りん吉ちゃん、しばりの位置で登場。
京大出と小学生。プロとアマ。キャリアの差は。
どちらがどうというよりは、お互いの色がでればと。
そういう意味では、りん吉さんの落語は、上手いだけでは無く、
近頃めっぽう、味がでてきましたな。
会うたびに進化しているりん吉ちゃん、
のびざかりで、楽しみが、うんと膨らみますな。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一、桂福丸・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「平林」
上手いなふぁ。平林で、小学生の子供たち、大笑い。
丁稚が、主人をなぶって、何度も聞き返すところから、笑いの渦。
丁稚、根っからのアホではなく、賢いような、そうでないような。
「いま、いうた」、「いま、聞いた」、「いま、忘れた」という丁稚。
子供のかわいさが感じられる。
どんどん、進化する福丸さん、本格的ネタを演りだしたら、
おもしろみは、更に倍増すること、まちがいなし。
二、りんりん亭りん吉・・・・・・・・・・・「つる」
りん吉ちゃんのファンで、会場はいっぱい。
実をいうと、あとの2回、3回目より、早朝に関わらず、
多くのお客さま。・・・・客を呼べる噺家、りん吉ちゃん。
マクラから、しっかり時事ネタの定額給付金。
我家にも、もうきましたが、父と母と私の3人家族ですが、
私が2万。・・・・・・、我家では、私が稼ぎ頭です。
「つる」、しっかりした口調で、独特の間がりん吉さんの味になる。
親子寄席で、同じ年の小学生にも、大うけ。
サゲは、「くびなが鳥のメンはどうしたんや。」
通常の「黙って飛んできたんや」ではなく
「その日は、飛んで来なかった」と、めずらしいサゲで終る。
どんな、噺家になるのか、5年後、10年後が楽しみですな。
三、千田やすし・・・・・・・・・・・・・・・・・「腹話術」
川上のぼるさんの弟子。
この前、のぼるさんを繁昌亭で聞いたが、ほぼ同じ。
坊やではじまり、六甲おろしで終る。
衛星中継の、画像と音声がずれるのをするが、
いっこく堂のように、感動、拍手がないのは、なぜ。
完成度が違うのか。
全体に、何か現在の、笑いのスピードにづれているのか。
腹話術より、単なるビヨンセのあて振りの方が受けるのは、
受け手の客が昔とは、変わってしまったんでしょうな。
進化のなかに、古典あり。
坊やの名前は、「ひかり」ちゃんでした。
四、桂文太・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「軽業」
小学生や、初めて落語を見る人も多い中での、「軽業」
笑いの少ない噺なのに、なかなかのもの。
あえて出すのは、りん吉さん用か。
笑いの少ない噺ながら、「清やん、これみよか」で笑いをとる。
物売りも、見世物小屋も、お囃子が入り賑やかさでは
上方落語の良さが発揮できる演目だが・・・・。
なぜ、このネタなのか、文太師匠に聞きたくなった。
「取ったら、もぎ取り」・・・「替わろ。替わろ」
「平林」、「つる」、「軽業」
まあ、基礎ネタ、前座ネタ、の勢揃いか。
でも、福丸さんも、りん吉さんも立派なできでしたで。
「長口上は、大怪我のもと」なので、これで・・・おしまい。
昭和の日・田辺寄席・第一回公演
2009年4月29日(水)午前10:30開演
苗代小学校
一、桂福丸・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「平林」
二、りんりん亭りん吉・・・・・・・・・・・「つる」
三、千田やすし・・・・・・・・・・・・・・・・・「腹話術」
四、桂文太・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「軽業」
09-29-123
京大出と小学生。プロとアマ。キャリアの差は。
どちらがどうというよりは、お互いの色がでればと。
そういう意味では、りん吉さんの落語は、上手いだけでは無く、
近頃めっぽう、味がでてきましたな。
会うたびに進化しているりん吉ちゃん、
のびざかりで、楽しみが、うんと膨らみますな。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一、桂福丸・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「平林」
上手いなふぁ。平林で、小学生の子供たち、大笑い。
丁稚が、主人をなぶって、何度も聞き返すところから、笑いの渦。
丁稚、根っからのアホではなく、賢いような、そうでないような。
「いま、いうた」、「いま、聞いた」、「いま、忘れた」という丁稚。
子供のかわいさが感じられる。
どんどん、進化する福丸さん、本格的ネタを演りだしたら、
おもしろみは、更に倍増すること、まちがいなし。
二、りんりん亭りん吉・・・・・・・・・・・「つる」
りん吉ちゃんのファンで、会場はいっぱい。
実をいうと、あとの2回、3回目より、早朝に関わらず、
多くのお客さま。・・・・客を呼べる噺家、りん吉ちゃん。
マクラから、しっかり時事ネタの定額給付金。
我家にも、もうきましたが、父と母と私の3人家族ですが、
私が2万。・・・・・・、我家では、私が稼ぎ頭です。
「つる」、しっかりした口調で、独特の間がりん吉さんの味になる。
親子寄席で、同じ年の小学生にも、大うけ。
サゲは、「くびなが鳥のメンはどうしたんや。」
通常の「黙って飛んできたんや」ではなく
「その日は、飛んで来なかった」と、めずらしいサゲで終る。
どんな、噺家になるのか、5年後、10年後が楽しみですな。
三、千田やすし・・・・・・・・・・・・・・・・・「腹話術」
川上のぼるさんの弟子。
この前、のぼるさんを繁昌亭で聞いたが、ほぼ同じ。
坊やではじまり、六甲おろしで終る。
衛星中継の、画像と音声がずれるのをするが、
いっこく堂のように、感動、拍手がないのは、なぜ。
完成度が違うのか。
全体に、何か現在の、笑いのスピードにづれているのか。
腹話術より、単なるビヨンセのあて振りの方が受けるのは、
受け手の客が昔とは、変わってしまったんでしょうな。
進化のなかに、古典あり。
坊やの名前は、「ひかり」ちゃんでした。
四、桂文太・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「軽業」
小学生や、初めて落語を見る人も多い中での、「軽業」
笑いの少ない噺なのに、なかなかのもの。
あえて出すのは、りん吉さん用か。
笑いの少ない噺ながら、「清やん、これみよか」で笑いをとる。
物売りも、見世物小屋も、お囃子が入り賑やかさでは
上方落語の良さが発揮できる演目だが・・・・。
なぜ、このネタなのか、文太師匠に聞きたくなった。
「取ったら、もぎ取り」・・・「替わろ。替わろ」
「平林」、「つる」、「軽業」
まあ、基礎ネタ、前座ネタ、の勢揃いか。
でも、福丸さんも、りん吉さんも立派なできでしたで。
「長口上は、大怪我のもと」なので、これで・・・おしまい。
昭和の日・田辺寄席・第一回公演
2009年4月29日(水)午前10:30開演
苗代小学校
一、桂福丸・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「平林」
二、りんりん亭りん吉・・・・・・・・・・・「つる」
三、千田やすし・・・・・・・・・・・・・・・・・「腹話術」
四、桂文太・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「軽業」
09-29-123