高島平発・文化的居場所「ミストラル」への夢

地域をファッション・音楽・お酒の“文化”の力で元気に!……地元に文化的な居場所作りを模索しています。

カレー屋が米を作れば、日本が儲かる?

2009年01月23日 04時02分35秒 | ●美意識・ファッション・デザイン私的考察
今日(22日)は今から27年前に、全国の小中学校の給食でいっせいに、カレーが出されたのを記念した、“カレーの日”だそうです。

そして昨日、yahooでカレーに関連する面白いニュースを見ました。

カレーの大手メーカーであるハウス食品が、カレーに相性が良いカレー専用の、
「華麗舞」なる米を発売したそうです。

日本人にお馴染みの「ジャポニカ米」と、東南アジアの「インディカ米」を掛け合わせて作られたそうなんですが、内部は「コシヒカリ」並みに軟らかく、表面の粘り気が少ないため、塊にならずカレーによく馴染むそうなんです。

取り敢えず5000セット限定で発売するとか。


この米はハウス食品と、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構の共同開発誕生したそうです。

これで普段、何気なく食べてるカレーライスが、いつもとは一味もふた味も違うカレーライスになるでしょう。

食に対してのひとつのこだわりなんでしょうが、カレー食品のメーカーが、米まで開発したところに価値があると思います。

今あるもの(カレー)が魅力が増す商品開発発想がいいですし、世界の食通や料理人から喜ばれ、日本の食文化の評価も高まることでしょう。

その内に、カレーに合うビールとか、お酒も出てくるかもしれません。

安くて大量供給の海外米も、競争相手にする必要はありません。

今こそ飽食から、美食の時代です。

日本の農地は余っていますし、今の社会状況なら作る人手にも困らないはず。

今までは車をいっぱい作り、一部の企業だけが儲かっていました。

工業製品は作り、売り過ぎは摩擦を起こします。

ところが美味しいもの、美しいものと“美”の付くものは、多ければ多いほど喜ばれます。

しかも魚などと違い、乱獲による資源の枯渇がありません。

今こそ日本は“美”の付くもので、世界を席捲しようではありませんか。


今日もこんな時間に“成年”の主張でした。


昨夜、某パブに寄ってなければ、昨日書けたものを・・・