行く春
「春の名残」・「春の行方」・「春の別れ」・「春の果(はて)」。
いずれも春の季語ですが、どれにも、過ぎてゆく季節への哀惜の心が
籠っています。
そして、ゴールデンウイークがやってきます。
海へ山へ、遠い街へと旅をし、美しい季節を満喫します。
ところが
自粛のGWスタート
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、自宅にとどまる
「ステイホーム」が呼び掛けられた異例のゴールデンウイークが始まった
「帰省ラッシュ」の光景が消える「行く春」となる。
二十四節気 穀雨
第17候 穀雨次候
霜止出苗
霜止み苗出ず(しもやみ なえいず)
気候が暖かくなり、霜が降りなくなる。農家では植えられるはずの稲も
順調に育ち、苗代は若芽がまるでじゅうたんのように見える。
田植の準備も進められ、忙しいが人々の間に活気が満ちあふれる。
季節を感じる 春の草花図鑑
豌豆 (えんどう)
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烏野豌豆 (からすのえんどう)
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雀野豌豆 (すずめのえんどう)
エンドウ豆の実の大きさに比べて、カラスノエンドウの実は、少し小さいので
「カラス」。一番小さい実のスズメノエンドウに「スズメ」の名前がつく。
名前を決める際に、「スズメ」・「カラス」というふうに、動物の大小を
植物の大きさに当てはめて言い表わした
エンドウ
エンドウ (豌豆)
マメ科の一・二年草。広く栽培され、食用になる。
一般には、エンドウマメとも。別名にグリンピース、サヤエンドウ。
カラスノエンドウ (烏野豌豆)
カラスノエンドウ
春になるといっせいに小さな紫色の花が開き河原や土手が華やぎを増す
食用になる
若い茎や葉、花、さやも、天ぷらにすると色鮮やかで、美味しい。
花後、小さなサヤエンドウ形の実が出来、黒く熟すことからこの名がついた。
スズメノエンドウ (雀の豌豆)
スズメノエンドウ
エンドウ豆に実がよく似ているが、やや小形なら「カラス」、さらに
小さければ「スズメ」とつく。
日本各地、道ばた・日当たりのいい草むらに自生
つる状の茎に葉や花柄(かへい)がつく。
ハナニラ (花韮)
ハナニラ
南米産。日本では鉄道や川の土手、空き地、道ばたなどに野生化。
ハナニラは星形の白あるいは青紫の大きな花が咲く。
野菜のニラと匂いがよく似ているが、花が美しいと云う事で「ハナ」がつく。
タチチチコグサ (立父子草)
翁の書籍には、この花?が載ってなくて・・・・
多分、この名前・・・・
キク科 ハハコグサ属でアメリカ大陸原産とあった。
ヤセウツボ (痩靫)
ヤセウツボ
ハマウツボ科 ハマウツボ属の一年草で、寄生植物
ハマウツボ(浜靫)よりも花序が細く痩せているように見えることから
光合成機能を欠いた全寄生植物で、マメ科・キク科・セリ科植物に寄生。
寄生根によって宿主の根から養分を吸収します。
ノイバラ (野茨)
ノイバラ
「ノ」というのは「野生の」という意味で、「イバラ」は植物のバラを指す。
花は白い花で5弁。中心に雄しべが多数見られる
葉は奇数羽状複葉で対生し、長さ10cm。
ムラサキハナナ (紫花菜)
ムラサキハナナ
紫色の美しい花が咲き、食べられるのでこの名前がある。
別名はハナダイコン、ショッカサイなど。
地下から茎を伸ばし、途中に葉を出す。先端の葉は大きく丸みを帯びている。
アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)
アカバナユウゲショウ
この植物は、花色が紅色なので、「アカバナ」。午後から夕方に開花するので
「夕化粧(ゆうげしょう)」。艶っぽい名前がついた草である。
江戸末期に米国大陸から渡来した。
それから150年余り、町中の空き地や農村の道ばたなどに群生。
日本は今 !!
新型コロナウイルス感染症は、内外経済に甚大な影響をもたらし、
先行きについても、感染症拡大の収束が見通せるまで
厳し状況が続きそう
元気を出そう !!
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