高島平発・文化的居場所「ミストラル」への夢

地域をファッション・音楽・お酒の“文化”の力で元気に!……地元に文化的な居場所作りを模索しています。

まだ、おフランスはお好き?

2009年08月19日 02時16分30秒 | ●“私を支える”一言・本・音楽.etc・・・
今から20年程前のバブル時代の頃、ある大手代理店の仕事を請け負っていたのですが、丁度、11月の第3水曜日の日に、その代理店で打合せをしておりました。

夜の10時を回った頃に打合せが終わり、帰ろうとした時にタキシードやドレスで着飾った集団と、ロビーですれ違ったのです。

代理店の人に聞いてみると、翌日がボジョレー・ヌーヴォーの解禁日で、これからカウントダウンパーティーをするとのこと。

流行の先端を行く広告代理店だから、ナニゴトも派手なのは分かりが、何かとても違和感を覚え、今日まで過ぎてきました。

その時のモヤモヤ感が、スッキリするような本を読み終えました。

著者は木村泰司で、本のタイトルは『西洋美術史から日本が見える』と云う本です。

堅いタイトルですが、芸術や文化の本来の意味が気軽に分かる、肩の凝らない本です。

内容は西洋文化を表面的にしかとらえない、日本人への警鐘の本とでも云えましょう。

と、云っても決して難しくない内容ですし、芸術や文化が今までより身近になると思います。

代表的な項目の見出しを紹介すると、

“何処も同じ考”、“セレブ考”、“ワイン考”、“私的グルメ考”、“西洋かぶれ考”等と、エスプリたっぷりの内容です。

海外旅行に行かれる方は、是非御一読を!


何か怖ろしく政治のレベルの低い国ですので、こういう本でも読んで、自分達で民度を上げる努力を、しなければいけないような気がしますので・・・


*19・20日は宮崎出張で、ブログを更新出来ないかもしれません・・・(涙)
コメント
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