ごまめ自家製パスタ・866~2023.04.20
“マッシュルームだけのパスタ”
ミニマル料理の、“マッシュルームだけのパスタ”を、しかしマッシュルームの量が少なかったので、アスパラガスを足して炒める。味はバター中心にできるだけシンプルに仕上げる。でもマッシュルームってあまり味がしないですね。
ごまめ自家製パスタ・866~2023.04.20
“マッシュルームだけのパスタ”
ミニマル料理の、“マッシュルームだけのパスタ”を、しかしマッシュルームの量が少なかったので、アスパラガスを足して炒める。味はバター中心にできるだけシンプルに仕上げる。でもマッシュルームってあまり味がしないですね。
☆☆☆
これも、「牛と街灯・3」で買った歌集の中の一冊。
若さがあふれる歌ばかり、でも本の前半の方が好きな歌が多いようです。
鉛筆は折れても使い切れるのに僕は折れたら使えなくなる
レジ袋辞退でポイントプレゼント! 5ポイントでレジ袋を進呈!
遺書以外残せるものが何もないせめて読んだら笑ってほしい
勢いで仕事を辞めた翌日のこんなに鮮やかな行き止まり
コンビニで酎ハイを買う 空き缶を同じコンビニまで捨てに行く
優/良/可/不可で分類されてゆく量産型の僕たちの価値
僕以外全員に台本があり僕だけ下手なアドリブをする
あなたから愛を発注したくせに今さらキャンセルなんてしないで
もうこれでおしまいだねと呟いてきみをゆっくり過去形にする
誕生日でも残業は発生しコーヒーだけがあたたかい夜
神なんて信じていない 人間の間引きがあまりにも下手すぎる
夢でしか会えない人と気が付いて正しい朝に少しだけ泣く
A君が時速5キロで15分歩いた夜の孤独を述べよ
歯車に砂を噛み込むようにして誕生日じゃなくても歳を取る
走馬灯の途中ですがここからは有料会員のみとなります
恐竜が鳥の祖先であるようにきみはヒトより天使に近い
ただそばにいてくれないかこのタダは後日請求してもいいから
落書きのような記憶のゴミ箱に気付けばきみの似顔絵ばかり
もう二度と届かないこと前提で書いた手紙が会心の出来
歌集「ゲートウェイ・ドラッグ」若杉有紀