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片桐はいりさんが俳優さんをしながら、生計の糧にしていたのが、
もぎり、映画館の入り口でチケットをきる係、18の頃から約7年間働いた。
銀座文化劇場であるが、お給金はあまり良くはなかったが、続けられたのは
ひとえに映画愛、映画館愛である。
好きが高じて、地方の片田舎の町へ行って、聞くのは
「このあたりに映画館はありますか」・・・・。
もし、あると聞けば、また昔だがあったと聞けば、居ても立ってもいられなくなり、
隣町であっても、タクシーでかけつけ、廃虚となった建物を外から覗き込む。
映画館の雰囲気、匂い、働く人、そこに訪れる人、すべてが好き。
スクリーンに出るようになっても、それは変わらなく、
舞台の上からも下からも、映画を愛する・・・はいり、さん。
天職といえるのか、業界という大きな括りのなかで
イキイキと21世紀の映画館を巡り歩く。
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