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2020.02.18 あかんたれでも、褒められたら頑張れる?の巻

ブログをアップした時、以前はのばらさんに見て貰っていた。

彼女は、お金持ちの家柄なのに、自ら望んで車椅子の人を病院などに車で連れて行く

大変な仕事をしていたので、出先での待ち時間が長い仕事で、その時間に私を全面的に

バックアップしてくれていた。もちろん、仕事の無い日も、毎日パソコンで見てくれた。

出先では、ガラケイで、私のブログやショップの更新状況、20年前は私が自力で作った

ホームページも全部チェックしてくれた。当時の掲示板も、その後のフォト掲示板もすべて。

「何行目の文章の繋がり具合、ちょっと変やったよ、見といてね。」とか「です。です。

と二つ重なってたよ。」などなど、細かいことまで全面的なサポートをしてくれていた。

彼女に「良いやん。」と言って貰うと、もじもじとしていた私の憑き物がストンと落ちて

スッキリした。

「自分のブログやから、自分の思うことを言っても良いんよ。」と励ましてくれた。

私はアカンタレなので、ほっとしていた。心から癒されて,甘えていた。

その度に、いつも母が私のことを「みずえちゃんは、甘えん坊だから。」と言っていたの

を思い出していた。

彼女は、たった一度も嫌な顔をしたことが無かった。

それどころか、それがまるで自分の勤めかの様に,積極的で自発的なサポートだった。

いつも徹夜して明け方寝る私を心配して、朝は遅めに「おはよう!オーちゃん、起きてる?」

から始まって、暇な時は車で来てくれてランチや,お茶をすることがしょっちゅう。

一日の最後には、いつも20分ぐらい電話でおしゃべりした。

 

彼女は、褒め上手だった。いつも「オーちゃんは偉い。オーちゃんは偉い」と言ってくれた。

その度に私は、ある光景が目に浮かんだ。それは、幼子が始めて歩いた時のヨチヨチと一歩

ずつ進んでいる子供に向かって手を打って「あんよは上手、あんよは上手!」と一足ずつ歩ま

せて上げる時の輝く様な光景だった。何度そうイメージしたことか?

さすがに、子供3人、孫8人も居る人は違う。私も含めると孫9人だと思った。

しかも、私は大変手の掛かる孫だった。

 

彼女が亡くなった時、このブログは丁度1500話を数えていた。

私は、もう、このブログを書くことはないだろうと思った。

その後、気を取り直して書き出した時、私は真実驚いた。

このブログの1500話の期間だけで、多分彼女と5000回は電話往復があったはずだと思った。

その前の「自力でのネットショップ構築した期間」、更にもっと前の、法人がホームページを

作る時代の、しかしそんなこととはつゆ知らない私の個人でのホームページ作りの悪戦苦闘の

期間、そして定年退職と同時に、新しい道を見付けるんだと、始めてのマウスを握っての無謀な

パソコンへの未知の世界への邁進の日々、苛酷さに身体を壊しながらコンピューターグラフィック

の自力習得、それらの期間、常に彼女は私と共にあった。彼女のご主人の協力も忘れられない。

ブログで5000回なら,この20年間で、合計数万回以上電話し合っている。

彼女には、電話代だけでも大変な散財をかけたなと気付いた。彼女は、吝嗇の正反対の人だった。

当時彼女の仕事は多忙で、毎日夜9時30分に帰宅していた。それで、そこからの電話になる。

でも彼女には、嫌な声も、嫌な顔も、たった一度でさえもされたことがない、それどころか、むしろ

向こうから架けてくれた。

 

