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2019.04.03 麻雀会と思ったら、ご招待だった。

(3月28日のこと)<麻雀会のつもりが、ご馳走の会だった>

前夜、11時過ぎに、明日30分早く集合してとメールが入る。
既に「乗り換え案内」で調べて、何時の電車に乗る、その為に何時に寝て何時に起きる
と決めていた。その間に仕事でやらなければならないことが2件あり、ギリギリの予定
だった。 
今からの変更はショック、「決めた通りにしてよ。」とたった一言言えば良かったのに、
深夜の連絡に少しパニクってしまい、何故か分かりましたと物わかりの良いメールを
返してしまい後悔しながら、乗り換え案内をやり直し、出発時間を決め直し仕事の配分を
決め直し、その分就寝時間を遅くし、起床時間を早くすることで仕事の予定を変更して、
何とか対処ししたが、 身体が冷え切ってしまって眠れなくなり、結局焦って熟睡出来ない
まま短い睡眠となり、翌朝顔色悪く出発した。優柔不断な自分が悪い。自分の神経質ぶり
が嫌になる。

神戸市営地下鉄の名谷駅で3人で待ち合わせて、お土産を物色し、Nさんのお迎えを受けて
彼女のお宅へ。
名谷は初めて行く。
私達の小学校にこの名谷から二人の生徒が通って来ていたが、二人ともほっぺたが林檎の
様に真っ赤だったことを思い出す。
昔は遠い遠い山間の地だった地域が、今では地下鉄が通って近くなり、マンションの建ち
並ぶ大きな住宅地になっていた。 

Nさん宅は、そのマンション群の一棟の4階にある。
比較的新しいマンションなので,とても、住み易く作られていた。 
Nさんは、気さくな人柄で、自分が望まずして偶然の出会いから求められて得難い経験を
次々と積んで行く様は、それこそ小説の様な珍しい人生で、体験談を沢山聞かせて貰った。
話も上手で楽しく引き込まれた。

彼女とは、高校では同学年だったが、科が違っていたので当時は知らなかった。
今から20年程前、阪神大震災で家が全壊した私が、1年半後に神戸に戻って再出発した時、
大勢のクラスメートが我が家へ遊びに来てくれたが、彼女も誘われて一緒にやって来たのが
初めての出会いだった。20年後に、今度は麻雀仲間となって再会した。面白い関係である。 

 

お昼になって、料理屋から、お膳が届いてびっくり。
天ぷら、茶碗蒸し、煮物、お寿司、お吸い物付きのご馳走だった。美味かった。

 

彼女が大変なコーヒー好きと分かった。ハンドドリップ、エスプレッソ、電気コーヒー沸かし器
の3つでコーヒーを煎れて、もっとどうぞ、もっとどうぞとすすめてくれるので3杯も飲んだ。
3杯とも美味しかった。
こんなにコーヒーを飲んだことは初めてだが、胃が平気だったと言うのは、よほど美味しかった
からか?
コーヒーカップなど、道具類も素晴しかった。我が家には無い美しい種類のカップ。もっと見たかった。 

 

 

その上、お姑さんがお煎茶の先生だったそうで、美味しいお煎茶と和菓子も出してくれた。
 

その他、クッキーやおかきなど、山盛りだった。

我が家は、チョコレート以外はお菓子が無い家で、私は普段あまりお菓子は食べないが、他所では
意地汚くなるのか、美味しい美味しいと食べ続けた。 

途中で一息ついた時、「まだ麻雀やらないの?この机でやるの?」と聞いた時、ようやく分かった。
彼女は、麻雀の牌も道具も何も持っていないとのこと。今日は、麻雀会ではないのだという。

彼女は「麻雀がこんなに楽しいものだと知っていたら、もっと早くしていたのに、惜しいことをしたわ。」
と言う程、麻雀へのお誘いを喜んでくれていて、今日は、そのお礼に自宅に招いてくれたものらしい。 
しかし、私だけそんなこととは知らなかった。
それで、お土産お土産と言って、30分集合を早めた意味が分かった。

夕刻になったので、お暇する。楽しい一日だった。
帰宅後、満腹で夕食が食べられず、お腹が空くのを待ちつつ仕事をする。
全然お腹が空かないので、時間を忘れて都合5時間程パソコンの前に座ってしまった。これがいけないのに。
でも座り過ぎの影響は無く、脚も腰も痛まなかった。もう治ったのかしらと錯覚してしまう程。
お腹が空かないままに夕食抜きで寝たが、翌朝起きた時まだ満腹なのには驚いた。一体どれだけ食べたの?

 

 

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