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2019.04.18 昨日、眼瞼下垂の手術をしました。

昨日(4月17日)、眼瞼下垂の手術を受けた。

昨年の11月に、片目の手術を受けて、今日、もう片方の手術をして貰った。
昨年両目を一度にしたら良かったのにと人に言われたが、恐がりの私は片方ずつにした。 

最初の時、親友の摩耶さんが「手術の時、付いて行くからね。」と言うので、私はびっくりした。
両目一度に手術すると勘違いしているのだと思った。
それで「大丈夫よ。片方の目だけの手術よ。両目ではないのよ。」言うと、「そりゃそうよ。
分かってるよ。片目と知ってるよ。でも片目でも危ないんやから。」と言って付いて来てくれた。

昨日も又、彼女は長年勤めているアルバイト先のシフトを縫って付いて来てくれた。
彼女には、いつもお世話になっている。本当に、数え切れない程。 

手術は2時間程掛かるが、丁度私の手術の時間に、待合室に彼女が1人座っていたので、先生が
「待合室にいる方は、あなたのお連れですか?」と聞かれたので、「そうです。 手術は片目だけ
なので、1人で大丈夫だから付いて来なくて良いと言ったんですが、そうはいかないと言って
付いて来てくれました。前回の右目の時も、付いて来てくれました。」と私は自慢そうに言った。

そして、ふと思った。この言葉、どこかで聞いたことあるなーと。
「そうはいかない」と言う言葉。そして、思い出した。
私は、今迄に友人達に協力をする時、「もう良いから。大丈夫だから。」と遠慮する友人に対して、
いつも「そうはいかない。そうはいかない。」と頑固に言って、聞こうとしなかったことを。 
今では私達仲良し同志の、共通語なのかも知れない。 
 

20年程前、摩耶さんが白内障の手術を受けた。今より日数が掛かる時代で、両眼で2週間程入院した。
私は定年後パソコンの世界に突入して、明け方迄格闘している内に、脚の筋肉を落とし激痛になったが、
なぜこうなったか分からず、その激痛の脚で、山の上の病院迄1日も欠かさずお見舞いに行った。 

そして10年程前のこと、摩耶さんが腕がしびれる様になり、その頃私がいつも行っていた脳外科へ連れて
行って欲しいと言うので、 私が通っていた大阪の病院へ一緒に行ったことがある。
彼女は頸椎が少し異常になりかけていた。原因は寝姿勢だった。原因が分かったので今は治った。
(私はその頃、脳腫瘍が出来ていて長年の間通院していたが、その後、良性であり全く変化が無いことが
分かり通院不要と言われた。) 
 

…と言うと、私が一方的に友情を示したかの様だが、全くその反対だった。
24年前の阪神大震災の時の摩耶さん、のばらさん初め友人達の献身的な協力のお陰で、私が1年半の
避難生活の後に神戸に戻ることが出来たことは、何と言う言葉で表したら良いか、私が一生かかって
恩返しをするのだと固く心に誓っていて、そのことがすべての発端である。 

それは、以前このブログに書いたが、全部は書けなかった。力不足。余りにも大きな出来事だった。
その後、13年前の今の住居への引越、その時の献身的協力に付いても書いたが、全部はとても書けない。
友人への感謝、父母への感謝、もちろん神への感謝で、日々頭が下がるばかりである。 

 

なお、昨年11月の私の右目の手術の時、先生に「今日、パソコンをしても良いですか?』とお聞きすると 
良いですよとのことだったので安心して没頭、ふと気付くと夜11時半、あわててお風呂に入ったとき、
うっかり目の辺を突いてしまって、激痛となった。家に帰ったら冷やす様に言われていことも忘れていた。
「痛い!痛い!」と半泣きで、そこから初めて冷やしたが、前回は大変だった。 まだ赤みが残っている。

前回の大失敗があった為、先生に念を押されたので「今回はお化粧していないので、お風呂に入っても
首から上は触らないでいい様にして来ました。」と言うと、先生は安心された。本当に優しい先生である。

本当に、私という人は、失敗の多い人である。そして人のお世話にばかりなっている。

 

       

摩耶さんちのベランダのガーベラが咲いたと写メを送って来てくれた。
まだ、つぼみが沢山あるので次々と咲くだろう。
13年前の引越の時、神戸の我が家の庭に咲いていたものを、彼女に貰ってもらった。 
私が職場の人から球根を貰って来たのが最初だったが、母がこの花を大好きだった。

阪神大震災後、避難先から神戸に戻った時、このガーベラが花壇一杯に咲いていた。
その時、父母の「おかえり!おかえり!」と言う声が確かに聞こえた。
震える様な感激だった。それ以来、ガーベラが私の幸せの象徴となった。 

この花は燦々とした日差しが必要で、わが家のベランダは庇が深いので、育たなかった。
それで、いつも彼女が写真を送ってくれる。 

 

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