高島平発・文化的居場所「ミストラル」への夢

地域をファッション・音楽・お酒の“文化”の力で元気に!……地元に文化的な居場所作りを模索しています。

話もろくにしなかった父 一番私を信じてた・・・

2013年01月18日 00時13分01秒 | ●“私を支える”一言・本・音楽.etc・・・
私が東京に出てきてから、独り暮らしの時も、結婚してからも、田舎から何度も小包が送られてきました。

何年経っても、その時に送る父や母の気持ちは、同じだったと思います。


そんな父も、昨年から体がめっきり弱くなり、東京に送るのもままならぬくなりました。

86歳ですから、当たり前でもあるのでしょうが、どんな時も強い父だっただけに、それが現実になると、とても寂しいものです。


今日、父宛に小包にして、健康食品を送りました。

これからは、こちらが送り続ける番です。


決して、感謝しきれることはないでしょうが・・・




  『ふるさとからの声』 作詞:成底ゆう子・島崎伸一 作曲:成底ゆう子

   故郷から届いた包み 少しの野菜と缶詰と
   箱の下には折りたたまれた 母の手紙がありました

  「元気でいるの? 今年は帰るの? お金を少し包みました。
   父さん 昨日心配してた たまには声でも聞かせてね」

   こんな田舎じゃ 夢も見れない 出てきた都会 夢見失い

   泣いて 泣いて 悔しい程に 自分の弱さと向き合えず
   私の夢を一緒になって 追いかけてる愛に気づいて
   見慣れた文字に 涙が滲む


   憧れたように 生きては行けず 思うよりも 心はもろく
   耐えきれずに 夜中の電話 泣きじゃくる私に父は言う

  「描いた道を 生きて行けばいい お前の涙 全部受けてやる」

   泣いて 泣いて 悔しい程に 自分を信じてあげられず
   話も ろくにしなかった父 一番私を信じてた
   励ます声に 愛が満ちてゆく

   泣いて 泣いて 悔しい程に 自分の弱さと向き合えず
   私の夢を一緒になって 追いかけてる愛に気づいて
   見慣れた文字に 涙が滲む

   泣いて 泣いて 嬉しい程に 故郷はいつでも 側にある
   母なる流れの宮良川よ 父なる姿の於茂登岳
   心の道は 変わらない景色


『ふるさとからの声』 - 成底ゆう子
コメント
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