ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

TETOTEYA・りんご箱文庫・読書会~2024.10.29

2024-10-29 22:15:24 | 本の少し
TETOTEYA・りんご箱文庫・読書会~2024.10.29

TETOTEYA・りんご箱文庫
~店主に会える読書会~
2024年10月29日(火)14:00~15:30

今日は、りんご箱文庫の読書会。
飛び入りさんも来られてにぎやかに、本についての思いを自由に。
本を通して皆さんの人となりが見えてくるのが楽しおます。

色んな、自主出版などの本や興味ある絵本なども多く紹介していただき、
手にできるモノは読んでみようと・・・・。

次回は、12月10日(火)14:00~15:30・
TETOTEYAさんにて開催です。



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忙中閑語~安野光雄

2024-10-29 09:09:09 | 本の少し
 ☆☆☆

安野光雄さんのまさに。覚書のおもちゃ箱。エッセイがあれば、本の覚書、どこかの校歌、工作の図面、又聞きしたようなおもしろい話し、片付けられなくておもちゃ箱にほり込んで、あふれかえっているような箱。

何を引っ張り出そうかと悩んでいる、その時が楽しみの瞬間ですな。




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存在のすべてを~塩田武士

2024-10-28 08:08:08 | 本の少し
☆☆☆ 

久しぶりに読んだ小説。楽しめたような、楽しめなかったような。私にはやはり小説は肌が合わないようです。

最初誘拐事件と思いきや、その後絵画に関する知識を散りばめた絵画的蘊蓄話に、又訳あってその誘拐された子供を連れて逃避行に・・・。

何故か、小説づくりを無理やり複雑にしようといろんな糸を無理やり絡ませているような、それも絹糸と麻糸の絡み憎い糸を無理やり絡ませて、ざわつきを作っているような・・・どこか、後味が悪く感じるのは私だけでしょうか。

小説が肌に合わなかった、ごまめでございました。


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大阪の生活史~岸政彦

2024-10-24 10:10:10 | 本の少し
☆☆☆☆

大阪に住む人の自分史。150人ものそれぞれの生活が生々しく語れる。言っては失礼だが、庶民のそれも底辺で暮らしている方も多く、犯罪に近くすれすれで 生きている。でもどの方もあがきながらも明るく前向きに逞しく、喜びも悲しみも、あらゆる希望とあらゆる絶望がある。

そのすべてを包み込んでくれる街、大阪がある。


1300ページもある、内容も重量も重い本です。
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歴史とともに楽しむ日本の美しい色~魚田昌美

2024-10-22 10:10:10 | 本の少し
 ☆☆☆

この頃、落語をするんで着物を着る機会が多く、季節によって着る着物も違って何を合わせるのか、悩みながら楽しんでいます。

そのヒントになればと手にした本。まさに日本の花鳥風月に映える、美しい色と組み合わせ。その微妙な色についた名称がなんと粋なことか・・・。

例えば、幽玄の美意識で語られる「墨色」これは水墨画の墨の色で「黒の五彩」(焦・濃・重・淡・清)の中の「焦」にあたる色。それに続いて「焦・こげ」「丼鼠・どぶねずみ」「素鼠・すねずみ」「銀鼠・ぎんねずみ」「白鼠・しらねずみ」がある。
単なるモノトーンでこれだけの微妙なる世界を描き分ける日本のすばらしさ・・・・。ある方が言っていましたが、日本人の目が黒いのが成せる技だと・・これは定かではありませんが・・・。

日本の美しい色・・・よろしおますな。


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ボケ日和~長谷川嘉哉

2024-10-17 07:07:07 | 本の少し
☆☆☆

この前、この「ぼけより日和」のマンガ版を詠んだんですが、今回はその元版の本を。いつか来る、「ボケ」「認知症」・・・。

「認知症」になると恥ずかしいとか自分が困るというより、周りの介護の方の心身を守ること。介護者の心と生活に余裕を保つにように、いまから私ができることは、終焉から逃げるのではなく、積極的に思いと準備をしておくことだと思います。

例えば、食事が摂れなくなった際、「病院への入院」ではなく、「自宅・施設での看取り」を選択するということ、家族に宣誓、ほどほどで十分。十分です。
それまでの愛情に感謝でおます。



 
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松浦弥太郎のきほん~松浦弥太郎

2024-10-16 09:09:09 | 本の少し
 ☆☆☆☆

松浦弥太郎さんの生き方ってかっこいい。
おしゃれ、身につける物、食べるもの、そばに置くもの、そして生き方そのものにこだわり、それでいて人への優しさ、モノへの感謝などに溢れている。

日々の暮らしでの、小さな感謝を大切に・・・そこで昨日感じた、出前寄席での一席をご紹介。

「握手してください」

デイサービスでの出前寄席。終演後片付けも終えて、最後に皆さんにご挨拶に行くと、突然一人の方が飛んできて「握手してください」と、手を伸ばしてこられました。あぁ、落語喜んで貰っていたんだ。高座の上だけではなく、降りてからの喜びもあるのですね。
出前寄席って私達にまで、幸せを運んでくれるんです。

ていねいに生きると良いことがおきます。
なぜか、「ありがとう」という言葉が心の中にふわりとわいてきたごまめでございます



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マタギ列伝・下~矢口高雄

2024-10-15 05:05:05 | 本の少し
 ☆☆☆☆

マタギ、熊の狩猟から鷹匠へとシフトした雪深い里での物語。この大作が矢口高雄さんの初期のデビュー作とは、完成度といいテーマの壮大さと言いやはり最初から輝いているんですな。

