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霧雨の中で良寛の句に見入る!

2009年05月11日 | ここで一服・水元正介
★ 先月下旬に、亡き義父の法事がございました。お寺の上がり口の良寛作の句碑に見入ってしまいました。「焚くほどは 風がもてくる 落葉かな」という句に、自らの心境を重ね合わせてみました。

★ 句碑の正面に簡易喫煙所があったので、句碑のそばで一服してから、霧雨の中、空き缶を利用した灰皿に吸い殻を捨ててきました。良寛さんは「世を捨て、欲を捨てなければ、物事の本質は見えてこない」と考えていたようですが、この句にはまさに済んだ心でなければ、決して見えない心境が見事に表現されていると思いました。
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