

朝8時過ぎに、長男一家と実家のある松阪へ。
6年前、胃がんから肝臓がんを併発した兄は、腕の”だる痛み”を訴え、「一日中マッサージしてくれるヘルパーさんを探そうか?」と訊ねたら「いるかなぁ、そんな人…」と言いつつ、すぐに探してほしそうな目をしたのだった。
でもいろいろあって、何の手伝いも出来ないまま、あっけなく逝かれてしまった。
亡兄、亡姉、亡夫はもちろん、逝かれた病友を思うとき、し尽くせなかった悔いが必ず残る。
それぞれの時に、たとえ一生県命尽くしたとしても、常に必ず悔いが残る。
これは、理屈ではない。
けれども私が、抗がんボランティア一筋の道を敢然歩む、理由のひとつではある。
菩提寺の墓前で、「優しさを、ありがとう!」と言い、「誰かの為に何かをさせていただける幸せを、ありがとう!」と兄に報告をした。
澄み切った秋空に、飛行機雲が一筋長く尾を引いて残っている。
人生、一筋の道…
帰途、一志温泉に立ち寄り、夜は息子宅にて、お寿司をいただく。
両親が生きているうちに「ありがとう」がいえなかったので、私もいつも「ありがとう」をいっています。
墓参りは、よいですね。
墓参りは良いね。 (ゆず) 2005-10-12 17:35:04
私も、がんを病んでから、毎週1回は親の墓に行きます。
両親が生きているうちに「ありがとう」がいえなかったので、私もいつも「ありがとう」をいっています。
墓参りは、よいですね。
さくらは、子どもの頃からお墓が好きでした。
墓参をすると、なんだか自分が強くなったような氣がして、幸せになれるような氣がして…。
なんだか、とっても現世利益の考え方ではずかしいけれど。