢できることもない、いたって普通の女の子だけれど、来たら必ず最初にお仏壇に参って、それから居間にやってくる。

とりわけはるみは、必ず自分でお線香に火を点け、手扇で火を消す作法もしっかり心得ている。

有難いなぁ♪＼(^ー^)／

　　　　　　　　　　　　　

初雪が風に舞う冷え込む午後。

散歩がてら徒歩１０分ほどのバス停に向かうゆきみを見送りに行く。
照れくさがってとっとこ先に行くので、「んまっ、失礼しちゃう!!」
横道をはると二人で息せき切って先回りし、待ちかまえていて「どやっ」って顔をしたが、あっさり無視されちゃった。

とほほ…

バス停で、一緒に行く友人と会って、「ん～、後ろ姿なら、…うん」
良く似た中学３年生。
向かって左がゆきみですぅ。

ママに似ておっとりはんなり、すぐに分かってしまう。

夜も我が家で食べて行くと言うので、姑ゆずりの「ヒジキとシーチキンのかやくご飯」を炊く。
付け合わせは、「蕪と木野さんのお揚げのとろみ汁」、「香代子さんのチンゲン菜＠オイスターソース」、「日野菜のお漬物」など。

パパは忘年会とかで帰宅せず。
母子三代、４人が「おいしいね、おいしいね」
皆がご飯のお代わりをしてくれて、泉下のお姑さまが、どんなにか喜んでおられるだろうね。

午後１０時、【祈りの電飾】に送られて母子３人が帰って行った。

「ばぁば～、明日もまた来るねっ♪」

♪何でもないようなことが　幸せだったと思う　　何でもない夜のこと…