♪恭子ねえさんの墓前のこぼれ花を飾る

５月９日(土)

一昨日、高知の墓参で最初に訪れたのは、恭子ねえさんの眠る実家の墓所だった。
離婚後、女手一つで東海地区随一の流通機器の会社を創業、発展させ、晩年長女の由美子に引き継いだ。

美しく華やかで優しく、でも、仕事の為には後に退かない強靭な力を持っていた。
この姉の強さと優しさに縋り、「お願い！　病友の痛苦を除いてね！」と祈り帰った。

その折、墓前にこぼれ落ちていた蘭の花を、捨てるに忍びず持ち帰った。
４月末に、由美子と夫君の由記さんが供えてくれた花。
マイカップに活けて、お仏壇に飾っている。

いずれにしろ、こんなに何でも捨てられない私って、そのうち【ゴミ屋敷の老女】ってことになるのかもね！

おぉ、嫌！
怖っ、怖っ。