実は、昨日ブログにバレンタインデーの日の投稿をする時、漬け物談義になったので、私の独断かなと

思ってBちゃんに見て貰った。独断と偏見の強い傾向のある私のことなので、いつも気になってしまう。

そんな訳で、心配性な私は、自分の意見をブログで言う時、いつもモジモジしている。

事前に見て貰いたい気持ちがいつもある。以前はのばらさんが、喜んで見てくれていたが、

Bちゃんも優しい人なので、この頃困ったときは時々頼ってしまう。いつも嫌がらずに見てくれる。

この日もそうだった。

「2020.02.14 バレンタインデーは、豚カツを食べに行った。」

を見て貰った。

でも、20才も年下の彼女を、まるで親友扱いして気の毒ではないかなと気になっていた。

彼女を,私に世界へ引きずり込むのは、辛い。

しかし、全く嫌がらずに,メールで返事が来た。

「今も昔も、大島さんが漬け物に、興味津々なのが、よ〜くわかる、面白い内容でした。!😊

と言ってくれた。

それで、私は喜んでほっとしてUPを済ませた。

私は厚かましい性格なのに、大変気が小さい。

いつも母が私のことを甘えん坊だと言っていたのは、本当だと思う。

私はBちゃんにメールでお礼を言って「そろそろ税務申告初めなあかんけど、なかなか

スタート出来ない怠けもんです。」と送った。

すると彼女は「大島さんは、そんなことないよ!頑張って!」と、すぐレスが来た。
 
 
 
 
 
何と! このたった、これだけのことで不思議なことが起こった。たった一行のメールで!
 
次に私が気が付いた時には、税務申告事務を始めていたのだ。あっと思った。
 
「大島さんは、怠け者ではないよ。頑張って」と言って貰った、たったこれだけのことで、
 
あれほど嫌に思って後回しにしていた仕事を、さっと始めていたことに驚く。
 
それを伝えると、「いいね。褒めて褒められて嬉しい!私も春巻き作ったよ。」だって!
 
彼女も、春巻きを作って美味しく食べたと言って来た。
 
しかも「褒めて褒められて嬉しい!」とは? 私は、何を褒めたのだったかな?
 
実際、いつも彼女のことを褒めているので(そう思っているので)、何で褒めたか忘れた。
 
 
私は、あの観音様ののばらさんを失って、今も失意の底にある。
 
やさしいBちゃんに縋ろうとしているのではないかと、申し訳ない気持ちがしていたのに、
 
彼女は、嫌がらずに優しく受け止めてくれている。「褒めてもらったから、春巻きを作れたよ」
 
と喜んでくれている。誰に感謝したら良いのかと思う。
 
もちろんこんな時は、いつも両親に感謝するのだけれど。
 
 
 
<ついでに、白菜の本漬けも頑張れた。>
 
急に元気が出てやる気が起きた私は、それだけでなく、白菜の二度漬け迄してしまった。
 

先日、素晴しいタッパーウエアを見付けた。

私は、若い頃タッパーに凝っていたので、ありとあらゆるタッパーが家にある。

この大きさは、白菜一株分に、まさにぴったりではないか?ラッキー!

 

先日、2回目の自己流白菜漬け物を始めていた。

チタンのボールで、一日日光に干して,次に塩をして、お皿などを

重ねて、その上にこのタッパーに水を入れて重しにしていた。

白菜を裏返しにして、もう一日重しをすると、水が出て来たので

本漬けをしなければと思いながら、めんどくさくて、横目で見ていた。

(やる気無し!無視、無視!!)

 

ところが、エクセルでの申告事務をサッサと始めると、急にルンルンして来て、

愚図な私としては珍しく、ついで仕事で、こちらもサッサと本漬けをしてしまった。

ジップロックに入れて、鷹の爪、昆布小口切り、柚子の皮を入れて空気を抜いた。

それを、チタンボールに入れて冷蔵庫に納めた。

私って、いつの間に、真面目な働きもんになったのかな?と自画自賛した。

豚もおだてりゃ木に登る

というやつらしい。

気になっていた2つのこと、(1税務申告事務開始、2、白菜漬けの本漬け)を、

二つとも早々とやったよ。Bちゃんありがとう。お互いに、褒め合おうね。^^

 

 

 

 

 

 

 

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