たばこの気持ち

◎　ときどきしか吸わないので、まだ最初の１本を取り外していません。完全に味がしなくなるときの判断は、けっこう難しそうですね。１０分ぐらい口に含んでいると、たばこを吸った感じがします。

◎　明らかに、「禁煙パイポ」とは違っていますし、たばこの味がして満足感もあります。ただし、柔らかいフィルターの感触とは異なっているので、吸い口の固さに慣れることが必要ですね。

◎　李白作の漢詩に、「廬山の瀑布を望む」という七言絶句がございます。現在、私が先生をしている三田吟詠会でお稽古しています。全文を紹介しますと、「日照香爐生紫煙　遥看瀑布挂長川　飛流直下三千尺　疑是銀河落九天」の４行だけです。

◎　その中で、１行目の「日照香爐生紫煙＝日は香爐（こうろ）を照らして　紫煙（しえん）を生ず」については、「山々を日が照らし、そこから靄（もや）が立ちのぼっている」という意味です。

◎　紫煙といえば、たばこの煙もかつてはそう呼ばれています。明らかに「良いイメージ」「好ましいモノ」と受けとめられていたのです。しかし、時代が推移し現在の「たばこの煙」は「受動喫煙」として、悲しいかな世間の非難の的にされているのです。

◎　７月１１日（日）の男子プロの決勝は見ごたえがありましたね。テレビを身ながら、私は久しぶりに感動させられました。兼本貴司が後半の大逆転で、ツアー通算２勝目を飾ったわけですが、２つのイーグルとバーディラッシュで、あっという間に６打差をひっくり返したのです。

◎　ご本人は、「僕は遅咲き。若けりゃいいってもんじゃない。地道にやれば、４０歳になっても活躍出来る」と述べたそうです。試合には、トヨタレンタカーで借りてきた「ヴィッツ」で通ったそうですが、今回優勝の副賞が「レクサスRX450h」という高級ハイブリッド車、良かったね。

◎　それから、テレビではちょっとしか見えなかったけれど、兼本プロはたばこを吸っていました。かつては喫煙するゴルフプロは多く、テレビ放映中でも普通に見られましたが、現在は皆無に近いなかで、兼本プロの喫煙している後ろ姿は本当に珍しく、自分としては嬉しい気持ちになりました。

▼　つかこうへいさんが、昨日、６２歳で逝去されました。心からご冥福をお祈り申し上げます。私は２０歳の頃から、ずっとつかこうへいさんのファンでした。たくさんの作品に励まされ、落ち込んだとき、悩んだとき、絶望感や劣等感に悩まされたときなど、それを「笑い飛ばしてしまう」ような勇気をいただきました。

▼　ちょうど、「熱海殺人事件」の映画を撮影している時期だったと記憶していますが、東海道新幹線の食堂車へ行ったら、私たちが座った斜め前に、つかこうへいさんが役者とスタッフの方の３人でビールを飲んでいました。もちろん、つかこうへいさんは「ハイライト」を手にしておられました。サインをもらおうとも考えましたが、「らしくないな」と思いとどまりました。

▼　ゼロスタイルミントだけを吸っているわけではないのですが、２日目でも味は飛んでいませんでした。なかなかの優れものだと実感しました。普段はマイルドセブン・インパクトワンを吸って、ときどきゼロスタイルミントにするという選択肢も「有り」ですね。

▼　とくに、飛行機での移動や公共施設内で、すごくたばこが吸いたくなったときなどには、絶対にいいと思います。そう考えると、新しい「たばこ」の形として確実に認知されていくのではないか、といえるでしょう。

▼　やっとのことではありますが、東京都内で限定販売されている「ゼロスタイルミント」を買うことができ、そのうちの１本を吸ってみました。１本で半日から１日分とのことですが、そこまで続けては吸っておりませんし、たばこらしさという点では、物足りなさを感じたものの、「有りだな！」とは思いました。

▼　煙がまったく出ない「たばこ」という新機軸は、市場における「売り切れ続出」を招いているようです。生産が間に合わないとのことですが、いずれば落ち着いてくることでしょう。東京だけではなく、全国に行き渡った上でどこまでの消費量になるのか、たばこ好きの自分としては興味のあるところです。

＊　庭で育った小さなナスです！

▼　今日の夕方、パートから帰宅したカミさんと夕食をとってから、二人で近所の小学校へ市長選と参院選の投票に行ってきました。現在、テレビでは開票の最中ですが、自民党の勝利、民主党の敗北（与党としての過半数に届かず）、みんなの党の大躍進という形勢にあります。

▼　私の投票した比例区の候補者は早々と当確になりましたが、栃木選挙区は接戦模様であり、まだ結果が出ておりません。ウィスキーの水割りを飲み、マイルドセブン・インパクトワンを吸いながら、参院選のすべての結果が出るまで起きていようと思います。

◎　どうにか、マイルドセブン・スーパーライトからマイルドセブン・インパクトワンにチェンジできつつあります。でも、予想していたとおり１日２０本であったものが、２５本近くまで増えてしまいました。味にも慣れて、美味しくなってきたようです。

◎　一定量のニコチン・タールを継続して吸い続けていたのですから、６ミリから１ミリに乗り換えるとなれば、どうしても本数が増えてしまいます。わかっていたことながら、なかなか思うようにいかないものですね。

◎　ガソリン車の乗用カートに比べ、坂道などでは馬力不足は否定できませんが、排気ガスの臭いもなく、音も静かなのでゴルフ場のカートが電動カートだと、私はとても嬉しくなります。

◎　画像のカートはイーストウッド・カントリークラブのものです。カートにも着脱式の灰皿が付いていました。そして、私は、たばこを吸いながらカートを運転しなくなりました。

◎　野球賭博が世間を騒がし、ゴールデンタイムで必ず放送されていた「阪神・巨人戦」もめっきり目にする機会が少なくなりました。直近の阪神・巨人３連戦については、見事な打撃を発揮し１～２戦と連勝したのですが、日本テレビで昼過ぎから放送された３戦目は、チャンネルをひねった途端、「０対７」という残念な内容でした。

◎　しかし、現時点で首位巨人とは３ゲーム差であり、今年の阪神タイガースは大いに期待できそうです。私も、たばこを「マイルドセブン・インパクトワン」に替えたことでもありますし、ぜひともセリーグのナンバー・ワン、そして日本一になって欲しいと思っています。