![]() | ジーノの家―イタリア10景 |
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文藝春秋 |
今年読んだのは、ほぼ100冊。そのうちブログに書いたのが84冊。
☆☆、星二つ以上で印象に残ったの40冊の中から、20冊だけを選ぶと。
今年のBEST・1は、
今年、最後に読んだ本・・・・・「ジーノの家・イタリア10景」(内田洋子)で決まり。
この、エッセイでありながら、イアタリアの風景と小説の様な出来事にドキドキハラハラ。
穂村弘さん、佐藤真由美さん、東直子さん、枡野浩一さんなど、短歌の人たちの本と。
今年は、「どうらく息子」に「昭和元禄落語心中」「えーカミさんを一席」など落語漫画にもはまる。
でも、素直に並べると、女流作家が多いこと、結構、おばさん波長で合ってるんでしょうな。
来年はどんな本に出会うのか楽しみですな。
ごまめの・今年のBEST20
①「ジーノの家・イタリア10景」、内田洋子・・・12・24・・事実は小説より奇なり、年の瀬にサンタからの贈り物の一冊。
②「仏果を得ず」、三浦しをん・・・・01・12・・・文楽とは決して古めかしいものではなく、私たちの日々の生活で活きている。
③「ひとりの夜を短歌とあそぼう」、穂村弘、東直子、沢田康彦・・4・10・・落語も短歌も同じ、それは「緊張と緩和」
④「べんとうの時間」、阿部了、直美・・・・・05・13・・お待ちどう続編・・・・今年も、想いで愛情弁当に軍配。
⑤「どうらく息子」、尾瀬あきら・9・4・「おまえはどんな噺家になりたいんだ」「人の了見を推し量れ」、6巻発売が待ち遠しい。
⑥「昭和元禄落語心中」、雲田はるこ・8・9・初の漫画、それも女性コミック。筋立ては落語世界どっぷりで、おもしろい。
⑦「恋するカノン」、佐藤真由美・・8・19・・今も昔も想いは同じ・・古き万葉の時代に、恋する歌音(カノン)
⑧「落語物語」、林家しん平・・6・12・・師匠のカミサン、葵さんに惚れちまった、ごまめでございます。
⑨「恋する言葉」、佐藤真由美・・7・12・・涙っぽくなったのか、短歌の世界に心地よく彷徨う。
⑩「上方落語の四天王」、戸田学・・1・7・・四天王、各々の特徴を演目紹介とともに、的確に分析しつつ解り易く紹介。
⑪「落語はライブで聴こう」八木忠栄・・8・2・・過去の名人を褒め上げるのではなく、現実に落語を聴き、一期一会を大切に。
⑫「一人で始める短歌入門」、枡野浩一・5・4・・簡単なことばでの、短歌に共感。
⑬「権太郎の大落語論」、柳家権太楼・8・14・・寄席芸人としての信念が随所に表れる、権太楼さんの落語論。
⑭「卵一個ぶんのお祝い」、川上弘美・・6・26・・最後の二行にどれだけの時間が割かれているか、後味すっきりの日記です。
⑮「三題噺・示現流幽霊」、愛川晶・・3・13・・神田紅梅亭寄席捕物帳シリーズ第4弾。でも今回で終了、残念。
⑯「談志のことば」、立川志らく・・4・24・・亡くなられた談志師匠と志らくさんの交換日記。
⑰「おじさん図鑑」、なかむらるみ・・6・5・・おじさんはもとより、おじさんに興味ある方は必見。(女房も買って家に二冊ある)
⑱「一之輔、高座に粗忽の釘を打つ」、春風亭一之輔・11・24・・その噺のキモ、演出のスポットのあて方で噺はどう変わるのか。
⑲「わかったと思うな」、中部銀次郎・・11・6・・珍しくゴルフの本。自分との戦い、いかに平常心を保てるか・・・。
⑳「若き餓エーテルの悩み」、桂文我・文紅・・8・7・・「若き飢エーテルの悩み」・・文紅さん・・清く正しく・・面白くでおます。
今年も一年、ありがとうございました。
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