高島平発・文化的居場所「ミストラル」への夢

地域をファッション・音楽・お酒の“文化”の力で元気に!……地元に文化的な居場所作りを模索しています。

“バタフライルート”

2010年06月14日 10時48分54秒 | ●雑記録
月曜日の雨は好きではありませんが、気温が上がる季節になると、涼しくて気持ちもいいものです。

今日の雨は悪くありません。


今から10数年前に書かれた本なのですが、立花隆が自然科学の科学者7人と対談した、「マザーネイチャーズ・トーク」という本があります。

その本を、そろそろ読み終えるところだったのですが、その中に動物行動学の学者の話しで、“バタフライルート”の存在を知りました。

何種類かのチョウが日本にはおりますが、幼虫の時に食べる植物が違うので、その場所の植物の違いによって、チョウの飛ぶ道が全然違うそうなんです。

もちろん、チョウの種類によっては、雑食?的な種類もあり、バタフライルートのないチョウもおります。


昨日の朝日新聞で、品川区がそんなチョウの習性を利用して、3年前から「蝶の道プロジェクト」を、進めているのを知りました。

チョウの好む草花を学校等で育て、子供達がチョウの観察を通して、命の大切さを学ぼうという、プロジェクトなんです。

そのためにチョウの「食草園」が、同区内で40ヶ所を超えるとか。

殺伐とした現代社会ですから、自然科学に目を向けるのは、これからもっと大事になると思います・・・


オヤジの私も、高島平に“夜の食草園”が3~4ヶ所あり、毎週、定期的に飛んでおります。

そこには好みの“花”が咲いていたり、同行してくれる“花”の存在があるから、飛べる?訳でもあります。

先週も、山ノ神に分かると怒られますが、3~4回は飛んでしまったでしょうか・・・


昨日の新聞を読んで、身近に子供たちのために“昼の食草園”、オトナたちには“夜の食草園”が必要なんだなぁ~と思いました。

人間科学的にも・・・
コメント
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