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2019.05.27 「大阪都構想への期待と夢」という投稿をご紹介します。

 

私の元職場の上役の90才の男性のブログで、大阪都構想への期待と希望を纏められた投稿があり、
素晴しいご意見だと思いました。
ぜひ皆さんに見て頂きたく、こちらで紹介させて頂きます。

要約しますと、…まず、
「江戸期の大阪は日本の商業の中心であったと共に、上田秋声、井原西鶴、近松門左衛門らの文学、
文楽、浄瑠璃の上方歌舞伎など、文化的な都市でもあった。」

その伝統ある文化的な多くの学問の府が,明治維新後、京都に移され、その後、商業も東京に座を奪われ、
次第に大阪の地盤沈下が始まった。
もう一度、江戸時代の伝統であった文化都市としての再生を望む。
その為には、中の島地区を中心とした文化・芸術都市の構築が望まれる。
…として、具体的な再建の提案を纏められています。

そして、…
「大阪はたとえ外人観光客やカジノなどの観光収入が膨れても、質的に大きく成長出来ず、将来アジアの
場末国になりかねない。パリのような芸術的・観光都市とし、一方理化学の先端技術の復活なくしては、
100年後の大阪は三等都市並みになる。膨大な資金が必要だが、時間をかけ、寄付を集め、知恵を絞り、
カジノ都市のイメージから脱却せねばならぬ。それが大阪の品格を高める、基本的な条件であり、究極の
大阪維新である」とも言われています。

大阪都構想への期待と夢

    ↑

ご意見を、簡潔に纏められていますので、ぜひ読んで下さい。 

 

別のメールでは、
「中の島が大阪の文化・芸術のセンターになれば、大阪の格は上がり
ます。南港開発でカジノが賑っても
大阪の格は上がりません。」と言われていますが、まさに、その通りだと思います。
 



なお、この方は、元大手銀行の取締役等を歴任し、多忙な中、長年掛けて出身地奈良の郷土史を研究され、
平成22年には「古代大和を歩く」を出版されました。

下に、その時の私のブログ記事をリンクします。 
2010.04.29 古代大和を歩く

 

又、この方は、3年前からブログ「閑話休題」を開始し、すでに240話の記事を投稿されています。
古代、中世、近代、現代に至る迄の幅広い見識には、驚くばかりです。
その「博覧強記」と、卓越した見解、簡潔な文章にぜひ接して頂きたいと思います。
閑話休題

 

 

 

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