ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

雀々さん、大爆笑~パンジョ寄席。

2008-01-12 21:13:48 | パンジョ寄席
今日、パンジョ寄席に嫁と仲良く行って来ました。

開場30分前でも、30人ぐらいの列。開場すぐほぼ満席。
回を追うごとに、チケット入手も困難になってます。

一番手は、桂二乗さん、マクラでご自分が騙された話を。
演目は「つる」、入門4年目なのに落ち着いて聞けたので、
プローフィールを見ると、昭和53年生まれ、それなりの年か。

二番手は、当初の吉弥さんと入替えで、桂雀々さんの登場。
マクラは、芸人の中でもとくに落語家は稼ぎが少ないとボヤキながら、

即、噺へと。おぉ、枝雀師匠、十八番(オハコ)の「鷺とり」。

うぐいすの場面は割愛されたが、「天王寺さんに変が」の「にわか」
部分で、「(来た、長さん、眠々、餃子、こい)北朝鮮人民共和国」と、
「西中島南方」、後一つ思い出せないが、計三つの大サービス。

サゲは、「トランポリンのように(で)、また助かった。」
と通常とは違っていました。

会場は終始、大爆笑。雀々さんの大きな動きと汗に、
負けないぐらいのお客様の、大きな笑い声。

嫁さんなんか、なんと手を叩いて笑っていました。
(寝る時もあるので、笑いのバロメーター役としては最適です。)

今年中に、師匠枝雀さんの、十八番の「宿替え」、「寝床」、「天神山」を
何としても、雀々さんで、聞きたくなりました。

三番手は、桂勢朝さん。

マクラで、「花束より札束」、「参議院より祝儀イン」
「ご声援より五千円」と楽屋見舞のルールをご教授。
「しゃれ」か「本気」か分からぬぐらいの力説ぶり・・・・・。

演目は、「桃太郎」、昨年5月に聞き、私の2007年のBEST20入りした
「勢朝さんの桃太郎」、子供の小生意気なおもしろさは随一。
(マクラ扱いでの春団冶師匠があるが)

でも、他の噺が聞きたい。
今度は演目の決まっている公演、狙い撃ちか。

とりは、桂吉弥さん。マクラでの「ちりとてちん」の裏話を
大いに期待していたのは嫁さんだけか。
(嫁さんだしに使うな。実は私も「ちりとてちん」ファンです。)
(それにしても草若師匠、落語、下手ですな。
・・・でも、草々は、なかなかやりますな。)

演目は、「崇徳院」。私も好きな噺だけに
、今日は妙に、硬く、楷書っぽくきこえました。
去年は、「青菜」、「ちりとてちん」、「肝つぶし」、「七段目」、
常に面白く楽しませてくれた吉弥さんですが。
枠をはずした、吉弥さんをみたいのは私だけか、
はたまた贅沢なのか。

でも今年も、都合のつく限り、
吉弥さんの準「追っかけ」は続けます。

この、ブログを書こうとして、良かった事が一つ発見。

今日、聞いたマクラでさえ、思いだすのに四苦八苦。
これは、「老人のぼけ対策」として今から準備として良いかも。

今晩は、雀々さんの唯一の所蔵CD「八五郎坊主」を聴いて寝ます
では、「おやすみなさい」です。


パンジョ寄席

2008年1月12日(土) 午後2:00開演

一、桂二乗・・・・・・「つる」
二、桂雀々・・・・・・「鷺とり」
三、桂勢朝・・・・・・「桃太郎」
四、桂吉弥・・・・・・「崇徳院」


08-02
コメント
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