◎ 李白作の漢詩に、「廬山の瀑布を望む」という七言絶句がございます。現在、私が先生をしている三田吟詠会でお稽古しています。全文を紹介しますと、「日照香爐生紫煙 遥看瀑布挂長川 飛流直下三千尺 疑是銀河落九天」の4行だけです。
◎ その中で、1行目の「日照香爐生紫煙=日は香爐(こうろ)を照らして 紫煙(しえん)を生ず」については、「山々を日が照らし、そこから靄(もや)が立ちのぼっている」という意味です。
◎ 紫煙といえば、たばこの煙もかつてはそう呼ばれています。明らかに「良いイメージ」「好ましいモノ」と受けとめられていたのです。しかし、時代が推移し現在の「たばこの煙」は「受動喫煙」として、悲しいかな世間の非難の的にされているのです。
◎ その中で、1行目の「日照香爐生紫煙=日は香爐(こうろ)を照らして 紫煙(しえん)を生ず」については、「山々を日が照らし、そこから靄(もや)が立ちのぼっている」という意味です。
◎ 紫煙といえば、たばこの煙もかつてはそう呼ばれています。明らかに「良いイメージ」「好ましいモノ」と受けとめられていたのです。しかし、時代が推移し現在の「たばこの煙」は「受動喫煙」として、悲しいかな世間の非難の的にされているのです。