生きるものと自然との関連性は、循環と連鎖からなる自然界にあって、普遍的なテーマであり、その後の代表作である「釣りキチ三平」にもつながっていく。矢口漫画の魅力は若き作品から、大いに発揮されています。


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マンガぼけ日和~矢部太郎

2024-10-14 10:10:10 | 本の少し
☆☆☆

ぼけるってイヤですよね。でも、私も間違いなしに認知症の一歩手前。今のモノ忘れがひどくなると、軽度認知障害(MCI)と呼ばれるらしいです。
あれってということが増えてくると要注意。そういう意味でも、落語の新ネタにチャレンジは良いことかも。怒りっぽいんも、わがままも、認知症の前触れかもと、要注意、笑って暮らすのが一番ですな。

それと、人間は最後は食事が摂れなくなって亡くなります。その時病院に入院するか、自宅、施設での看取りするかどちらになさいますか。この段階での「病院への入院」は避けるべきだと・・・。高齢で肉体の寿命がほとんど尽きている患者さんには苦しみを無用に長引かせてしまうと。
それに対して、自宅・施設では穏やかな最後を迎えることができます。
私たちの脳内では、食事が摂れない状態が続くと、モルヒネ様物質が放出されて、ふわふわと心地よく、苦しさも不安も恐ろしさも感じなくなります。食事が摂れなくなるのは、生命に与えられた最後の安らぎなのですと。

いまから「延命は要らない」と家族に伝えとかないとあきませんな・・・。


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がんになってわかったお金と人生の本質~山崎元

2024-10-13 05:05:05 | 本の少し
 ☆☆

何とも次元の違うお話で後味の悪い本。ご自分は年収3000万でいかにお金の使い方、財テクの仕方をとうとうと述べられているが、単に自慢話にか聞こえない。

私30代でこれからの生き方と言うならわかるが、もう70歳、ぼちぼち終活に近づいて私には、「過ぎたるは、いや、済みたるは及ばず」でもう遅いですわな・・・。



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日本の神さまと神社~「日本の神さまと神社」編集室

2024-10-12 07:07:07 | 本の少し
☆☆☆

神社について少しお勉強。八百万の神というだけあって、沢山の神さんが居られて、基本すべて並列なんですね。神話の神様しかり、民間信仰の神様も、人間だった神様も、神社の信仰の種類においても、すべて並列なんですね。

覚書として、神社信仰の種類だけ明記しときます。
八幡信仰、伊勢信仰、天神信仰、稲荷信仰、熊野信仰、諏訪信仰、祇園信仰、白山信仰、日吉信仰、三嶋・大山祇信仰、春日信仰、愛宕信仰、。

有名な処では、平安神宮、靖国神社、護国神社、東郷神社、神田神社、熱田神宮、石清水八幡宮、吉備津神社、大宰府天満宮、など、まだ行けてない神社もありますので、一度はお伺いしときたいですな。

 
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シルバー川柳14・ワシだって財布の中はキャッシュレス

2024-10-11 10:10:10 | 本の少し
 ☆☆☆☆

シルバー川柳、まさに等身大でおます。落語のマクラのヒントにでもなればと思って手にしましたが、あまりにも身につまされるのばかり・・トホホでおます。

気になった川柳は・・
・時短家電 覚えるまで 長時間
・食ったよね 食ったはずだが 何食った
・七回も 転んで起きれる わけがない
・老犬と いたわりあって 散歩する
・ワシだって 財布の中は キャシュレス
・忘れると 覚えられぬの 二刀流
・ペイペイは ヒラ社員かと 孫に聞き
・もう少し 生きれば月に 行けそうだ
・立ち上がる どうする俺は 何をする
・してみたい 一度は妻へ 口答え
・口喧嘩 今や妻から 倍返し
・来世では 探さないでと 妻が言う
・ひまを見て やると言うけど いつもひま




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ひふみん×もぎけん ほがらか脳のすすめ 誰でもなれる天才脳の秘密

2024-10-10 10:10:10 | 本の少し
 ☆☆☆

ひふみん、こと加藤一二三さんに茂木健一郎さんがインタビュー。

天才肌と言われたひふみさん。どなたにもいつもほがらかで自由奔放に接しられているように見えるが、そのような立ちるまいは全てキリスト教の信仰によることが多いようだ。
「達成できたことは神に感謝し、達成できなかったことは神の哀れみ委ねなさい。だから私は必要以上にくよくよしないと・・。」
人生に対するご自分の思い、信仰があることが、「生きがい」を常に傍に携え、きりっと背筋が伸びた日々を過ごしておられる。

笑顔でほがらか、まさに「笑う門には福来る」ですな。




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マタギ列伝・上~矢口高雄

2024-10-09 09:09:09 | 本の少し
 ☆☆☆☆☆

マタギ、熊を狩猟する男の物語。それにしても一作ずつが深淵なるテーマに基づいたお話。飽きもさせずに12作も一気に読ませてくれた・・・すごいぞ、矢口高雄さん。

鳥獣の世界も、植物の世界も、どのような仕組みで営まれていようとも、それは自然の摂理でバランスよく種族維持のためである。人間の場合も何ら変わりはないはずなのに。いまだに戦争と言う名のもとに大事な命を粗末に愚行を各地でくり返している。

愚かな成る人間・・・・。


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おひさま~矢部太郎の漫画

2024-10-08 08:08:08 | 本の少し
 ☆☆☆☆

矢部太郎さんの最新本。頼りない線、おしゃべりでないことば、さりげないゆーもあ、頼りないながらもほっこりする。丁度朝晩涼しく感じられるようになった季節の変わり目、そんな時にちょっと一休み・・・どこからとなく秋の虫の声が聞こえてきます。




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