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短歌週間、第三弾。図書館で新刊入荷で短歌があれば、滅多にないので優先的に予約。店頭で買う時はパラパラとめくって、気に入った歌があれば買ってるんですが・・・。この本、店頭でさて買ったかどうかはわかりませんな・・それぐらい、私とは波長の違う歌が並ぶ。
その中でも、気になったお歌は・・・
猫柳蕾を集めたポケットに手を入れ柔かさと冬を味わう
春が来て温もり匂い立つものは良い香悪い香どちらも嬉し
ヘッドホン転がり外れ鳴り響くトッカータとフーガ昼下がりのバス
何しようなんにもせずともいいのよね朝食だって林檎とグミだけ
さっぱりと誰にも会わぬ五月晴れカップ焼きそばにこってりダイブ
雨が好き雨が好き婆婆になる所存でも亡くなる日は曇りがいいね
あまりにも、歌の雰囲気が違いに戸惑う。でも本でも(P24)、作者が言っておられるように、「変わらないこと」は歌にとって嘆くことではないと。本音の自分を探り当てられた時こそ至宝というか、歌風という「顔」は一つのほうがいいのと。
まあ、自分に合った歌人の歌に親しみつづけますわ。
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