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大豆は世界を変える

2021年02月05日 | O60→70(オーバー70歳)
昨夜のテレ東「カンブリア宮殿」には不二製油の清水社長が登場しました。あんまり面白いから、テレビ画面の写真を撮り忘れてしまいました。

製油会社としては最後発、苦難の末にチョコレート用油脂で軌道に乗りました。さらに、豆乳は遠心分離できなかったのですが、不二製油は2〜3年で開発し特許取得(USS製法/大豆の分離分割技術)します。

2代目西村社長の信念「大豆が世界を救う」が今でも生きており、大豆の絞りカスの中の30%がタンパク質、これを家畜のエサだけにしておくのはもったいない、と思ったのが原点だったそうです。

しかし、ずっと赤字続きで、清水社長になったからも株主総会では「大豆ミート事業からの撤退」を要求されますが、「大豆ミートを辞めたら不二製油らしさがなくなります」と説得します。

創業者は滋賀県近江商人で、三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)の考えがありました。これまでの不二製油は「企業相手のBtoBでしたし、これからも変わりませんが、ゆくゆくはBtoCに修練していくと信じています」と述べました。

そこで、「アップデート」という大豆ミートから作った商品を消費者に販売するお店を出店して、消費者からの反応を絶えずチェックしています。

また、一風堂の豚骨スープも開発し、一風堂会長からのお墨付きをいただき、今月から発売されました。振り返れば、バブル全盛の1990年に大ブームとなったティラミスでは、それを可能した黒子だったのですね。

ファミマのトルティーヤも発売にこぎつけ、お寿司のネタまで作っちゃう。大豆のウニは高級レストランの食材に採用され、次のヒットを狙うのは食パンである。3年経過し、どうにかコンビニやスーパーにアプローチしているそうです。不二製油さんのファンになりました。これからの躍進が期待されますね。
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母の手縫いの長丹前について

2021年02月05日 | O60→70(オーバー70歳)
母が縫ってくれた綿入れ半纏のほつれは、うまく補正できたのですが、同じく母の手縫いの長丹前(どてら)には虫食い穴が大小数カ所ありました。




寝床で使用するから、つぎ当てでも良いと考え、同じような色の生地を上から縫い付けました。まぁ、これなら当分大丈夫です。
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