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ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

大人の流儀・6「不運と思うな」~伊集院静

2018-06-18 21:21:21 | 本の少し
不運と思うな。大人の流儀6 a genuine way of life
クリエーター情報なし
講談社

☆☆☆

今朝、大阪ではM6.1の地震が。
北摂が震源地、朝の通勤時間直撃でJR、私鉄が運転を見合せて完全にマヒ。

私も、阪和線で電車の中で、大阪へも久米田にも戻れず立ち往生。
会社には連絡取りながら、昼過ぎには解除になると期待もしながら、
JR開通を待つことにするが、15時、17時、19時とどんどん後ろへ
ついに諦め、並行して走る南海本線目指して、徒歩で移動。

もう少し、早く、決断しとければ、と後悔。

それにしても、JRさん、とろいのか、慎重過ぎるのか、
この頃、復旧に時間掛かりすぎますな・・・・・。


丁度、新しくバックに入っていたのがこの本。
伊集院静さんの「不運と思うな」、タイムリーなお題。

2011年の東日本大震災を踏まえて書かれた本。
震災、お身内、友人の死。
そういう時、男として、どう振る舞うのか・・・。

こんな時に、不謹慎に聞こえるかもしれないですが。
「人は寿命で亡くなるそうである」と。

己が不運と考えた瞬間から、生きる力が停滞する。
同時にその人の周囲の人たちを切なくするだけで、
生きる上で大切な誰かのために生きる姿勢が吹っ飛んでしまう、と。

だから「不運と思うな」。

今日一日、長い缶詰め状態で、一冊、読み終えました。

今後、この本を見るたびに思い出しますな、

今日の長かった一日。そして、
すべて「不運と思うな」という言葉。
・・・・・でおますな。

コメント
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