




11月30日に成田を発って11時間33分後、イギリス・ヒースロー空港に着いた。
あっという間の英国到着。まるで、国内旅行のノリだ。
翌12月1日、2日のBristle Canser Help Center研修にはじまり、王立聖トーマス病院、聖クリストファーホスピス、ロイヤル・フリー・ホスピタルとめぐり
毎日午前9時から午後5時半まで、びっしり授業と見学の明け暮れ…。
充実の旅、満足印である。
疲れよりも高揚した気分を楽しんでいる自分がうれしい。
したがって、疲れは微塵も感じない。
3日はブリストルを発ち、英国での温泉発祥の地・バースから一路ロンドンへ。
雨に始まり、曇り、晴れ、快晴、雨、曇り、雨…。1日のお天気に、まるで人生を覗き見る心地がする。
ブリストルを出て30分ほど経ったころ、天空に大きな虹がかかった。
こちらの地面から向こうの木立にかかる、大きな大きな、虹の橋、金つなぎの旅でよくある現象だ。
日本を経つ日、再発・転移の有無が分かる、と言っていた病友・栄子さんの結果がよかったにちがいない!と確信する。
4日は、日曜日。研修がお休みなので、ツアー仲間の13人でホテルにほど近いバッキンガム宮殿の散策からスタート。落ち着いた散策路にはいったとたん、
「あ、桜!」
そう、ありましたよ、小さな花をつけた寒桜が…。
なぜ、こんなところに? だれが? ん~、…なぜでも、何でもいいよね。
いつ、どこで見ても、桜は私に“死生観”を迫る花。12年前、余命半年のがんを病んだ
あの日から、限りある予後を如何に生き如何に終えるか…が、私と金つなぎの仲間たちの究極のテーマになのだ。
お約束の“金つなぎ晴れ”。 でもでも、緩和ケアの専門家たちのツアーでは、軽軽に言えません。 心のうちで、造化の神に感謝!
その後、ナショナル・ギャラリー、大英博物館とめぐり、「入場無料、代わりに少しの寄付を…」という両博物館の姿勢に、Grate Britain の誇りと矜持を見たおもい…。
最後は、仲間5人とタクシーに相乗りして、ハロッズに行き、お土産などを買う。
5日の夜は、夕食もそこそ「オペラ座の怪人」を見に行ったまでは良かったのだが、半分近く寝てしまい、お高いミュージカル鑑賞とはなった。
時差ボケでやはり半分近くを寝てしまった、10年前の“金つなぎ・ニューヨークツアーでの「美女と野獣」といい、本場のカーテンコールを見たのが自慢…だなんて、とても言えないね。
ったく!
さて、本日11月6日(火)。 小雨模様の1日が始まった。
6時半起床、7時朝食(クロワッサン、プチフランス、ソーセージ、ボイルトマト、マッシュルーム、煮大豆のトマトソース、オレンジ、りんご、ジンジャー・ティー、紅茶)
※両ホテルとも、毎朝、この内容!
ほかに少しのフライもの。グリーンがないのは、残念。
午前8時10分に、バスで聖クリストファー・ホスピスに向かう。
今日も色々収穫があった。
詳しくは、後日報告したい。
いよいよ「金つなぎ・非日常療法」の上梓が迫ってきたよ。
春までに、必ず必ず書き上げよう。 自分にプレッシャーをかけて…
さて、ロンドンは今、6日の午後10時を少しまわったところである。
イギリス入りしてからほとんど毎夜雨が降り、今夜初めて三日月を見た。
明日も早朝から研修だ。
バスをつかって、もう、寝ます。






10日、撮影隊引き連れて名張に伺います。
帰国後の時差ぼけからの疲れがありますから、ご無理なさいませんように。
こんばんは! ご縁をありがとうございます。
帰国すぐの興奮状態から、少し落ち着きました。
でもやはり、もう一度イギリスに行かなくてはならないような気が強くしています。
日本のがん患者会の方向性を、あるべき方に向けて「よ~そろ!」かけるために。
…って、まだ、興奮状態?
あ、それから、2夜連続で低血糖発作。1日目は、眠剤服用してたら死んでいたことでしょう。
あぶない、あぶない。
もう、寝ます。